現地調査依頼
7月12日、外壁塗装専門店 株式会社エムアールにS様よりお見積りのご依頼を頂き、現場調査に行ってまいりました。
お客様の塗装ご希望の箇所は、外壁とベランダ防水です。
築年数はおよそ13年程で、1回目の塗装をご検討されていらっしゃいます。
お問い合わせのきっかけは南面の外壁材の繋ぎ目の目地のシーリングが切れているとのことで早速調査させていただきました。陽当りの良いベランダ周辺の目地のシーリングは切れて雨水が内部に入り込んでしまう状況でした。またサッシ周りのシーリングも亀裂が多く入り、処置が必要な状態になっていました。
既存のシーリングは撤去して打ち替える必要があります。動きが多くあるサイディング外壁のシーリングは止水だけでなく、クッション材の役割も果たします。劣化して硬化したシーリング材ではクッション材の役割を果たすことができません。
S様の外壁材はサイディング外壁でチョーキングが発生していました。
チョーキングが発生すると外壁材が雨水を吸収するようになります。外壁材が雨水を吸収すると湿潤⇔乾燥を繰り返すうちに外壁材が変形し、ひび割れなどの劣化症状が発生します。S様の外壁材にもひび割れが発生していました。
外壁のひび割れはヘアークラックと呼ばれる0.3㎜以下の細かなひび割れで特別な補修は必要ありません。
反りなどの劣化はありませんでしたので、雨水を吸収させないように外壁の塗装を行うことで改善できます。
東面2階の霧除けの軒天部分に雨染みができていました。雨水が内部に侵入している状態です。
ケーブルテレビ等の配線工事の際に霧除け側部に固定したビスに雨水の侵入を防ぐシーリングなどは処置されておらず、ビス穴から内部に侵入した可能性が高いです。侵入口を処置しなければ塗装を行っても再発してしまいます。
S様のご希望のベランダを調査したところ、FRP防水が施工されていました。FRP防水は非常に硬く耐久性が高い防水工法ですが紫外線に弱い特徴があります。S様のベランダは陽当りがよく、紫外線による影響を強く受ける状態でした。
防水層に切れが多く見受けられました。ご主人様がホームセンターで購入した塗料を塗ったそうですが、塗膜では切れは埋まりません。
切れたFRP防水層の対処はFRP樹脂を塗布するだけの簡易的な方法と新たにガラスマットを入れて強化する2パターンがあります。防水層の切れだけを考えれば、FRP樹脂を塗布することで埋まりますが、その後のベランダの防水層のことを考えるとガラスマットを入れた工法の方が長い目で見た際に強靭なベランダ防水にすることができます。
費用は若干上がりますがよりS様のお家を守るためのご提案です。
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