劣化症状、塗膜の剥がれについて(田尾)
店長の田尾です。本日は刈谷市小垣江町のU様邸の現地調査を行いました。築20年、前回の塗り替えから13年ほど経過とのことです。訪問させて頂いて初めに目についたのがこちらです。
塗膜が完全に剥がれてしまっています。通常の施工で13年後にこんな風にはがれてしまうことはまずありえません。
塗装を行う前の高圧洗浄、劣化した下地のケレン作業、下地にあった下塗り材の塗布
上記3点を怠って塗装を行った経過だと思われます。(この場合は特に下塗り自体が塗布されているように見えませんでした。)
次に目についたのはこちらです。
木製の鼻隠しに塗装されていた塗膜が今にも落ちてきてしまいそうです。
こちらも下塗りが原因で塗膜が剥がれてしまったと思います。(下塗りを塗っていいない、もしくは木用の下塗りではない下塗り材を塗った。)
調査を進めるうちに雨戸の塗装の際に下塗りを塗っていない事を確信しました。
こちらは霧除けの写真ですが、全く剥がれていません。うっすらと赤くなっている箇所は上塗りの塗料が経年劣化によって透け、下塗りが見えてきた状況です。霧除けも雨戸も材質は同じで、上塗りの色も同色であれば下塗り材の色を変えるということはまずあり得ません。
明らかに手抜きの工事を施工した結果です。驚いたことに前回塗装を行ったのは、もともとのお知り合いだったそうです。
施工後5~6年で剥がれに初めて気がつき、年が経つにつれ剥がれがひどくなってしまったとおっしゃっていました。
幸い外壁には剥がれなどは見受けられず、通常の経年劣化によるチョーキングなどが出ている状態でした。
『外壁塗装』といっても本当に外壁しか塗らないわけではありません。雨戸や樋等も塗装します。しっかりと施工すれば剥がれなどは起こりません。
外壁塗装は決して安い費用で行えるものでもありません。施工後数年で塗膜が剥がれたりしてはたまったものではありませんよね。
施工後、後悔しないためにもしっかりとした施工を行う業者選びが大切です。
上記のような症状が出始めている方、
これから塗装をお考えの方、ぜひとも私共 刈谷市外壁塗装専門店 株式会社エムアールにお力添えさせて下さい。
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