外壁塗装のおしゃれな色やデザイン事例10選!失敗しないコツを紹介!
刈谷市&知立市の外壁塗装専門店なら株式会社エムアールにお任せください!
外観の中でも特に大きな面積を占めている外壁は、選ぶ色によって全く異なった印象を与えてくれます。そのため、外壁の色選びはとても重要です。本記事では、おしゃれな外壁の事例と、失敗しない色選びのコツを解説しています。外壁の色選びに悩んでいる方は、どうぞご覧ください。
目次
おしゃれな外壁の色事例
まずは、おしゃれな外壁の色事例を見ていきましょう。ここでは、外壁塗装によっておしゃれに生まれ変わった魅力的な外壁事例をご紹介しています。おしゃれな外壁塗装の家を10選厳選しておりますので、早速みていきましょう。
知立市N様邸 外壁・屋根塗装
https://www.mr-produce.jp/construction/59145/
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- 工事費用:210〜240万円
- 塗料メーカー:シーカー・ジャパン株式会社
- 塗料カラー:外壁/65-70D 付帯部/N-90
こちらの物件は、外壁表面に劣化症状であるチョーキング現象が発生していました。また細かいひび割れや、外壁材の反りも確認できました。つなぎ目部分のシーリング材も切れています。これらの劣化症状は放置しているとどんどん進行し、雨漏りを引き起こす可能性があるため、今回外壁塗装によるメンテナンスを行うことにしました。
まずは高圧洗浄で汚れを洗い流し、ひび割れの補修、シーリング材の充填を行い塗装を行います。塗装前は濃いブラウン色でしたが、水色に塗り替えられました。付帯部分は白に塗り、全体的に爽やかな印象になっています。
半田市H様邸 外壁塗装
https://www.mr-produce.jp/construction/58810/
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- 工事費用:150〜180万円
- 塗料メーカー:株式会社ダイフレックス
- 塗料カラー:外壁(1F)/09-50F 外壁(2F)/22-75C
こちらの物件は、タイルとサイディングを組み合わせた外壁材が使われています。タイルは陶器でできており非常に丈夫で、今回の点検でも特に歪みやズレが確認できなかったためメンテナンスは不要です。ただ、サイディングには触った時に白っぽい粉が付着するチョーキング現象が発生していました。また、繋ぎ目部分のゴムパッキンも剥がれていたり、シーリング材も硬化して切れ始めています。
これらの劣化症状を放置していると、劣化部分から水分が建物内部に浸入し、雨漏りや構造体の腐食を進行させてしまうため、メンテナンスもかねて外壁塗装によるリフォームを行います。高圧洗浄で汚れを落としたあと、繋ぎ目部分の補修を行い、サイディングを塗装していきます。
以前と同じカラーで塗装していますが、新しく塗装されたことで新築のようにピカピカな状態になりました。幕板やシャッターボックス、ベランダなどの付帯部分も塗装されたので、美しい外観になっています。
知立市K様邸 外壁・屋根塗装
https://www.mr-produce.jp/construction/58817/
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- 工事費用:180〜210万円
- 塗料メーカー:株式会社ダイフレックス
- 塗料カラー:外壁(目地色)/19-70F、25-90A 屋根・付帯部/15-20B
レンガ柄が特徴的な物件ですが、よく見るとコケの発生が確認できました。コケは外壁の防水機能が低下していることで発生する劣化症状で、このまま放置するとさらにコケが広がる可能性があります。また、外壁のひび割れも発見しました。ひび割れた部分から水分が浸入し、雨漏りや柱などの構造体の腐食を進行させる恐れがあるため、放置は非常に危険です。
