カバー工事の施工について
本日は、2020年9月25日のブログで取り上げたニチハ社の平型スレート屋根材パミールの対応としてご紹介したカバー工事の施工について書かせていただきます。
カバー工事には以下のような工程があります。
①既存の棟板金、棟下地木材の撤去
板金でカバーする前に既存の棟板金やその中にある木下地を撤去していきます。
②軒先板金取り付け
屋根のカバー工事は下から順に仕上げていきます。屋根の端部にスタートとなる軒先板金を取り付けます。
③粘着ルーフィング貼付け
既存の屋根材の上に粘着ルーフィングを貼り付けます。既存の屋根材の上に板金を巻くだけでは漏水の可能性が残ってしまいます。粘着ルーフィングを貼ることでより漏水の可能性を下げることができます。
④ケラバ板金取り付け
破風に絡む板金の取り付けを行います。既存のケラバ板金を撤去してから取り付ける場合と既存板金と一緒に巻き込むような形で取り付ける工法がありますが、既存の板金の形、仕舞によって変えます。
⑤板金屋根取り付け
板金屋根を下から順に取り付けていきます。ケラバ板金の下には屋根板金を差し込む形で取り付けて行きます。既存屋根の下地(野地板)まで届くような長いビスで固定していきます。
⑥棟下地・土居水切り下地取り付け
屋根の頂上になる箇所の下地木材の取り付けを行います。下地を取り付ける際に水の逆流を防ぐためにシーリング材を充填しながら取り付けて行きます。
⑦棟板金・土居水切り板金取り付け
下地の上に棟板金・土居水切り板金を取り付けます。
⑧シーリング充填
板金の重なり部分や外壁の取合部にシーリング材を充填します。
他にも谷樋の有無や他部位との絡みなどがあるかによって多少、工程の誤差はありますが概ねこういった流れで施工を行います。
施工期間は屋根の㎡数によって若干の前後はありますが、10日間程で工事が終わります。
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