【Q&A 疑問にお答え!】外壁の種類 ②モルタル
今日は皆さんが外壁塗装を考えた時に、疑問に思われる事…多くのお客様に質問される事などの中から【外壁の種類】についてピックアップさせていただきます!
自分の家がどんな素材なのかわからない!
新築から〇年たったけど、いつごろメンテナンスしたらいんだろう?
これはどういう劣化症状なの?
などなど、メンテナンスを考える参考にしてください♪
【主な外壁の種類 一覧表】
それでは、ひとつひとつ特徴を詳しく見ていきましょう。
今回の記事では、80年代までの住宅によく見られる「モルタル」についてご説明します!
①サイディングはコチラ!
②モルタル
モルタルはもともと防火仕様の住宅を建てることを目的に使用されるようになり、洋風建築の流行によって広く選ばれるようになりました。
モルタルはセメント・砂を水で練り込んだ建築材で、モルタルの強度をあげたものがコンクリートといえます。職人がコテで仕上げるため意匠性が高く、また繋ぎ目がないことも大きな特徴です。仕上げ方には大きくわけて「リシン」・「スタッコ」・「吹付タイル」・「左官仕上げ」の4種類があります。職人の手仕事なので施工に手間がかかり、施工コストの安い「窯業系サイディングボード」が選ばれるようになっていきました。
金属などの熱伝導性がある素材を使用していないため遮熱効果が高い一方で、モルタル自体の防水性は低く表面を塗装することで防水性を持たせているという面もあります。
木造建築がほとんどだった日本で防火の目的で使用されるようになった素材であるため、不燃性の原料でできているモルタルは火事に強いく、また燃えても有毒ガスが発生しない素材でもあります。耐久性も高く、台風などによる飛来物による破損しにくいのが特徴です。
メンテナンスとしては、繋ぎ目がないため目地シーリングがなくシーリング補修が不要というメリットがあります。しかし目地シーリングがない為に建物の揺れに追従する性能が低く、ひび割れが生じやすい面もあります。防水性が低いため、ひび割れを放っておくと建物内部に浸水しやすいということは気に留めておかなければいけません。
モルタル自体の耐久年数は30年ともいわれ大変長いですが、防水性を保つためには塗装とひび割れの補修などで6~10年でのメンテナンスが必要となります。
(エムアールで施工を賜ったモルタルの住宅)
【特徴のまとめ】
メリット:目地がないので目地シーリング補修が不要、表面温度があつくなりにくい、防火性・耐久性が高い、意匠性が高く味わいのある仕上がり
デメリット:ひび割れが発生しやすい、防水性が低い、表面に凹凸があるため汚れがつきやすい
【主な劣化症状】
チョーキング現象、ひび割れ、雨だれ、塗膜の浮き・はがれ、苔・藻の繁殖 など
劣化症状については過去のブログもご参考にしてください!
→外壁の劣化の種類と対策について
【見分け方】
サイディングボードとの一番の違いは、繋ぎ目の有無です。繋ぎ目が一切なければ、モルタルの可能性が高いです。モルタルとコンクリートは良く似ていますが、モルタルに砂利を加えたものがコンクリートと言えますのでモルタルのほうがより表面がツルツルしています。感触も違いますので、触ってみるとわかることもあります。
モルタルは現在ではあまり使われなくなった素材ですので、中古物件や引き継いだお家であると素材がわからない場合もあるかと思います。
お問い合わせのときに外壁材がなにかわからなくても、もちろん問題ありません!
現地調査でスタッフが確認し、劣化症状やご予算・ご要望に添った施工をご提案いたします(^^♪
次回は③トタンについてご説明します!
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