シーリングとコーキングは一緒?役割と劣化事例をご紹介します♪

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外壁や窓などのサッシまわりにはシーリングという材料が施工されています。外壁材によっては必要ない場合もありますが、日本の戸建てで最も多く使われているサイディング外壁にはほとんどシーリングが施工されています。そのシーリングは紫外線や寒暖差によって経年劣化していくため、メンテナンスが必要です。

シーリング材はいくつか種類があり、建物に使用されている素材等によって異なります。

外壁塗装をご検討されていらっしゃる方にご参考にしていただけるように、今回はシーリング材の用途や種類、特徴などを簡単にご説明させていただきます!

シーリング材とコーキング材、どっちが正解?

シーリング材とコーキング材、どっちが正解なの?それぞれ別のものなの?と疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

別物だと思っている人も少なくはありませんが、呼び名が異なるだけで基本的には同じものです。そのため依頼する業者や記事によっては呼び方が違っていることがありますが特に気にする必要はありません。人によって呼び方が違う理由には、製品名が関係しているからです。

以前は「油性コーキング」という製品があり、油性コーキングを使用する場合は「コーキング」、それ以外の製品を「シーリング」と呼んでいたため、区別がされていました。

しかし油性コーキングは、劣化したコーキング材を撤去する際にそぎ落とす機械を使用する必要があり、作業的にも厄介な製品だったため2004年に廃止され、現在では使用されなくなりました。製品は変わりましたが役割は同じなため、現在でも「コーキング」と呼ぶ場合があるようです。

シーリングの役割りは?

建物に対してのシーリング材の役割りは、外壁材と外壁材の隙間を埋めたり、サッシ・建具周りの隙間を埋める役割を担っています。これは防水性や気密性を確保しており、外壁材の防水性を高めることで躯体への浸水を防ぎ、室内への漏水を防ぐだけでなく躯体の腐食や劣化を防ぐ事もできます。

また、シーリングは通常ゴムのような弾力性を持っているので、一定の間隔でシーリング材の『目地』をいれることにより地震等の揺れにも耐久力を発揮し、外壁材同士がぶつかった時に歪んだり割れないようにクッションとしての機能を果たします。

また、屋根などでは建材の固定としても使用します。カラーベスト屋根などの場合は屋根の棟板金が災害などで飛んでいかないように釘で固定しますが、釘を打ち込んだところにシーリングを打ち込み、飛散を防止する働きをしています。屋根瓦の場合はズレが生じた際に接着剤として使用する際にも用いられています。

シーリングの寿命は?メンテナンスが必要なサイン

シーリングが劣化すると、その箇所から漏水が発生し建物自体の腐食や劣化を招いてしまうため、定期的にシーリングの補修を行う事が建物を維持すると言えるほど重要な存在になります。

環境や大きい道路に面している、等の立地条件にもよりますが、一般的に新築時に施工されているシーリング材の寿命は平均約5~10年程度になります。劣化現象はいろいろありますが、パッと見て分かりやすい劣化事例をいくつかご紹介します。

①肉痩せ

シーリングは、隙間に対する充填量が決まっています。紫外線や雨等の影響により経年劣化が進行すると、シーリング材に含まれる可塑剤が溶け出してしまい、シーリングが痩せて隙間が生まれてしまいます。

②剥離

①肉痩せが更に進行し、ボードやパネルの間に完全な隙間ができてしまう状態です。この場合は雨が降ると隙間から雨水が浸入してしまい、外壁材の腐食やひび割れ、反りなどの症状を引き起こす原因になります。これが窓周りの近くであればより雨漏りに繋がる可能性もあります。

③ひび割れ

シーリング材が経年劣化により硬化し、表面に細かなヒビが入っている状態です。

④破断

③のひび割れが更に進行し、シーリングの中心から切れてきてしまう症状です。劣化やシーリング材の寿命から発生します。

⑤欠損

シーリングがごっそりとれていまい、内側(バックアップ材)が見えてしまっている症状です。上記の劣化が進行すると欠損が起きやすいのですが、万が一施工後すぐに取れてしまった場合は接着剤として用いられる「プライマー」が不足していた可能性が考えられます。

⑥ブリード現象

肉痩せとほぼ同様に、弾力を維持する成分可塑剤が溶け出している状態です。シーリング材そのものよりも外壁の塗装面に支障が出る点が違い、外壁の塗装面が溶け出した成分によってベタつくようになります。このべたつきにより外壁に汚れが付着しやすくなります。

シーリングのメンテナンスは塗装と一緒がベスト!

シーリングの経年劣化は、上記でもお話した通り平均5~10年と言われており、お住まいの環境等にもよりますが大半が10年頃と言われています。

シーリングが劣化するということは、同時に外壁の塗膜も劣化が進行してきています。

仮にシーリングのみメンテナンスをするとなった場合でも、全ての壁の隙間のシーリングをメンテナンスしますので、足場を組み立てる必要があります。一つの工事だけで足場を建てても、結局外壁塗装のメンテナンスを行う際にもう一度足場を建てなければいけないので二度手間になってしまいます。お家のメンテナンスを行う場合は、極力1回で済ませるようにしましょう。

また、使用する塗料の耐久年数が長いものを選ぶ場合は、その耐久年数に応じたシーリング材を選ぶ事でメンテナンスの回数を最小限に抑える事ができます。優良な塗装業者であれば、高耐久の塗料と耐久年数をある程度合わせられるシーリング材を取り扱っていますので確認すると良いと思います!

また、大きく分けてシーリングには施工法が2種類あります。

1つは「打ち替え工法」と言われており、既設の劣化したシーリング材を撤去し、新たなシーリング材を充填する方法です。

2つ目は「増し打ち工法」というもので既設のシーリングの上から新しいシーリングを充填する工法です。

エムアールでは基本的に「打ち替え工法」をオススメしています。

 

予算上の問題で致し方ない場合は「増し打ち工法」で施工する事がありますが、既設のシーリングが劣化している状態でその上に新たなシーリングを充填しても、古い方のシーリングと一緒に剥がれてきてしまう事が起きやすいからです。

ただし、外壁材の種類によっては増し打ちを推奨する場合もありますので、どちらの工法を用いるかはプロにお任せしたら良いかと思います。

まとめ

シーリングはお家の状態を維持するためにはかなり重要なポイントになります。

劣化が進行してしまえば、外壁なども影響を受けやすくなり、メンテナンスの費用も補修が加わってしまい更に高額になってしまう可能性があります。

最低限のメンテナンス費用だけで抑えたい場合は、なるべく早めにメンテナンスを行うようにしましょう。

また、ご自身のお家がメンテナンスが必要な状態かどうかご不明な場合は、専門業者に建物診断をしてもらう事をオススメします。

 

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この記事を書いた人

株式会社エムアール

愛知県刈谷市を中心とした外壁塗装専門店。創業2005年/設立2010年 私達がお客様に提供するのは『安心』です。 『全てはお客様からのありがとうのために!』 よりお客様のために。より職人が輝ける業界にするために、「高品質で適正価格」を目指しております。 <許可・資格>愛知県知事許可(般-3)第69503号 窯業系サイディング診断士/外壁劣化診断士/雨漏り診断士 <加盟団体>刈谷商工会議所会員/一般社団法人日本リフォーム診断士会会員/NPO法人雨漏り診断士会会員