外壁材がひび割れて朽ちている部分もあったため、パテ材での補修が必要です。外壁材の反りやシーリング材の切れもあり、全体的に補修をする必要があります。外壁を洗浄後、ひび割れ部分をパテ材で充填して補修しました。今回の外壁塗装は、目地に色が入らないように塗装する「目地残し工法」と呼ばれる方法で外壁塗装を行っていきます。
屋根や付帯部の塗装も終えて、外観全てが綺麗な状態に生まれ変わりました。目地が綺麗に残されているので、より外観がおしゃれに見えますね。
高浜市S様邸 外壁塗装
https://www.mr-produce.jp/construction/58230/
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- 工事費用:150〜180万円
- 塗料メーカー:株式会社ダイフレックス
- 塗料カラー:
外壁にチョーキング現象・ひび割れ・こけの発生が見られました。外壁材の繋ぎ目部分のゴムパッキンには浮きや硬化している部分があり、このまま放置すると雨水が浸入して室内の雨漏りにつながる可能性があるため、早めの対処が必要です。
屋根の水切りや幕板、軒先板金なども劣化してチョーキング現象が起こっているので、外観全体を塗装と補修でリフォームしていきます。高圧洗浄後、外壁のひび割れをパテ材で充填、繋ぎ目部分をシーリング材で補修し、その上に塗料を塗っていきます。
元々の色合いと同じ色で塗装しましたが、目立っていた繋ぎ目部分の黒ずみがなくなりました。また、雨樋も外壁と同じ色に塗装することで、すっきりした印象になっています。
大府市K様邸 外壁・屋根塗装
https://www.mr-produce.jp/construction/58228/
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- 工事費用:120〜150万円
- 塗料メーカー:株式会社ダイフレックス
- 塗料カラー:外壁(1F)/19-40L 外壁(2F)/25-85F 屋根/15-30F 付帯部/N-90
施工前、こちらの物件の外壁に触れるとチョーキング現象が発生していました。また、外壁材が割れて欠けている箇所もありました。おそらく外壁材の塗膜が劣化することで雨水が染み込み、乾燥と湿潤を繰り返していくうちに反りなどの変形が発生して外壁材に負荷がかかり最終的にかけてしまったのだと思われます。補修材で接着して修繕する必要があります。
また、外壁材が反っている部分もあったので、この部分はビスで下地に固定して補修しなければなりません。他にもコケの発生やシーリング材が切れている部分もあったので、これらを修繕していきます。
塗装前は、薄いグレーとアイボリー色で塗装されていた外壁ですが、茶色とクリーム色で塗り分けてガラッと雰囲気が変わりました。雨樋も黒色から白色に塗り替えたことで、外観全体のアクセントからーとして映えるデザインとなっています。今回屋根の塗装も行っており、同系色の茶色にすることで全体的にバランスが取れた外観となっています。
高浜市I様邸 外壁塗装
https://www.mr-produce.jp/construction/58225/
before | after |
- 工事費用:150〜180万円
- 塗料メーカー:株式会社ダイフレックス
- 塗料カラー:外壁/22-85B 付帯部/N-90
外壁の表面にチョーキング現象、コケの発生が確認できています。また、ひび割れている箇所や、シーリング材の亀裂も確認できました。これらは放置していると雨漏りの危険性もあるため、補修後に塗装工事を行います。また、洋瓦の屋根もコケの付着とチョーキング現象が発生しているため、一緒に修繕していきましょう。
高圧洗浄で外壁、屋根を洗浄していき、まずは軒先板金や水切りなどの付帯部分を塗装していきます。その後外壁のシーリング材を充填し、外壁の塗装をして修繕の完了です。
外観の色は以前と同じアイボリーですが、黒ずんでいたシーリング材を充填したこともあり、繋ぎ目部分が目立たなくなりました。コケが発生していた屋根も洗浄したことで以前の可愛らしい色味に戻っており、より魅力的になっています。
刈谷市N様邸 外壁塗装
https://www.mr-produce.jp/construction/57245/
before | after |
