外壁塗装の相場比較!ハウスメーカーと塗装業者どちらに依頼する?
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そろそろお家の外壁塗装をすべきタイミングではあるものの、どこに依頼するのが良いのか悩んでしまい、なかなか工事ができずにいませんか?
「お家を購入したハウスメーカーに依頼すべきか、塗装のプロにお願いすべきか知りたい!」
「できればコストは抑えつつ、満足のいく仕上がりにしたい」
「自分たちにあった依頼業者がどこなのかわからない…」
塗装工事は見た目を美しく保つだけでなく、大掛かりな修繕工事を未然に防ぎ、良い状態で長く住むために欠かせないメンテナンスです。しかし、「大切な工事ではあるけれど、安心できる業者になるべく安く依頼したい」と考える方も少なくないでしょう。本記事では、外壁塗装の基本から外壁塗装をハウスメーカーに頼む場合の費用相場や業者の選び方を詳しく解説します。
目次
外壁塗装とは?基礎知識を解説
まずは「外壁塗装って必要なの?」「どのような目的でやるの?」などの疑問を解決するため、外壁塗装の基礎知識を解説します。
外壁塗装の必要性とメリット
建物の外壁は、日々紫外線に当たり、雨風の影響を受けることで劣化していきます。色褪せや汚れで見た目も悪くなるため、外観を美しく保つために外壁塗装を検討する方も多いですが、外壁を「保護」することが塗装の最も重要な目的です。外壁を塗装することで表面に「塗膜」ができ、防水機能をもたせています。塗料が劣化して塗膜がなくなると防水機能が低下し、外壁から水分が入り込んだり、コケやカビの発生につながります。また、その状態を放置すると建物の内部の柱を腐らせたり室内の雨漏りといったトラブルを引き起こす原因につながる可能性もあります。
外壁塗装には、お家にとって主に以下のメリットがあります。
・外観の美しさを保つ
・劣化の進行を防げる
・耐久性を高め、塗料の性能をもたせる
・住宅を長持ちさせる
これらの理由から、外壁塗装はお家のメンテナンスとしてなくてはならないものなのです。
主な外壁塗装の種類と特長
外壁塗装に使用する塗料にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。また、性能や耐久年数にも違いがあり、価格も異なります。
種類 | 特徴 | 耐久年数 |
アクリル | 費用を抑えられる | 5年程度 |
ウレタン | 柔軟性が高い | 5〜10年程度 |
シリコン | 汚れがつきにくい | 8〜15年 |
フッ素 | 耐久性が高く、色褪せしにくい | 15〜20年 |
無機 | 高耐久、カビなどが発生しにくい | 20〜25年 |
このように選ぶ塗料によって、特徴や耐久年数が異なります。なお、価格は一般的にアクリル塗料が一番安価で、順に高くなり無機塗料が一番高価です。
かつてはアクリル塗料やウレタン塗料が主流でしたが、比較的安価で耐久性の高いシリコン塗料が登場してからはほとんど使用されていません。
アクリル塗料は柔軟性が高く複雑な形の場所でも塗装できるためベランダの防水材として広く使用されています。
外壁塗装の施工プロセス
外壁塗装は次の手順で工事を進めます。
【1】仮設足場組立
【2】高圧洗浄で外壁の汚れを落とす
【3】シーリング(コーキング)補修
【4】下地処理・養生作業
【5】下塗り
【6】中塗り(上塗り1回目)
【7】上塗り(上塗り2回目)
【8】足場の解体
これらの作業は、一般的な2階建戸建て住宅であれば7〜10日程度で完了します。
自分でできる外壁チェック
外壁塗装は、塗料によって耐久年数が異なるものの、一般的には10〜15年のサイクルで行う必要があります。しかし、塗料の耐久年数の他にお家の周辺環境によって劣化する速度は異なります。そのため、劣化状態をセルフチェックし、気になるところがあれば早めに業者へ相談しましょう。
【外壁のセルフ劣化チェックポイント】
- 汚れや色褪せが目立つようになった
- チョーキングが発生している(触ると手に白い粉がつく)
- 苔・カビ・藻が発生している
- 外壁の継ぎ目(シーリング材)がひび割れたり取れている
- 外壁の浮きやひび割れがある
- 鉄部に錆が発生している など
ハウスメーカーの外壁塗装サービスの特徴
外壁塗装は、塗装専門の業者以外にハウスメーカーにも依頼できます。ハウスメーカーに依頼するメリットや特徴を解説します。
ハウスメーカーに依頼するメリットとデメリット
お住まいの住宅を購入したハウスメーカーに外壁塗装を依頼するのには、次のメリットやデメリットがあります。
