現地調査
2021年5月14日、外壁塗装専門店 株式会社エムアールに折込チラシよりお見積りのご依頼を頂いた、 刈谷市のT様邸に現場調査へ行ってまいりました。
お客様のご希望の塗装箇所は外壁と屋根です。築年数はおよそ15年で、1回目の塗装をご検討されていらっしゃいます。
【外壁】
T様のお宅の外壁材はサイディングボードです。触ると指先に粉がつくチョーキング現象が見受けられました。チョーキング現象は、既存の塗膜が紫外線などによって劣化して顔料が粉状に浮き出てくる症状です。そのため、塗膜の役割である防水性能が低下しています。
また、外壁の一部に反りが見受けられました。外壁材の反りは外壁材が雨水を吸収し、湿潤⇔乾燥を繰り返すうちに外壁材が変形して起きる症状です。反りは軽微ですが、このまま放置してしまうと外壁材の張替えが必要となります。
塗膜の防水性能の低下から変形が起きていますので、塗装を行い防水性を高める必要があります。反った外壁材は完全には治りませんが下地木材にビスを打ち込むことで改善することが出来ます。
【屋根】
屋根にはカラーベスト材が施工されています。全体的な退色と苔の付着が見受けられました。苔は良好な状態の屋根材には付着しにくく、劣化して雨水を吸収した屋根材に繫殖しやすくなります。また、屋根材に外壁材同様の反りが見受けられました。雨水を吸収し、湿潤⇔乾燥を繰り返すうちに反ったものです。
屋根は紫外線を常に浴び続ける過酷な環境下にさらされています。苔の付着や反りなどの劣化症状が見受けられますので塗装による保護が必要です。
【付帯部】
破風や鼻隠しにも塗膜の劣化症状であるチョーキング現象が見受けられました。外壁材や屋根材同様に雨水を吸収する事で反りなどの変形を引き起こしますので塗装による保護をおすすめします。
【シーリング】
外壁材の繋ぎ目の目地シーリングに切れや硬化が見受けられました。シーリングは止水はもちろんの事ですが、クッションの役割も果たします。シーリング材の耐久性は充填量が非常に重要で、充填量が少ないと耐久性に不安が残ってしまいます。既存シーリングを撤去する事で充分な打ちしろを確保することが出来ますので、弊社では既存シーリングを撤去して新たに充填する打ち替え工事を推奨しています。
サッシ周りのシーリングにも同様の劣化症状が見受けられました。こちらも打ち変え工事をおすすめします。
【防水など】
T様邸のベランダにはFRPが施工されています。FRP防水は非常に硬く、耐久性の高い防水工法ですが紫外線に弱いという特徴があります。ベランダ床に汚れや苔の付着は見受けられましたが、浮きや切れなどの劣化は見受けられませんでした。雨漏りの心配はありません。
防水層を紫外線から守るトップコートにはチョーキングや塗膜のひび割れが見受けられましたので、トップコートの塗り替えをおすすめします。トップコートの塗り替えを行う事で良好な状態の防水層を維持することができます。
【総評】
T様のお宅は築15年程ということで、各所に劣化が見受けられました。しかしながら致命的な損傷はなく、部材の交換などは必要ありません。塗装を行い保護することで、安心して暮らせるお家になります。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
外壁塗装・屋根塗装について詳しく知りたい方はぜひショールームに来店して頂き、ご質問してください!
愛知県刈谷市・知立市の外壁塗装・屋根塗装・防水工事のご相談・お見積り依頼・診断(無料)は株式会社エムアール
外壁塗装ショールーム来店予約はこちら→来店予約
塗装専門ショールームには塗装に関する情報が盛りだくさん!
皆様が実際に見て、触って、感じて頂けるものをご用意しております。
エムアールの施工事例はこちら
エムアールの塗装ラインナップはこちら