- 工事費用:120〜150万円
- 塗料メーカー:関西ペイント
- 塗料カラー:
外壁にチョーキング現象とコケの発生が発見できました。また、大きなひび割れもあるため補修が必要です。シーリング材のひび割れも確認できています。これらの劣化症状を放置すると、雨漏りや構造材の腐食を進行させて家そのものの寿命にも関わってくるため、塗装によるメンテナンスを行っていきます。手すりや雨戸、雨樋などにもチョーキング現象が出ているので、一緒に補修していきましょう。
外観を高圧洗浄で洗い流してから、付帯部・外壁・バルコニーの塗装を行います。以前と似た色で塗装されていますが、コケやひび割れが目立たなくなり、新築の時のような美しさを取り戻しています。
高浜市M様邸 外壁塗装
https://www.mr-produce.jp/construction/56927/
before | after |
- 工事費用:150〜180万円
- 塗料メーカー:株式会社ダイフレックス
- 塗料カラー:外壁/19-85F 付帯部/N-90
外壁や窓周りモール、土台水切りにはチョーキング現象が発生していました。外壁の繋ぎ目部分のシーリングは亀裂・ひび割れも発生しているため、雨漏りの発生・構造材の腐食を防ぐためにも外壁塗装によるメンテナンスを行っていきます。
高圧洗浄後、外壁のひび割れ部分をパテ材で充填し、外壁・窓周りモール・水切り・雨樋・ベランダなどを塗装していきます。以前はクリーム色一色の外観でしたが、塗装後はクリーム色とアイボリー色の2色で塗られており、落ち着いた雰囲気がプラスされました。雨樋や軒天、窓周りモールも塗装されコケや黒ずみなども綺麗になっています。
知立市N様邸 外壁・屋根塗装
https://www.mr-produce.jp/construction/56925/
before | after |
- 工事費用:150〜180万円
- 塗料メーカー:株式会社ダイフレックス
- 塗料カラー:外壁(1F)/17-60C 外壁(2F)/19-85A 屋根/N-20 付帯部/N-20
補修前の外壁に触れるとチョーキング現象が起きていました。また、大きなひび割れや塗膜の剥がれ、シーリングの亀裂・ひび割れも発見でき、外壁のメンテナンスが必要な状態であることがわかります。
屋根にも塗膜の剥がれ、付帯部分にもチョーキング現象の発生が見受けられているので、外壁・屋根・付帯部分を塗装工事によるメンテナンスを行っていくことになりました。高圧洗浄後、土台水切りや勝手口庇、幕板などを下地処理し、下塗りと上塗りを2回行いました。その後外壁塗装と屋根塗装、付帯部分の塗装を行ってメンテナンスの完了です。
以前は薄いグレー一色でしたが、塗装後は1階とバルコニー部分は薄い茶色、2階部分は白で塗装することでナチュラルな雰囲気が感じられる外観となっています。幕板やバルコニー部分は黒色のままですが、雨樋は場所に応じて外壁の色に合わせて塗装されているので、雨樋だけが目立ってしまわないように塗り方が工夫されています。
刈谷市S様邸 外壁塗装
https://www.mr-produce.jp/construction/56923/
before | after |
- 工事費用:150〜180万円
- 塗料メーカー:株式会社ダイフレックス
- 塗料カラー:外壁/22-70B 腰壁/17-60D 付帯部/N-90、N-20
こちらの家はトタン外壁が使われていますが、表面のチョーキング現象が発生していました。また、外壁の上部にはサビの発生も確認できており、放置すると腐食して穴が空いてしまう恐れがあるため、補修を早めにしなければなりません。玄関前の外壁にはひび割れの発生、シーリング材にもひび割れが発生していました。破風には木材が使われていましたが、表面が剥がれており見た目もあまり良くありません。
外観全体がくたびれている状態なので、塗装によるメンテナンスを行っていきます。モルタル外壁・玄関庇木部・霧除け・雨樋・軒天などの付帯部分を塗装し、トタン外壁を3回塗装して完了です。以前はトタン外壁の茶色が目立った外観でしたが、薄いグレー色に塗装することで爽やかな雰囲気になりました。破風は黒に塗装することでアクセントカラーとして全体を引き立たせています。