【メリット】
・塗装だけでなくお家のことを色々と相談できる安心感がある
・家を建てた会社だから家のことを把握してくれている
・メーカー独自の素材に対する施工経験が豊富
・保証が充実していることが多い
【デメリット】
・費用が高くなることが多い
・使用できる塗料に限りがあるケースが多い
・ハウスメーカーが依頼する下請け会社を選べない
・塗装に関する知識が少ないこともある
・施工業者とハウスメーカーの連携が薄く、対応が遅い場合がある
オリジナル塗料とブランド塗料の違い
ハウスメーカーによっては、自社独自のオリジナル塗料での施工を提供していることがあります。例えば積水ハウスは「フレアトーン」というオリジナル塗料を提供しており、多彩色塗装で美しい風合いに仕上がるだけでなく、豊富な色展開が魅力です。ただし、品質が良い分、価格は一般的な塗料と比較して高価なようです。
それに対してランド塗料とは、塗料を販売している各メーカーが展開している塗料の名称です。例えば、日本ペイントには「パーフェクトトップ」、関西ペイントには「アレスダイナミックTOP」などの高品質塗料があります。
オリジナル塗料は、その塗料を扱っている会社でしか選べませんが、ブランド塗料は取り扱っている塗料の種類が豊富な塗装業者でも選べます。どの塗料を使って施工するかは、目的や予算に合わせて検討しましょう。
ハウスメーカーの施工保証とアフターケア
ハウスメーカーには、施工後に万が一トラブルがあっても無料で対応してくれる施工保証がつくのが一般的です。また、大手ハウスメーカーであれば、トラブルがあった際に24時間対応してくれるコールセンターが用意されていたり、劣化具合を定期的にチェックしてくれる定期点検がセットになったりしていることも多く、もしもの時にも安心できるでしょう。
ハウスメーカーに外壁塗装を依頼した場合の相場
ハウスメーカーに外壁塗装を依頼すると、メリットも多くありますが、費用が高くなることが多いため、不安に感じている人も多いのではないでしょうか。
ハウスメーカーの価格帯と費用構成の詳細
外壁塗装の費用は、塗装面積によって大きく異なりますが、相場は100〜140万円といわれています。しかし、積水ハウスやダイワハウスをはじめとした大手ハウスメーカーに依頼した場合の相場は、約110〜160万円といわれており、20%程度高くなる傾向にあります。ハウスメーカーの施工費が高くなる理由は、ハウスメーカーでの塗装工事は自社スタッフではなく、下請け会社(または下請け会社から依頼された塗装店)が工事を行います。そのため、中間マージンが発生するという仕組みがあるからです。
ハウスメーカーの見積もりの取り方と注意点
外壁塗装の見積もりを取る際は、住宅を購入したハウスメーカーに依頼したい場合も、その他に3数ほど相見積もりを取るのがおすすめです。
相見積もりを取ると、施工内容に過不足がないか、また費用の相場がわかるようになるでしょう。逆に見積もりのNG例としては、作業や項目ごとの金額記載がなく「一式」としている場合です。必要な工事が行われるのかチェックするためにも、できるだけ詳細な見積りを出す業者を選ぶようにしてください。
追加費用が発生しやすいケースと対策
外壁塗装では、基本的に追加費用が発生することはありません。しかし、見積もりに施工内容ごとの金額が記載されておらず「一式」となっている場合は、後から「〇〇が含まれていなかったため、追加費用がかかる」といわれる可能性があります。そのため、追加費用の発生を防ぐためにも見積もりは詳細な内容をもらいましょう。
ローンや補助金制度の活用方法
外壁塗装には100万円ほどの高額な費用がかかります。そのため、費用を用意するのが難しいケースもあるでしょう。その場合は、住宅ローンのように銀行でローンを組んで支払う方法もあります。また、国や自治体から住宅リフォームやメンテナンスで利用できる補助金が出ている場合は、そちらの活用も検討してみましょう。
外壁塗装の依頼先選びのポイント
実際に外壁塗装をすることになった際に参考にできるポイントを紹介します。
塗装業者に依頼するメリットはあるのか
先の解説の通り、ハウスメーカーでの外壁塗装は、ハウスメーカーが下請け業者に施工を依頼して対応します。しかし、塗装業者は自社のスタッフであったり決まった取引先が施工するため、中間マージンがほぼなく、直接打ち合わせができるのがメリットです。そのほかにも塗装業者は大手ハウスメーカーと比較して、広告費を抑えている分施工費用が安い傾向があります。また塗装業者は、塗装に特化した専門業者のため劣化症状や塗料、施工に関する知識も豊富です。
