K様邸 現地調査
6月1日、外壁塗装専門店 株式会社エムアールにK様よりお見積りのご依頼を頂き、現地調査に行ってまいりました。
お客様の塗装のご希望箇所は、外壁と屋根です。
築年数はおよそ23年程で、2回目の塗装をご検討されていらっしゃいます。
<劣化状況>
まず最初に目に付いた劣化箇所は外壁材の繋ぎ目のシーリング切れです。
10年前の塗り替えの際に打ち替えたシーリングが切れて隙間が出来ています。雨水の侵入口となりますので早急な対応が必要です。
既存シーリングは内部が劣化によってスカスカになっていますので、既存シーリングを撤去したうえで新たに充填する打ち替えが必要です。
サッシ周りのシーリングや幕板上部のシーリングも同様に劣化が見受けられますので処置が必要です。
外壁はチョーキングとクラック(ひび割れ)が見受けられました。1階周りは前回塗装時に濃色で塗装したことにより、紫外線を集めやすくなり2階外壁よりも劣化が進行していました。紫外線を多く集めるだけでなく、熱も吸収することにより劣化が進行してしまいます。
チョーキングが起こり既存塗膜が劣化したことにより、塗料の役割の一つである撥水効果が弱まっています。外壁が雨水を吸収して変形を引き起こし、ひび割れが発生していますので、ひび割れの修繕はもちろん、外壁を塗装を行い撥水性能を持たせる事で保護できます。
幕板に塗膜の剥がれと変形が見受けられました。陽の良く当たるベランダ周辺が顕著に症状が出ていました。
上部のシーリングに切れがあることから雨水が内部に侵入し、揮発する際に塗膜を破ったものだと推測されます。
浮き塗膜を除去した上で新たに塗装する方法を最初に考えましたが、幕板の素地が露見して、変形(膨れ)もあり、かなり傷んでいるので塗装を行っても再発の恐れがありますので、劣化症状のひどい箇所はガルバリウム板金で幕板を覆うカバー工事を行うことを提案させていただきました。
屋根を調査したところ退色とチョーキング、苔の付着、細かなひび割れがありました。前回塗装から10年程ということで、塗膜の劣化が顕著に出ていました。塗膜が劣化したことで雨水を屋根材が吸収して変形を引き起こしたり、雨水が染み込んで雨漏りを引き起こす可能性があります。
新たに塗装を行い、保護することが必要です。
霧除けや雨戸、雨樋などの付帯部にも塗膜の劣化の症状であるチョーキングや退色が現れていました。鉄部のチョーキングは錆の前兆です。
ケレン作業(磨き作業)でしっかりとチョーキングの粉や異物を取り除き、錆止め塗料塗布後の塗装で保護することができます。
上記の内容を元に、K様にもしっかりとご理解いただける『建物診断書』及び『お見積書』をこれから作成させて頂きたいと思います!
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