【Q&A 疑問にお答え!】アパート外壁塗装っていくらする?メリットは?

刈谷市&知立市の外壁塗装専門店なら株式会社エムアールにお任せください!

アパートのオーナー様の中には、アパートの劣化や美観等にお悩みで外壁塗装をご検討されていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

特に賃貸ですと、外観お洒落にしたり、美観性を維持することで入居者様の獲得にも繋がりやすいと言われています。

ただ、やはり気になるのは外壁塗装にかかる費用ですよね。

今回はアパートオーナー様向けに、外壁塗装をご検討される際のポイントを徹底解説していきたいと思います!

 

アパートの外壁塗装の相場はいくら?

アパートは戸建て以上に形状が異なるものが多く、正確な相場を出す事はできません。

ざっくりではありますが、平均的な相場は

2階建て→150~350万前後

3階建て→180~450万円前後

となります。

2階と3階建てで相場が大きく変わるのは、もちろん塗装面積が多いという点もありますが足場を組む面積も増えるためです。

また、塗装面積が戸建てよりも大きいので塗料も多く必要になり、職人の人数も必要のため人件費もかかります。

外壁塗装は使用する塗料・塗装面積により金額が異なり、定期的にメンテナンスを行っていない場合は劣化が進行して補修工事なども必要になってくる場合があります。

補足:アパートの外壁塗装の期間はどれくらい?

アパートの外壁塗装と戸建ての外壁塗装工事では、期間がだいぶ違うのではないか?とご質問をいただく事がございますが、必要な工事日数はそこまで大きな差はありません。

天候が良ければ、目安としては2週間程度になります。ただし、雨の多い時期や降雪時期などは塗装作業が行えないため、延長する可能性はあります。

 

アパートの外壁塗装を行うメリットは?

アパートのオーナー様の中には、費用がかかるのであまり外壁塗装を行いたくない…とお考えの方もいらっしゃるかと思います。

しかしなぜ、定期的に外壁塗装を行った方がいいと言われているのか。理由がいくつかありますので、ご紹介します。

外壁塗装で建物の劣化を防ぐ

外壁塗装には、建物の劣化を防ぐ効果があります。建築時から年数が経つと外壁の塗料が紫外線や雨風などの影響を受け、薄くなってきます。塗料が薄いということは防水機能が低下し、壁や構造体に雨水が入り込みやすくなってしまうのです。その劣化が進行すると『雨漏り』等の症状が見受けられるようになります。

雨漏りが発生した場合、既に雨水が浸透してしまっており、外壁材などの素材そのものを交換しなければならなくなりますし、入居者様とのトラブルが発生する可能性も考えられます。

そのトラブルを防ぐためにも、劣化症状が酷くなる前に外壁塗装を行い、建物の耐久性を維持する必要があると言えます。また、小さなひび割れや剥がれなどであれば塗装を行う事で修繕できます。

修繕費用を抑える事ができる

上記で軽くお話しましたが、築年数が10年以上経過してメンテナンスを行っていない場合、劣化が進行して塗装だけでは耐久性を維持できないケースが発生します。

例えばですが、外壁の防水機能が低下して雨水が浸入すると、湿潤⇔乾燥を繰り返し外壁材に反りや変形を引き起こしたり、ひび割れが発生します。こうなってしまうと塗装だけの工事で建物の耐久性の維持は不可能のため、修繕工事としてパテ材を充填する、または外壁材を交換する必要がでてきます。

また、別の事例ですがベランダで雨漏りが発生した場合、ベランダの防水層自体が劣化が進行してしまっている可能性が高いと考えられます。

本来定期的にメンテナンスを行っていれば防水層を守っているトップコート等の塗布のみの費用で抑えられますが、防水層自体を修繕するとなれば既存の防水層を撤去し、新しく防水層を構築しなければいけなくなります。更には2階であれば1階の軒天に雨染みが発生している事が多いため、1階の軒天も交換が必要になってしまいます。

