現地調査
2月18日、外壁塗装専門店 株式会社エムアールにお見積りのご依頼を頂き、 知立市のN様邸に現場調査に行ってまいりました。
お客様のご希望の塗装箇所は外壁と付帯部です。築年数はおよそ16年で、1回目の塗装をご検討されていらっしゃいます。
【外壁】
チョーキング現象が見受けられました。チョーキング現象とは塗料に含まれる樹脂成分と顔料が劣化により分離し顔料が元の粉に戻って外壁表面に現れてくる現象です。チョーキング現象が発生しているということは外壁表面の撥水効果が薄れている状態で、そのため陽が当たらない面が乾燥せず湿気をおび、藻やカビ、苔が繁殖しやすくなります。チョーキング現象が発生したら塗り替えの時期だと思ってください。
一般的にはシーリング(コーキング)が打たれている箇所ですが、大手ハウスメーカーの物件ではガスケットと言われるパッキンが取り付けられていることが多いです。シーリングでは職人の腕により現場ごとに仕上がりに差がでてしまうこともあるため、施工品質の均一化とコストダウンの理由からです。ガスケットは、はめ込むだけですのでシーリングを打つよりもずっと少ない工程で施工できるため工賃も下げられます。取り外してシーリングを打つ必要は、現状ありません。写真のように浮いているところは、はめなおせば問題ありません。塗装のときに気を付けないといけないことは、このガスケット一本ごとに塩ビプライマーを塗布していかなければいけません。その工程を省くと後々ガスケットのところに粘着性がでてきて黒ずんでしまいます。
外壁目地・サッシ廻りの一部にシーリングが打たれているところがあります。劣化症状の一つであるブリート現象が見受けられます。ブリート現象とはシーリング材に含まれる可塑剤が化学反応をおこし粘着性が出てきて空気中の塵や埃を吸着して黒ずむ現象です。
【付帯部】
シャッターボックス、土台水切り、破風・鼻隠しなどの板金部分は塩ビ鋼板です。塗装時の注意事項は、弱溶剤の錆止めを使用すると上記のようなた粘着性が出てきますので強溶剤の錆止めが必要です。
【総評】
激しく劣化している物件ではありませんが、そろそろ塗り替えが必要な時期といえます。劣化が進んでから施工しますと、補修しないといけない箇所もでてきますので余分に費用もかさみます。劣化初期段階で塗装することをお勧めします。
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