信頼できる業者選びのコツ
信頼できる業者選びをするためには、複数社から相見積もりを取って、内容を比較検討することも重要です。また、そのほかにも業者のホームページで施工事例をチェックしてみたり、塗装業者の検索サイトなどを活用して、口コミをチェックしてみるのもいいでしょう。
訪問営業や勧誘への対処法
外壁塗装は、業者によっては飛び込み営業をしているケースもあります。突然訪問し、無理な勧誘をされた場合には「知人の業者に依頼している」などと言って、その場ですぐに契約しないようにしましょう。また、家にあげるのも避けたほうがよいでしょう。悪質な場合は、消費者センターや警察に連絡を入れて対応してもらうようにしてください。
施工後のトラブル防止策
施工後に外壁を見たら「仕上がりに気になるところがあった」「依頼していた施工がされていない」と気付いた場合、保証内で対応してくれるケースもありますが、保証がない場合は別途料金が発生します。そのため、工事中は常に在宅する必要はありませんが、進捗や作業の報告をしてもらうようにして、最終チェックには必ず立ち会うようにしましょう。契約前に作業報告があるのかや立ち合いが可能かの確認をしておくと安心です。
人気の色
外壁塗装で人気なのは、アイボリーやグレー、ベージュなどのナチュラルカラーです。これらの色であれば、屋根など外壁以外の色とのバランスも良く仕上がるでしょう。また、これらの色であれば比較的汚れも目立ちにくいので、少しでも長く美しい外壁を保ちたい場合にもおすすめです。
ハウスメーカーの家を塗装した事例
エムアールはもともとハウスメーカーの下請けとして塗装工事を請け負っていました。そのためさまざまなハウスメーカーの施工経験や施工知識をもっています。経験のある施工店に依頼したい、と考える方にもご安心いただけます。
【刈谷市】大和ハウスのお家を現地調査した事例
https://www.mr-produce.jp/mr-blog/31950/
築30年で1度外壁塗装をしたことのある大和ハウスのお家を現地調査いたしました。外壁にはチョーキング現象が見受けられました。現地調査では屋根も見させていただき、コケの発生などの劣化症状が見られました。外壁の継ぎ目や鉄部なども多くあり、これらの劣化もお家にトラブルをもたらす原因になります。そのため細部まで調査し、建物診断書を作成いたしました。また見積もりを元に他社と比較検討できるよう、詳しいご説明や建物や劣化症状に適した工事内容をご案内しました。
【刈谷市】ハウスメーカーと相見積もりした事例
https://www.mr-produce.jp/construction/49142/
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ハウスメーカーへの依頼も検討されていましたが、お家の状況を詳しく調査・ご要望のヒアリングを実施し、最適な塗装プランをご案内しました。見た目の美しさだけでなく、耐久性の高い塗料をご希望されていたため、耐久年数が20年~25年のハイブリッド無機塗料をご提案しご成約いただきました。エムアールは工事の自社保証も行っており、ハイブリッド無機塗料は12年保証です。
【豊明市】ハウスメーカーと比較サイトで相見積もりした事例
https://www.mr-produce.jp/voice/67024/
当初はハウスメーカーへ依頼を予定されていましたが、参考見積もりを取るため比較サイトから当社へお問い合わせいただきました。ご提案プランにご納得いただき、エムアールに外壁塗装をご依頼いただきました。工事中の職人のマナーや対応、丁寧な仕上がりにも大変喜んでいただけました。
まとめ
本記事では、ハウスメーカーに外壁塗装を依頼する際の相場などについて解説しました。
住宅を購入したハウスメーカーであれば、建物のことを理解している会社に依頼する安心感や大手ならではのサポートが受けられるなどのメリットがあります。しかし、一方で価格が高くなる可能性があるほか希望の塗料が選べないなどもあるため、一度塗装業者からも見積もりを取って比較することをおすすめいたします。
エムアールは工事のご相談・お見積り・建物診断を無料で行っております。すでに他社でお見積りを取られている方は、見積り比較もお受けしております。電話やホームページ、公式LINEでお問い合わせができますので、お気軽にご相談ください。
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