おしゃれな外壁にできるおすすめ素材
ここからは、おしゃれな外壁にできるおすすめの外壁材をご紹介します。
サイディング
サイディングは、現在日本で最も多く使用されている外壁材です。工場で塗装まで仕上げた状態のパネルを現場で貼り付ける工法で、工期が短くて費用も安く済むため、よく使われています。
サイディングには、窯業サイディング・金属サイディング・木質系サイディング・ラップサイディングなどの種類があります。素材の質感や色の種類が豊富なので、好みのデザインで組み合わせることが可能です。
窯業系サイディング
窯業系サイディングは、セメント・繊維質・木質成分・無機質などの素材を混ぜ合わせてパネル状に加工された外壁材のことです。現在の新築住宅の8割の家には窯業系サイディングが使われています。
石積み調やタイル調・レンガ調・木目調などデザインが豊富で、カラーバリエーションもたくさんあるので、自分の好みの外観が作れます。耐火性にも優れ、衝撃にも耐えられる硬さを持っているため、地震にも強いです。
コスパにも優れていますが、どうしても年月が経過すると劣化症状が現れるため、10年に1回程度を目安に外壁塗装や補修などのメンテナンスが必要になってきます。最近では、防汚機能や親水機能、対紫外線機能、高耐久機能などの様々な機能が付加されたサイディングも多く出ています。繋ぎ目部分にはシーリング材が使われますが、シーリング材は劣化すると剥がれたりすることがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。
金属サイティング
金属サイディングは、アルミニウム・ガルバリウム鋼板などからできた外壁材です。金属サイディングは軽量のため、耐震性が高く、施工もしやすいという特徴があります。
板材の裏面に含まれている断熱材には、保温性が高く水分吸収量が少ない硬質プラスチックフォームが使用されており、断熱性と対凍害性に優れています。見た目はクールでスタイリッシュなので、かっこいい外観にしたい方におすすめです。ただ、物が強く当たると凹みや変形が生じやすく、サビが発生しやすいというデメリットがあります。
木質系サイティング
木質系サイディングは、無垢などの天然木を使用した外壁材です。表面には耐火性を持たせるために塗装などで加工されています。住宅で使われることはほとんどないですが、アクセントとして使われることはよくあります。
天然の木が生み出すナチュラルな風合いが特徴で、年月が経過するにつれてより味わい深い雰囲気が増すため、木の素材感を楽しむことが可能です。高い断熱性も期待できます。ただ、他の断熱材よりも比較的高額で、窯業系や金属サイディングよりもこまめなメンテナンスをしなければならず、手間がかかる点がデメリットです。また、防火加工がされているものの木を使用しているため、防火性では少し心配も残ります。
ラップサイディング
ラップサイディングは、幅の細長い板状の外壁のことをいいます。素材は窯業系サイディングと同じものが使われていますが、一枚一枚を重ね貼りして仕上げる「合切り加工」で施工されます。
アーリーアメリカンスタイルやデザイン性の高い家にしたいときにラップサイディングはよく使用されます。外壁に立体感が生まれ、個性的でおしゃれな雰囲気を出せる点が特徴です。窯業系サイディングと同じ素材が使われているため、耐火性にも優れていますが施工に手間がかかるため施工費用が高くなりやすいです。ただ、窯業系サイディングのようなシーリング(コーキング)材は使われないため、住み始めてからのメンテナンス費用は抑えられます。
タイル
タイルは、石・土・粘土などの自然素材を約1,300度の高温で焼き固めて作られた外壁素材です。比較的高額で、職人が一つ一つ施工するため施工技術が求められます。腕の良い職人に施工してもらえたら、耐久性が高く半永久的にメンテナンス不要で使い続けられる高品質な外壁材です。雨風に強く、独特の風合いからは高級感と重厚感が感じられます。アンティークスタイルだけでなくシンプルな家にも合わせやすいです。ワンポイントとして取り入れてもオシャレです。
塗り壁
