気を付けて!他社の見積書の見方
本日はお見積書の見方について書かせていただきます。
ついこの間、弊社でお見積りを依頼されたお客様に相見積先のお見積書を拝見させていただきました。
外壁屋根塗装で同程度の耐久性能を使用したプランでしたが、弊社よりも15%ほども安価でした。
内容を確認してみると、安さの理由がわかりました。使用する塗料は一流メーカー塗料でしたが、問題は平米数です。
一番差があったのは、屋根の平米数です。
今回のお客様の屋根は、乾式コンクリート瓦で作られた屋根です。
塗装面が平ではなく波上になっているため、図面計算した面積よりも大きくなります。
そのために屋根塗装面積を計算するには、しっかりと専用の計算をしなくてはなりません。
今回の相見積先の平米数は凹凸を一切計算せずに、図面で計算した数量でした。
平米数が少ない分、塗装平米で値段がかわる塗装業では安くなります。が、実際に少ない平米数で施工をしようとすると、塗料が明らかに足らなくなってしまいます。
足らないとどうにかして塗装しようとして、塗る回数を減らす、塗料ごとに決まっている希釈倍率を超えて(薄めて)塗装を行ったりする可能性が出てきます。
塗る回数を減らした施工や、過剰に希釈した塗料で施工されていても、施工が終わったすぐには見分けがつきません。2~3年後にようやく露見するものです。
ただ、屋根の状態を一般の人が上って確認するのは難しく、気付かずに劣化した状態で放置されてしまうこともあります。
また、ベランダの防水工法にも大きく違いがありました。
FRP防水が施工されていましたが、表面の摩耗による損傷やトップコートの剥離などもあり、防水層が良好な状態とはいえない状態でした。
弊社は防水層を新たに形成するご提案をさせていただきましたが、相見積先はトップコートの塗り替えのみのご提案でした。
施工をご依頼するお客様からしてみれば、確かに安いに越したことはありません。
しかしながら外壁屋根塗装における本来の役割、建物を安心して長く保護していくという大前提が揺らいでしまっては意味ありません。
金額だけでなく、中身の伴った工事を行うためにご相談も受け付けています。
見積内容に不安や疑問がございましたら、エムアールまでお問合せください!
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