現地調査
11月3日、外壁塗装専門店 株式会社エムアールにリニューアルオープンイベントよりお見積りのご依頼を頂き、 半田市のY様邸に現場調査に行ってまいりました。
お客様の塗装ご希望の箇所は、外壁と屋根です。
築年数はおよそ20年で、1回目の塗装をご検討されていらっしゃいます。
①建物の素材、劣化状況等
Y様のお悩みは外壁目地のシーリングの劣化と外壁の退色、屋根の苔が気になるとのことでした。
外壁の診断から行ったところ南面を中心に退色が見受けられました。
また外壁材に反りが見受けられました。外壁材の塗膜が紫外線などによって劣化したことで撥水効果が弱まり雨水を吸収し、湿潤⇔乾燥を繰り返すうちに外壁材が変形したものだと思われます。繋ぎ目のあいじゃくりの目地部分に内部が露見していました。外壁材の反りによる負荷で外壁材のひび割れも見受けられました。
外壁の退色は塗装によって改善はできますが外壁材の変形は修繕することは出来ません。今以上の変形を防ぐためにも早めの塗装が必要です。
あいじゃくり部分の目地にはシーリング材を充填することで雨水の侵入を防ぐ事が出来ます。ひび割れ部分は塗料では埋まりませんので補修材の充填が必要です。
続いて屋根に登ったところY様の仰る通り北面を中心に苔が繁殖していました。
苔は水分を蓄えることで濡れている状態が長く続き、屋根材の劣化を促してしまいます。
苔は高圧洗浄機で丁寧な洗浄を行うことで薬剤などを使わなくても除去出来ます。苔が残っている状態で塗装を行っても苔の剥がれとともに塗膜が剝がれてしまう可能性があります。
また屋根の南側を中心に屋根材の反りも見受けられました。
外壁材同様に雨水を吸収する事で湿潤⇔乾燥を繰り返すうちに屋根材が反ったものだと思われます。
現状では屋根の葺き替えや部材の差し替えは必要ありませんが、台風などの強風時に反りで出来た隙間に風を受けて屋根材の破損の可能性があります。
屋根材も反りなどの変形を治す術はありません。これ以上の変形が起きる前に塗装による保護をおすすめします。
外壁材の繋ぎ目の目地部分を確認したところシーリングの硬化・亀裂・切れが確認できました。築20年程経過しているということなので長持ちしたとは思いますが限界が来ている状態です。
シーリング材は止水だけでなくクッションの役割も果たします。硬化して亀裂の入ったシーリング材はクッションの役割を果たしませんので既存シーリングを撤去したうえで新たに充填する打ち替えが必要です。
【総評】
Y様のお家は築20年ということもあり、外壁や屋根、樋などの付帯部分も相応の劣化が見受けられました。ただ塗装を行うのではなく、それぞれに合った下地処理が必要です。外壁材の反りや屋根材の反り、シーリングの切れなど、放置する事で症状は悪化していきます。
早めの対応をおすすめします。
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