現地調査
9月6日(日)刈谷市I様邸の現地調査に伺いました。雨が降ってきそうでしたが、調査中は何とか降られず間に合いました。まだ築9年ですがシーリングのひび割れ等劣化が進んでいました。
外壁:サイディング、屋根:瓦、バルコニー:FRP防水仕様
〈外壁〉
軽微なチョーキングが起きていました。チョーキングは塗料に含まれる樹脂成分と顔料が劣化により分離し顔料が粉化し表面に現れてくる現象で、外壁の撥水効果が薄れつつあります。
上記で記載したように撥水効果が薄れているため湿気をおび、陽の当たらないところは乾燥せず、藻や苔が繁殖しております。
タイル調の外壁はチョーキングが起きていないため、お客様がご希望されているクリヤー塗装が可能です。
クラックが見受けられました。髪の毛程のヘアークラックでしたら下塗りを通常通り塗布することで収まります。
〈シーリング〉
細かなひび割れが見受けられました。このひび割れが繋がり切れとなります。シーリングの劣化は硬化→ひび割れ→切れ→欠損の順におきます。シーリングは建物の揺れに合わせたクッションの役割もありますが雨水を外壁内部に侵入させない役目も担っています。ひび割れが起きてきた時点でいつ切れてくるか分かりませんので早急な対応が必要かと思います。
サッシ廻りのシーリングもひび割れが見受けられました。
シーリングは充填量が大事ですのでサッシ廻りのシーリングも打ち替え補修をすることがベストです。増し打ちで問題ないという業者もいますが、増し打ちでは十分な充填量が確保しにくいです。また、建物の動きにも弱いです。
〈雨樋〉
チョーキング及び色褪せが見受けられました。雨樋は塩化ビニール製で劣化が進むと弾力性が失われ少しの衝撃で破損する恐れがありますので、塗装して紫外線・風雨から守る必要があります。
〈軒天〉
目立った劣化症状は見受けられませんでしたが、今後経年劣化で色褪せや色ムラなど起きますので、外壁塗り替え時に塗装すべきところです。
〈バルコニー〉
FRP防水が施工されております。防水層には浮きや亀裂などありませんでしたのでトップコートの塗替えだけで十分です。
〈総評〉
築9年とまだ年数は経っていませんが、劣化症状は出てきています。本来メンテナンスは問題が起きてからではなく起きる前にすべきですので、築9年であっても塗替え等のメンテナンスを行うべき物件かと考えます。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
外壁塗装・屋根塗装について詳しく知りたい方はぜひショールームに来店して頂き、ご質問してください!
愛知県刈谷市・知立市の外壁塗装・屋根塗装・防水工事のご相談・お見積り依頼・診断(無料)は株式会社エムアール
外壁塗装ショールーム来店予約はこちら→来店予約
塗装専門ショールームには塗装に関する情報が盛りだくさん!
皆様が実際に見て、触って、感じて頂けるものをご用意しております。
エムアールの施工事例はこちら
エムアールの塗装ラインナップはこちら