現地調査
2021年3月1日、外壁塗装専門店 株式会社エムアールにお見積りのご依頼を頂き、 刈谷市のS様邸へ現場調査に行ってまいりました。
お客様のご希望の塗装箇所は外壁と屋根です。築年数はおよそ24年で、2回目の塗装をご検討されていらっしゃいます。
【外壁】
前回の塗装でセラミックが吹き付けてありますが、色ムラができています。塗装の仕上げで使用したクリヤー塗料の塗布量が均等でなかったため、塗布量の少ない箇所が劣化した結果として褪色してムラになったと推測できます。
クリヤー塗装が剥がれた際に密着したセラミックの表面の塗膜を一緒に剥がしてしまっています。剥がれかけている個所をしっかり除去して下塗りで固めてから上塗りをしていかないと数年で同じように剝がれてきてしまいます。
【外壁目地】
外壁材の繋ぎ目に施工されたシーリング上の塗膜にひび割れがあります。内部のシーリングが痩せて縮んでいくのに塗膜が追従して割れたものです。シーリングの打ち替えに目地をカットする必要がありますが、塗膜がセラミックで非常に硬いものですから剥離剤で剥がすか電動工具でカットするかの選択になります。
【屋根】
全体的に色褪せしています。撥水効果が薄れているため湿気をおびても乾燥せずに軒先あたりには苔が繁殖しています。
カラーベストの重なり部分にまで旧塗膜が入り込み、隙間を埋めてしまっています。毛細管現象で屋根内部に雨水が侵入しますのでタスペーサーという器具を取り付けて隙間を開けてあげる必要があります。本来であれば前回の塗装時やるべき作業だと考えられます。
【付帯部】
雨樋はチョーキング現象及び色あせが見受けられました。塩化ビニール製ですので劣化が進むと弾力性が失われ少しの衝撃で破損する恐れがあります。塗装して紫外線・風雨から守る必要があります。
雨戸、水切りなど板金部分はチョーキング現象及び色あせが見受けられました。放置しますと雨水が直接板金の素地にあたり、錆がおきますのでその前に塗装して保護する必要があります。
軒天は塗膜剥離が見受けられました。旧塗膜をケレン作業で除去したのちに塗装しないと数年で塗膜剥離がおきます。
【総評】
外壁は前回の塗装で施工したと思われるセラミックが剥がれている、あるいは剥がれかけているところが多々あります。下塗り剤のシーラーでしっかり固めてから再度下塗りを塗布しのちに上塗りを2回する必要があります。次の塗り替えのことを視野に入れて塗料を決めることも大切なポイントです。
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