塗り壁は、土・漆喰・モルタルなどの下地に塗って仕上げる外壁材です。自然の風合いと職人技による意匠性の高さが特徴で人気があります。和風だけでなく南仏やスペイン風、ナチュラル風の家にしたい場合にも塗り壁がよく使われます。また、最近では漆喰や珪藻土などの天然素材も人気です。繋ぎ目がないため、シーリング(コーキング)材を使う必要がありません。
モルタルは耐火性に乏しいため、防水効果を持たせるために表面に塗装が施されます。ひび割れによる経年劣化が発生する可能性が高いため、定期的なメンテナンスが必要です。
ALC
ALCとは、軽量気泡コンクリートのことです。住宅よりもビルの外壁に使われることがよくあります。
ケイ酸質、石灰質、アルミニウム粉末などの素材を高温・高圧の蒸気で加工し、コンクリートの中に気泡を入れて軽量化して作られています。そのため、重量が非常に軽いため耐火性にも優れ、内部の気泡で断熱性も高いです。防音性にも優れています。撥水性や耐衝撃性の弱さがデメリットですが、塗装による加工で補っているためさほど気になりません。ただ、製造できるメーカーが少ないため単価が高く、施工技術も必要になるため初期費用は高くなりがちです。
おしゃれな外壁の色にできるおすすめ塗料
外壁は年月が経過すると劣化症状が出てくるため、定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスでは外壁塗装がよく使われます。ここからは、おしゃれな外壁の色にできるおすすめの塗料を3つご紹介します。
多彩模様塗料
多彩模様塗料とは、模様や柄のある意匠性の高いデザインを出せる外壁塗料です。複数の色と粒が混じっており、天然石材のような見た目を実現することができます。色のトーンが異なる塗料やチップが混合されているので、塗装することで美しい多色模様と立体感が生み出されます。本物の石や岩のように表現できるので、家の外観をより個性的でおしゃれに変化させることが可能です。
艶消し塗料
艶消し塗料とは、表面をマットな仕上がりにする塗料のことです。ざらざらと温かみのある風合いを出すため、艶のない見た目が好みの方におすすめです。日差しの反射を抑えて均一な色味を表現し、建物に高級感を与えます。汚れた傷も目立ちにくいため、メンテナンスもしやすいです。上品でモダンな雰囲気の外観にしたい方にはおすすめの塗料です。
クリヤー塗料
クリヤー塗料とは、顔料を含まない無色透明な塗料のことです。使われている外壁の素材や木目の雰囲気を生かして塗装ができます。木材や石材などの自然素材に使うと、素材本来の美しさを保ちながら耐久性を上げることができます。コーティング材として使いながら、使用されている外壁の元の素材や色をそのまま生かすことができる点がクリヤー塗料の特徴です。
外壁をおしゃれにするコツ
外壁をおしゃれ配色するには、いくつかポイントがあります。ここからは、外壁をおしゃれにするコツをご紹介します。
外観のコンセプトを決める
まずは、外観をどんなデザインにしたいのかコンセプトを決めます。シンプルモダンにしたいのか、北欧風の雰囲気にしたいのかによって、選ぶ外壁材の種類は異なってくるためコンセプトを決めることは重要です。目指す方向性を決めることで、外壁も選びやすくなります。
イメージが定まらない場合は、SNSや工務店・ハウスメーカーのホームページに掲載されている施工事例などをチェックし、自分の好みの外観を探してみましょう。その中から自分が目指したいイメージと近いものがあれば、その写真を見ながら外壁材を選ぶと良いでしょう。
人気の外観のコンセプトをいくつかご紹介します。
シンプルモダン
シンプルモダンは、装飾を施さないシンプルなデザインです。白や黒・グレーなどのモノトーンカラーが良く使われます。シンプルなデザインなので、周囲の建物との調和も取りやすいため周りから浮く心配はありません。流行に左右されにくく飽きにくいデザインでもあります。
和モダン
和モダンはモダンな雰囲気を取り入れながら和風テイストを盛り込んだ外観デザインのことです。黒やブラウン、木目調を取り入れることで和の雰囲気が感じられるようになります。落ち着いたデザインなので年齢問わず好まれる外観でもあります。玄関や外壁の一部に木の質感を取り入れることで、外観のアクセントとなっておしゃれになります。
