塗料の疑問、水性塗料と油性塗料の違いについて
こんにちは。今日は、塗料について少しお話していこうと思います。
塗料には、水性塗料と溶剤塗料の二種類があります。
弊社知立市/刈谷市 外壁塗装専門店 株式会社エムアールでは、一般の戸建てのお客様には推奨で水性塗料をご案内していますが、たまにお客様から「溶剤は使わないの?」というご質問を頂く事が何度かございます。
水性塗料と溶剤塗料の違いを簡単にご説明していこうと思います。
まず、塗料の種類、水性と油性の違いについて。
外壁塗装に使用されている塗料には以下の種類があります。
・アクリル塗料
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・ラジカル制御塗料
・フッソ系塗料
・無機塗料
そして、この塗料にはそれぞれ水性塗料と油性塗料が存在します。
ではまず、水性塗料についての特徴です。
名前の通り、水性塗料の主な成分は「水」です。
値段が安く、塗料の特徴でもある『嫌な臭い』がほとんどしないため、室内への塗装も可能です。
デメリットとしては、油性塗料よりも耐久性が劣ってしまう事、気温が低いと施工が不可能な事があげられます。
では次に、油性塗料についてです。
油性塗料の主な成分は「有機溶剤」(シンナーなど)です。そのため、水性塗料に比べて臭いがきつく、室内塗装には向いていません。
また、価格が水性塗料よりも高くなります。
しかし、水性塗料よりも耐久性が優れており、塗料の密着がいい、防水性が高いなどのメリットがあげられます。
では実際に、水性と油性のどちらがおススメかといいますと、私たちエムアールでは「水性塗料」の方をお勧めしています。
なぜかといいますと、やはり戸建てなのでお家の中で過ごす事を考えると、臭いの強い溶剤を使うとかなり気になるからです。
中には臭いが取れるまでの2週間ほど、自宅で過ごすことができず外泊をされた方もいらっしゃるとお聞きした事もあります。
外壁に使用すると、室内へ臭いが浸透していくので、塗装が終わった後でもしばらく臭いだけは残ってしまうのです。
ちなみに近隣の方にも臭いは伝わりますので、近隣さんにご迷惑をおかけして苦情に繋がる場合もあります。
また、長持ちの点だけで考えれば確かに油性塗料の方が勝ってはいますが、最近では水性塗料も油性塗料に負けないぐらい性能が向上していて、さらには施工をする職人さんの体調や環境にも良いと言われています。
また、塗装する部分によって溶剤をお勧め箇所もございます。
そういった点は、必ず見積提出時・建物診断書をお渡しさせていただく際にご提案させて頂いております。
それぞれのお客様のお家にあったプラン、おすすめの塗料、しっかりと見極めて診断致します。
ぜひ一度、弊社知立市/刈谷市外壁塗装専門店 株式会社エムアールまでご連絡ください。
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