失敗しない屋根塗装の考え方!
こんにちは。暖かくなってきましたね。日差しが当たるようになると、ふとご自宅を外から見た時に屋根が色落ちしてきているのに気づかれたりするケースもあると思います。
外壁塗装はもちろんですが、エムアールでは屋根塗装も対応させていただいております。まず現地調査にお伺いさせていただいた時、どんな屋根で施工されていたとしても、直接担当者が屋根に昇り、異常や劣化がないかチェックを行っています。
もちろん塗装が必要な場合は外壁の塗装と合わせて見積りを出しますし、塗装の必要がない瓦などは、修繕の必要がない場合は特にご提案は致しません。それは建物診断を行った際にしっかりと写真をもとにご説明させていただいております。
一般的に屋根の種類は大きく3種類に分けられています。
【瓦屋根】
・粘土瓦(日本瓦・和瓦):粘土でできている瓦の事、基本的に塗装の必要はなし。
・セメント瓦:セメント製の瓦で圧形スレートとも呼ばれている。防水機能が備わっていないので、塗装で保護する必要がある。
・モニエル瓦:セメント瓦の一種で、スラリー層ともいわれている。セメント瓦と見た目が似ているが、塗装方法が異なるので注意が必要。
【スレート屋根】
現在の洋風家屋に使われている事が多い。コロニアルやカラーベストとも呼ばれ、防水機能を維持するために塗装で保護が必要。
【金属屋根】
・トタン屋根:昔ながらの金属屋根で、波上の屋根材や平らな屋根材等、種類が豊富。軽くて丈夫ではあるが錆びに弱く、錆が進行すると腐食して穴があく可能性がある。防水機能を維持するためには、定期的に
塗装で保護が必要。
・ガルバリウム鋼板:近年人気がでている。塗装が困難な場合に「カバー工法」として用いられる事もある。トタンに比べて錆びに強い性質をもっており、長持ちすると言われているが、施工費用が高い。15~20年を目安に
塗装で保護をするのがベスト。
上を見れば、大半の屋根は塗装が必要だという事が分かります。ただあくまでも防水機能を維持するためのものであり、既に劣化して雨漏りなどが発生している場合は、塗装に加えて補修工事が必要になります。
■屋根塗装には多くの工程が必要
「屋根塗装」と一括りで言うものの、屋根の塗装には多くの工程が必要です。塗装を行った後に水気が抜けるために隙間を作る作業(タスペーサー取り付け等)や、古い塗膜を剥がすためのケレン作業、屋根材にひび割れが起きている場合はパテ材で補修をする、屋根の棟包み(屋根板金)は名前の通り板金ですので、下塗りは錆止めの塗料を使用する必要があります。
■見積書の内訳が「屋根塗装 一式」は要注意!
見積りをとられた業者さんの内訳が、「屋根塗装 一式」などと記載されている場合は、本当に上の工程を全てしっかりやったうえでその金額になっているのか、しっかり確認しましょう。
一つでも工程を怠った場合、高いお金を払った数年後にまた不具合が出ててきてしまった…というトラブルの結果になってしまいます。
■自分の家の屋根の状況をしっかり把握しよう
屋根は今どういう状況なのか。この屋根にしっかり防水機能を維持するためには何の工事が必要なのか。お見積りをもらう際には、充分に説明を聞いていただく必要があります。
また、業者によっては屋根も塗装が必要な材料を使用しているにも関わらず、「予算もあるんで今回は外壁だけでもいいですよ。屋根はまた今度うちでお願いしてください」なんて提案する事もあるそうです!
確かに予算的にどうしても無理!という場合は検討が必要ではありますが、屋根を塗装するにも当然足場代は必要になります。外壁だけ先にして、数年後に屋根を…となれば、足場代が2回分発生する。更に外壁と屋根の塗装するタイミングがずれてしまえば、当然次にメンテナンスが必要なタイミングも異なり、次の塗り替えも足場代がまた2回分発生してしまう…という負のループです。
予算とは別で、考え方として一番ベストなのは、外壁塗装で使用する塗料と耐久年数が同じ塗料を屋根にも使用する。または屋根は外壁塗装よりも高い耐久年数の塗料を使用する。というのを選ぶのがベストでしょう。
屋根は一番紫外線が当たりますし、台風シーズンは雨風も直接被害を受けやすい箇所です。場合によっては、外壁の塗料と同じ耐久年数の塗料を屋根に使用しても、屋根の方が先に劣化してくる可能性もあるからです。
■屋根の塗料と色選びは慎重に!どういうリスクがあるのかしっかり確認しよう
外壁と違って屋根は濃色を選ばれる方が多いです。Tシャツと同じ考えで、白よりも黒の方が紫外線を吸収して暑くなる。屋根も同じで、濃色を使った場合と淡色を使った場合では、耐久年数も異なります。
色選びはその点も踏まえて、しっかりと担当者と打ち合わせを行いましょう。
★まとめ★
失敗しない屋根塗装を行うためには、
①なるべく外壁塗装を行う際に同じタイミングで屋根塗装もしておく
②自分の屋根がどういう状況なのか。どのような工事をしたらしっかりメンテナンスした事になるのか充分な説明を聞く。(見積書の内訳をしっかり確認!)
③色選びと塗料の耐久年数は十分理解したうえで選ぶ
まずはこの3つを確認するようにしましょう。また、屋根を見てもいないのに屋根塗装を提案してくる業者もいるようですので、現地調査をどのように行っているのかチェックをする事も大切だと思います。
また、上記で屋根について簡単に触れたところは別のブログでピックアップしているのもありますので、ぜひご閲覧ください!
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