ヴィンテージモダン
ヴィンテージモダンとは、現代的なデザインに木質系の素材などヴィンテージの雰囲気を組み合わせたスタイルのことです。モダンな雰囲気の中にアンティークなデザインの素材を組み合わせることで、洗練された雰囲気の中に温かみも感じられる外観を生み出せます。
ナチュラル
ナチュラルテイストは、白やベージュなどの淡い色を用いたシンプルで柔らかい雰囲気のある外観デザインのことです。素材には木材やタイル、しっくいなど自然素材を使うことで雰囲気を演出できます。植物とも相性が良いので、庭に植栽があることでよりナチュラルな雰囲気を演出できます。
ヨーロピアン
白・ブラウン・ベージュなどを基調とし、エレガントな雰囲気を演出できるヨーロピアンスタイルは、ナチュラルとも少し似た雰囲気があります。違いとしては、レンガ系を使って格式を意識している点です。
エレガント
高級感が感じられる装飾を施された洋風の外観をエレガントスタイルといいます。タイルやレンガで高級感を演出し、高級ホテルのような雰囲気を作ることも可能です。窓枠やバルコニー手すりなどをデザイン性の高いものにしたり、アーチなどの装飾を施すことで、高級感と上品さを演出することもできます。
リゾート
高級リゾート地のホテルのような雰囲気を演出するリゾートスタイルは、爽やかさが感じられる外壁を選ぶ必要があります。白やグレーなどの明るい色を基本とし、木やタイルなどの自然素材をアクセントとして取り入れると良いでしょう。
また、ウッドデッキや芝生とも相性が良いです。大きな窓を取り入れることで、日当たりや開放感も高まります。明るく流行に左右されず飽きにくいシンプルなデザインなので、長く愛着を持てるのではないでしょうか。
北欧
北欧の住宅をイメージしたデザインの北欧スタイルには、白や淡いブルー、グリーンなどの明るい色が組み合わせられることが多いです。見た目にも温かみが感じられるだけでなく、日本では個性的なデザインなので他の住宅とは違った自分の個性を引き出すこともできます。木などの自然素材を使うことで、ナチュラルな温かみを演出できます。
アメリカン
アメリカンスタイルは、ログハウスのような見た目が特徴的です。おしゃれで品があるだけでなく、開放的な印象も感じられます。木材との相性が良く、板張り風の外壁が良く使われています。シンプルで主張しすぎず、爽やかな外観にしたい人におすすめです。
シック
シックは、派手さを抑えて上品さと洗練された雰囲気を演出するスタイルです。モノトーンでシンプルにまとめられており、流行にも左右されにくいです。シックにはフレンチシックというデザインもあり、こちらは白を貴重に淡いトーンを使ってヨーロッパ風のエレガントさを演出しています。
外壁の色は3~4色までにする
外観の色は3〜4色までにする外観に統一感を持たせるためにも、外壁・屋根・窓・門などの色は3〜4色程度で抑えるようにしましょう。色を多く使いすぎるとごちゃごちゃした印象になってしまいます。例えば、外壁に2色使いたいのであれば、雨樋や窓サッシなどの色は1色で抑えることで、全体がまとまって洗練された雰囲気を演出することができます。
アースカラーで揃えたら温かみのある雰囲気を演出できる
ナチュラルな雰囲気を演出したい人には、アイボリーやベージュなどのアースカラーがおすすめです。アースカラーは土や木などの自然をイメージさせる色なので、ナチュラルスタイルの住宅で良く使われています。
ダークトーンで揃えるとかっこいい印象になる
落ち着いたクールな印象にしたいなら、ダークトーンで揃えると良いでしょう。ブラックやグレーなどの色はスタイリッシュな印象を与えるので、モダンスタイルにしたい方に良く使われています。ブラックだと重たくなってしまうため、最近ではネイビーを使う人も増えています。
ホワイトはどの色とも相性が良い
ホワイトには、黄色味がかったホワイトや青みがかったホワイトなど様々な種類があります。アースカラーやダークカラーなど様々な色との相性が良いため、使いやすい色でもあります。ただ、汚れが目立ちやすいというデメリットがあるので、その点は注意が必要です。