そういった大工事をしなくて良い状態を保つためにも、定期的にメンテナンスが必要なのです。

入居者率がアップする

オーナー様としては、空室があるのはできるだけ避けたいですよね。

管理会社からも入居者率をUPさせるために、アパートの外観をおしゃれにしてみませんか?等のご提案を受けた事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

築年数が同じアパートでも外観に大きな差があれば新しく、または綺麗に見えるアパートの方が入居者を集めやすくなります。

外壁塗装を行う際に、色合いを当時の新築時よりも今風の色合いのおしゃれなカラーリングに変えられるので、アパート自体を新しく見せる効果が期待できます。

また外観だけでなく、しっかりとメンテナンスを行っているアパートであれば、管理が行き届いているアパートだなという印象も与える事ができます。

外壁の塗装の色があせていたり、ひびが入っていたりすれば、万が一室内でトラブルが発生した時に「すぐに対応してもらえないのかもしれない…」や「安心して暮らせる環境なのかな…」という不安を抱かせてしまうこともあるかと思います。

入居者獲得のためにも、定期的にメンテナンスを行う事は非常に重要なポイントと言えます。

アパートの資産価値を維持する

オーナー様にとって資産価値が一番大切な部分になるのではないでしょうか。

定期的な外壁塗装はその都度費用が発生するので、コストが高くなってしまうのではないか…と思われるオーナー様もいらっしゃるのかと思います。

ですが、実際には定期的に外壁塗装を行うことで、トータルの修繕コストはかなり抑えられる可能性が高いといえます。

こまめなメンテナンスを行うことにより、修繕が必要な箇所は最小限に抑えられるからです。

また、大規模な工事を行う必要があるほどの劣化症状が起きているという事は、目に見えない箇所にも劣化が進行してしまっている事があります。

建物自体の耐久性がなくなってしまえば元も子もありませんので、最小限のコストで資産価値を維持するためにも外壁塗装は定期的に行う必要があります。

 

外壁塗装が必要なサインと目安

外壁塗装を行うタイミングは、一般的に10~15年が目安だと言われています。

しかし外壁の状態によっては10年経たずして工事を行った方が良い場合もありますし、10年以上立っても劣化症状が見受けられない場合もあります。

つまり建築時から10年後に絶対に塗装工事を行わなければいけない、という考えではなく、『10年を一つの目安と考えて外壁の状態をチェックすることで、適切な外壁塗装のタイミングの判断をする事ができる』ということです。

では実際に、どのような劣化症状が見受けられたら外壁塗装を行う必要があるのか、事例を簡単にご紹介します。

①外壁に触れると指先に粉がつく

外壁を指で触れた際に粉がつく事があります。塗り替え目安のサインの一つです。

新築時に塗装されていた塗料が、紫外線や雨風などの影響を受けながらある程度年数が経つと、塗料の中に含まれていた顔料が表面上に浮き、触れると手につく状態で『チョーキング現象』と言われています。

②外壁にひび割れ

①でご説明したチョーキング現象が発生している場合、外壁材に塗装されていた塗膜の防水機能は低下しており、雨水が浸入してしまう状態にあります。ひび割れは雨水が外壁に染みこみ、晴れた日に乾燥し、湿潤⇔乾燥を繰り返す事によって発生する現象です。

髪のような細さのひび割れ程度でしたら塗装のみでメンテナンスが補えますが、一定以上の幅のひび割れはパテ材などを充填する補修工事が必要になります。

③コケ・カビなどが生えている

日差しが当たりにくい側の外壁などをチェックしてみてください。

経年劣化により外壁の塗膜が防水機能を失うという事は、雨水が染みこみやすくなります。湿気を多く含む場所はコケやカビ等が繁殖しやすいため、画像のような状態になってしまいます。

