塗料の耐久性と費用対効果について
本日は塗料の耐久性費用対効果についてご説明させて頂きます。
塗料は樹脂によって大きく耐久性が変わってきます。戸建ての塗り替えで一般的に使われている塗料の樹脂はウレタン塗料、シリコン塗料、ラジカル対応型シリコン塗料、フッソ塗料、ハイブリッド無機塗料などです。
耐用年数と平均的な価格は下記の通りです。
・ウレタン塗料(4~6年・70万円ほど)
・シリコン塗料(8~10年・80万円ほど)
・ラジカル対応型シリコン塗料(10~12年・90万円ほど)
・フッソ塗料(12~15年・100万円ほど)
・ハイブリッド無機(20年以上・120万円ほど)
※括弧内の耐用年数は一般的な状況下での耐用年数です。
耐久年数が長くなればその分お値段も高くなりますが、長い耐用年数の塗料での塗装を行った場合の方が、メンテナンスの総額的にはお値打ちになる事が多いです。
例えで言いますと、築15年程で初めての塗り替えを行い、シリコン塗料を使用すると30年後に3回ほどの塗り替えが必要にいなります。この時1回の塗り替え工事を80万円として考えると、トータルで240万円かかることになりますよね。
ではフッソ塗料で塗り替えを行った場合を関G萎えると、30年に塗り替えするタイミングは2回になります。
この時の1回の塗り替え工事を100万円とすると、200万円かかることになります。
このように、工事の回数が増えれば増える程、仮設足場の組立や施工費等がかかるため、全体でみると費用が割高になってしまいます。
施工する際の手順や工程数などはどの塗料で施工しても変わることはありません。値段の差は、塗料代とその保証にかかる費用の違いだけです。
私共でも、お客様からどの塗料がいいのか?とご質問される事がよくありますが、正直に言えば明確な答えはございません。
お客様があと何年、今の家を維持していくか。というお答えによって大きく変わるからです。
あと30年以上維持していく予定の家を耐久年数の低い塗料で回数を重ねるメンテナンス方法にしてしまいますと、コストパフォーマンスが低くなっています。
逆に言えば、あと10年程で転居や建て替えをお考えのお客様に、耐用年数の高い塗料で塗り替えを行ったとしても、無駄になってしまいます。
弊社エムアールは、お客様ごとに環境や家族構成などが様々ですので、それぞれのお客様にあった塗料選びが必要と考えております。
塗料等をお悩みされている場合は
ぜひ、弊社知立市/刈谷市外壁塗装専門店 株式会社エムアールまでご相談ください。
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