外観は、外壁だけでなくそのほかの付帯部分などとの色のバランスを考えながら選ぶようにしましょう。
原色系同士は組み合わせない
色味の強い原色同士の組み合わせは避けるようにしましょう。派手になりすぎて、周囲の家からも浮いた印象になってしまいます。原色のように強い色を使いたい場合は、アクセントカラーとして一部に使ったり、白やブラウンなどの優しい色味と組み合わせることをおすすめします。
ツートンカラーはコントラストが効いたオシャレな雰囲気になる
外壁は1色使いでもおしゃれで落ち着いた雰囲気になりますが、ツートンカラーでデザインするとコントラストが効いたおしゃれな雰囲気を演出することが可能です。1階と2階部分で色を変えてみたり、建物の凸凹に合わせて色味を変化させるのも良いでしょう。
他の素材でアクセントをつける
外壁の一部にタイルやレンガ、木などを使ってアクセントをつけるとハイセンスな外観をデザインすることができます。バルコニーの出っ張り部分や玄関周りだけに木やタイルを使うのもおしゃれです。タイルやレンガ、木は施工技術が必要になるためサイディングよりも費用がかかり、外観全体に使用するのは難しい人も多いです。アクセントとして取り入れるだけなら、費用を抑えながらデザイン性の高い外観を作ることができます。
カラーシミュレーションで色のイメージを掴んでおく
外壁の色を検討する際は、必ずカラーシミュレーションを行いましょう。家の外壁に使用した場合にどのような雰囲気になるのかを確認しておくことが大切です。サンプルや色見本を見せてもらうことも重要ですが、色には面積効果があるため、小さなサンプルで見た時と、広い面積で見た時には雰囲気が異なります。
実際に施工した時にどのような雰囲気になるのかイメージを固めるためにも、業者にカラーシミュレーションをお願いしましょう。ただ、カラーシミュレーションはあくまでもイメージを固めるためのものです。印刷の具合や、機器の画面設定や性能によって見える色合いが変わってきてしまうため、あくまでも雰囲気や方向性を掴むために使用するものであるという認識を持ちましょう。
汚れが目立ちにくくないかを確認する
白や黒は汚れが目立ちやすい色です。外観をスタイリッシュでクールな印象にしてくれるため、人気が高い色ですが年月が経過するとコケや黒ずみが目立ちやすくなるため注意が必要です。外壁の色を選ぶ際には汚れの目立ちやすさも気にするようにしましょう。
周辺の家との調和を意識してみる
外観の色を決める際には、周囲の家との調和も意識してみましょう。自分の好みの色で決めてしまうと、出来上がった時に周囲から浮いてしまう可能性があります。落ち着いた雰囲気の住宅街なら、シンプルなものやナチュラルテイストのものが似合うでしょう。
また、汚れにくい色を選べば清潔感が感じられるので、住む地域のイメージアップにもつながるかもしれません。
外壁の色を決める時の注意点
ここからは、外壁の色を決める時に気をつけたい注意点を紹介します。
価格・予算を考える
まず大切なことは価格や予算を考えることです。外壁は広い面積を占めているため、価格の高い外壁材を選べばその分大きな出費になります。費用を抑えることを重視するなら、サイディングなどを選ぶのが良いでしょう。
ただ、タイルのように耐久性に優れた外壁材は、初期費用がかかるものの、ほぼメンテナンスが必要のない外壁材のためランニングコストも考えると費用は抑えられる可能性もあります。つまり、外壁材を選ぶ際には住み始めてからのランニングコストも考えた上で選ぶ必要があるということです。
機能性を確認する
最近の外壁材は高性能なものが多いです。例えば、防汚機能が優れているものや遮熱性の高いものなどがあります。機能性を考えて外壁材を選ぶことは、住み始めてからのメンテナンスコストを抑えることにもつながります。
家族が増えたり、ライフスタイルが変化したりするとその分お金がかかってくるため、少しでも家にかけるメンテナンス費用を抑えたい方は、機能性を重視して選ぶようにしましょう。
サンプルを日の光に当てて確認する