コケやカビ等は良好な外壁の状態では繁殖できませんので、外壁塗装を行う事で改善できます。

④シーリング材が剥がれている/ひび割れしている

サイディング外壁を使用している建物の場合、いくつもの外壁ボードがくっついてできており、外壁材と外壁材の隙間に雨水が浸入しないように『シーリング材』で埋められています。

シーリング材は触るとゴムのような柔軟性がありますが、紫外線などにより劣化すると弾力性を失い、硬化してひび割れを起こしたり剥がれてきたりといった症状が見受けられるようになります。シーリング材が劣化している場合、その部分から雨水が入り込む可能性が高くなってしまうのです。

また外壁材との隙間だけでなく、窓周りもシーリング材が施工されています。窓周りのシーリング材が劣化してしまいますと雨漏りに直結恐れがありますので、劣化が進行してしまう前にメンテナンスを行う事をオススメします。

 

困った時は?建物診断を無料で行う業者に見積りを依頼する

先ほど一例をあげたような劣化症状であれば、よく観察していれば素人でも見つかりやすいかもしれません。

しかし実際、本当に劣化しているのか・メンテナンスが必要なのかどうかは、プロの目で判断しないと不安だ…と思われる方もいらっしゃるかと思います。

そこでまず、無料で建物診断を受け付けている業者に見積り依頼をしてみましょう。

見積りは建物診断を行って、状態や症状を確認したうえで作成するものになります。そうすれば、今このアパートのメンテナンスはどれくらいの費用がかかるのか、知る事もできます。

 

建物診断を依頼するときに必要な事

業者に建物診断を依頼する際に、何か準備しておくものがあるかどうか不安に思われるオーナ様もいらっしゃるかもしれませんので、簡単にご説明させていただきます。

先に結論から申しますと、建物診断を依頼するときに何か事前に準備しておくものは特にありません。

もしお持ちであれば建物の『図面』をご用意していただけると、見積り作成がスムーズに行えますのでご準備いただけると幸いです。

ただもちろん図面をすぐご用意できないオーナー様もいらっしゃいますので、その場合は図面なしで見積り作成させていただきます。

現地調査時に実寸を行いますので、通常1時間~1時間半程度お時間をいただくところを、30分ほどプラスお時間をいただければ問題ありません。

また、管理会社とのやり取りや工事の際の入居者への挨拶等も対応してくれますので、ご不安な事やお任せしたい事は事前に伝えていただく方が良いかと思います。

ただし、アパートの外壁塗装の経験が豊富な業者に頼む事をオススメします。慣れていない業者にご依頼すると、トラブルが起きる可能性が高くなってしまいます。

 

まとめ

アパートの外壁塗装は、戸建てど同様に10~15年を目安に売り変えを行うべきだといわれています。

外壁塗装の費用相場は上記でもお伝えしましたが、2階建てのアパートで200~300万円程度です。階数や大きさ、塗料の種類によって前後しますので詳しい金額等は、一度業者に無料見積りを依頼して確認するようにしましょう。

アパートを定期的に外壁塗装を行うことによって、建物の劣化を防ぎ、建物の資産評価を長く維持する事が可能です。また、見た目を綺麗に保つことで入居者を獲得しやすくなる事もあります。外観を綺麗に魅せるための配色などは、カラーシミュレーション等の専用ソフトを使用して、しっかりと色決めのサポートも取り合ってくれる業者さんにご依頼できると良いですね。

 

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この記事を書いた人

株式会社エムアール

愛知県刈谷市を中心とした外壁塗装専門店。創業2005年/設立2010年 私達がお客様に提供するのは『安心』です。 『全てはお客様からのありがとうのために!』 よりお客様のために。より職人が輝ける業界にするために、「高品質で適正価格」を目指しております。 <許可・資格>愛知県知事許可(般-3)第69503号 窯業系サイディング診断士/外壁劣化診断士/雨漏り診断士 <加盟団体>刈谷商工会議所会員/一般社団法人日本リフォーム診断士会会員/NPO法人雨漏り診断士会会員