S様邸 現地調査
8月30日、外壁塗装専門店 株式会社エムアールにお見積りのご依頼を頂き、刈谷市のS様邸へ現場調査に行ってまいりました。
お客様の塗装ご希望の箇所は、外壁塗装と屋上防水です。築年数はおよそ24年で、2回目の塗装をご検討されていらっしゃいます。
【外壁】
外壁は北面タイル張りで残り3面はALCボードです。
タイル面は目地の劣化が心配なので撥水材塗布が必要と思われます。
ALCボードはチョーキング現象及び色褪せが見受けられました。チョーキング現象とは塗料に含まれる樹脂成分と顔料が劣化により分離し顔料が元の粉に戻って表面に現れる現象です。外壁表面の撥水効果が薄れています。
撥水効果が薄れているため、湿気をおび乾燥せず藻が繫殖したと推測できます。
【屋上】
シート防水の上に前回ウレタン塗膜防水を施工しております。
繋ぎ目にひび割れがおきてきており雨水が侵入している可能性が高いです。
そのため、今回の提案は通気緩衝工法が適しているかと考えます。
【付帯部】
樋・シャッターボックスなどの付帯部もチョーキング現象及び色褪せが見受けられました。
【シーリング】
外壁目地シーリング・窓廻りシーリングともに切れてきており、雨水が侵入する可能性が高い状況です。
【総評】
東面に現状雨漏りがおきていて、可能性として屋上の笠木両サイドにシーリングが打たれております。笠木繋ぎ目が切れてきておりそこから侵入した雨水が抜けるところがなく壁の内部を伝ってサッシ上部から出てきていると推測できます。
全体的に劣化が進んでいるため早急なメンテナンスが必要と考えます。
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