外壁を決める際には、必ず外壁材や塗料を日の光に当てて確認するようにしましょう。室内と屋外では色の雰囲気が全く異なります。外壁は屋外で使用するものなので、実際の外壁の状況に近い条件にして色味を確認することが重要です。
また、晴天時だけでなく雨天時、朝・昼・夜と状況を変えてサンプルを屋外に置いてどのように見えるのかを確認するようにしましょう。天候などの状況によって雰囲気が変わって見えてくるので、時間がかかっても屋外での確認は必要になってきます。
色の室内温度への影響を意識する
外壁の色は室内温度に影響を与えることはご存知でしょうか。黒のような暗い色は光を吸収しやすく、白のような淡い色は光を反射しやすいです。そのため、暗い色の外壁を使った家だと冬は太陽の熱で室内温度を上げられるため、暖房効率を高めることができます。
しかし、その反面夏は暑くなりやすいため、冷房効率が下がる可能性があるのです。反対に白い外壁材の場合、夏の室温上昇を防いでくれるため冷房効率を高めることができますが、冬は熱を反射するため暖房効率を高めることは難しいといえるでしょう。このように、色が持つ機能にも注目して外壁の色を決めることをおすすめします。
地域の景観ガイドラインを確認する
地域の景観ガイドラインがあるならば、ガイドラインに従うことが重要です。地域のコミュニティとの調和を保つためにも、ガイドラインがあるなら従うようにしましょう。
面積効果があることを理解する
先にも少し述べましたが、色には面積効果があります。面積効果とは、同じ色でも小さい面積で見るのと大きな面積で見るのとでは 見え方が異なってくる現象のことです。
小さい面積でみた時はイメージ通りでも、実際に外観に使われるとイメージと違うという失敗例はよくあります。明るい色の場合、小さい面積よりも大きな面積で見たときの方が色が鮮やかに見えます。暗い色の場合は、大きい面積で見るとより色が濃く見えるという効果があるのです。
この面積効果を意識し、色を選ぶ際にはワントーン暗め・明るめを意識して選ぶようにしましょう。
塗料を使う場合は品質にもこだわる
外壁塗装を行う際には、色だけでなく品質にもこだわるようにしましょう。品質を気にせずに価格安さだけで選ぶと、すぐに耐用年数が来て数年でメンテナンスをしなければならなくなります。
例えば、アクリル塗料の場合、発色が良くて安価で塗装できますが、耐用年数が3〜8年と非常に短いというデメリットがあります。フッ素塗料は価格が高いですが、耐用年数が15〜20年と長いです。このように初期費用にお金をかけることで、その後のメンテナンスコストを減らすこともできます。
外観を様々な色で雰囲気を変えたいという人には、耐用年数が短い塗料でも良いですが、長く使いたい方には初期費用がかかったとしても耐用年数の長い耐久性の高いものを選ぶようにしましょう。
玄関・窓枠などの他の外観部分の色とのバランスを考える
外観は、外壁だけでなく玄関扉や窓枠などの色とのバランスも考える必要があります。屋根の色も見えるのであれば、屋根色との調和も考えなければなりません。統一感を意識して配色するようにしましょう。
エクステリアとの調和も考える
外観にはエクステリアとの調和も考える必要があります。庭の雰囲気やカーポート、門扉が建物の外観とバランスよく統一感が出ているかを意識しましょう。外観全体の雰囲気がイメージしづらいという方は、業者にお願いしてシミュレーションしてもらうのもおすすめです。
まとめ
以上がおしゃれな外壁の色の選び方や注意点についての解説です。外壁の色は、外観の雰囲気を決める重要な要素です。これまで解説したことを参考に、おしゃれで理想の外観をデザインしてみましょう。外壁のデザインや色についてご相談がある方は、相談や見積もりは無料で承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。外壁塗装のプロ・専門家であるエムアールが適切なアドバイスをいたします。
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外壁塗装・屋根塗装について詳しく知りたい方はぜひ一度ショールームにご来店ください!
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