【外壁塗装の知識】ケレン作業ってなに?なぜするの?
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外壁・屋根塗装で重要なのは塗装を行うことだけではありません。汚れを落とす洗浄作業や、悪くなっている箇所なおす補修作業、塗料の密着をよくするケレン作業などの下地処理も大切な工程の一つです。下地処理は、塗装の完成度を左右する重要な工程。
今回は、下地処理のなかでも「ケレン作業」についてご紹介します!
基本的な外壁塗装の流れは【①下地処理→②下塗り→③上塗り1回目→④上塗り2回目】となります。
ケレン作業は①下地処理のうちのひとつです。
「ケレン」とは「クリーン」が語源と言われており、古い塗膜を除去して新しい塗料がしっかり密着するように塗装面をキレイに整える作業のことを指します。外壁・屋根塗装を行う際は、いきなり塗料を塗るのではなくまずは洗浄や補修、ケレンなどの「下地処理」を行います。適切な下地処理を行うことで、劣化の再発を防いだり塗料の性能を十分に発揮できるようになります。
ケレン作業は1種から4種まであり、それぞれの特徴は下記の通りです。
1種:サビや旧塗膜を完全に除去する。腐食が激しい場合に行う大掛かりな作業で、一般住宅で行うことはほぼない。
2種:サビの状態が深刻な場合に行う。ディスクサンダー等の電動工具や手工具を使用してサビや汚れ、旧塗膜を除去する。
3種:サビや膨れなどの劣化している旧塗膜を除去する。しっかりと密着している塗膜は残す。
4種:汚れを落とし、表面に凹凸をつけて塗料の密着をよくする「目荒し」が主な目的で、ヤスリなどを使用しることがほとんど。
サビの状態や塗膜の剥がれ・膨れなど、劣化症状が深刻になるほど作業の手間もかかり作業代も高額になります。
また建物の状態だけでなく、鉄部と木部でもやり方は変わります。
◇鉄部のケレン◇
鉄部のケレン作業はサビの除去を行うことが最大の目的です。サビをしっかり落としてから、新しい塗料を塗ることで再発を防ぎます。まずはサビと古い塗膜を除去し、サビ止め塗料や鉄部用の下塗り材を塗布することで塗料の耐久性や性能を正しく発揮することができます。
◇木部のケレン◇
木部は腐食しやすいため鉄部と比べてメンテナンスの頻度が高くなります。古い塗膜が残っていると新しい塗料をはじいてしまうため、しっかりと塗膜の除去を行うことが大切です。また木部の塗装では、古い塗膜を除去したあとに木部用の下地調整材を塗布してから上塗りを行います。ケレンしたところに上塗り材を塗布しても、密着度が低くすぐに剥がれてしまったり、木材が塗料を吸い込みすぎて塗膜が薄くなってしまいます。下地調整材は密着度を高め、塗料の吸い込みを防ぐためにも必須です。
塗料には遮熱性・防水性・低汚染性・防カビ・防藻性など様々な機能があり、それぞれの仕様に沿った塗り方をしなければなりません。そして、塗料が機能を十分に発揮するためには、ケレン作業や補修作業といった適切な下地処理が重要です。
外壁・屋根塗装を依頼する際には、見積書に「ケレン作業」や「補修作業」が記載されているかも確認しましょう!
外壁塗装の工程についてはコチラ→外壁塗装に絶対必要な工事とその目的は?
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