現地調査
11月15日、外壁塗装専門店 株式会社エムアールに自然来店よりお見積りのご依頼を頂き、 刈谷市のY様邸に現場調査に行ってまいりました。
お客様の塗装ご希望の箇所は、外壁と外構です。
築年数はおよそ15年で、1回目の塗装をご検討されていらっしゃいます。
Y様のお悩みは2階外壁の退色と外壁繋ぎ目のシーリングの劣化、外構のひび割れでした。外壁の繋ぎ目のシーリング材は経年劣化による硬化とひび割れ、部分的に切れが見受けられました。雨水の侵入口となりますので対応が必要です。
シーリング材は止水だけでなくクッションの役割も果たします。硬化したシーリングはクッションの役割を果たしませんので既存シーリングを撤去したうえで新たに充填する打ち替えが必要です。
2階外壁はチョーキングが顕著に表れていました。チョーキングは塗膜の劣化の症状で、塗膜の本来持つ役割である撥水効果や紫外線からのダメージを防ぐ機能が低下している状態です。外壁材が雨水を吸収する事で反りやひび割れが起きる可能性があります。
塗膜が弱まっていますので塗装が必要です。塗装を行うことで撥水し、雨水の吸収を防ぐことが出来ますので反りやひび割れを防ぐことができます。
1階外壁はタイル調のサイディング外壁でY様は現在の風合いを活かしたクリヤー塗料での塗装をご希望でした。
1階外壁を調査したところ、南面の外壁にチョーキングが確認出来ました。チョーキングが発生すると粉状の顔料がクリヤー塗料の密着を妨げてしまい、剥がれや白濁などの症状が起こってしまいます。
私どもよりも前に現場調査を行った相見積り業者は何も言わずにクリヤー塗料での塗装を行うと言われたそうです。2~3年でクリヤー塗料が剝がれてしまっては再塗装が必要となってしまい、費用も余計に掛かってしまうことになってしまいます。私どもといたしましては剝がれてしまうリスクがある以上はお客様には提案できません。通常通りの塗装をおすすめします。
外構はジョイパッドで施工された外構で構造クラックと呼ばれるひび割れが多く発生していました。また、ひび割れ部分からエフロレッセンスと呼ばれるアルカリ性分が流れ出て固まった白い塊が付着していました。
エフロレッセンスはケレン作業で剥離させて塗装することが可能です。
ひび割れ部分はカチオンフィラーで処理を行った上で塗装をする事で処理できます。
築15年ということで外壁やシーリングに相応の劣化が見受けられました。
シーリングの打ち替えや塗装による保護が必要な状態です。
1階外壁に関しましては他見積り業者がどういった判断でクリヤー塗料での塗装が可能と判断したかはわかりかねますが、しっかりとした調査を行った上で塗装不可と判断させていただきました。
長く安心して暮らせるお家のために塗装を行うのに、2~3年で再塗装が必要となってしまっては元も子もありません。適切な塗料と工法での施工が大切です。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
外壁塗装・屋根塗装について詳しく知りたい方はぜひショールームに来店して頂き、ご質問してください!
愛知県刈谷市・知立市の外壁塗装・屋根塗装・防水工事のご相談・お見積り依頼・診断(無料)は株式会社エムアール
外壁塗装ショールーム来店予約はこちら→来店予約
塗装専門ショールームには塗装に関する情報が盛りだくさん!
皆様が実際に見て、触って、感じて頂けるものをご用意しております。
エムアールの施工事例はこちら
エムアールの塗装ラインナップはこちら