原因不明の雨漏りを解決するには 雨漏り診断士【散水実験】
本日は雨漏りについて記事を書かせて頂きます。
『雨漏り』が起きてしまった際に、どのような手段で修繕していくか?は非常に大切ではありますが、実際は『どこから雨漏りしているのか?』がより重要になってきます。
1階の天井から雨漏りをしている場合、侵入口は1階の天井よりも高い箇所に侵入口があるのは容易に判断できますが、そこから雨漏りの原因を判断するには、経験が重要になってきます。
(雨漏りにより、天井などに染みができてしまった写真)
一般的には漏水箇所の真上に侵入口がある事が多いですが、離れた箇所から薄いがまわってくる事もあります。
真上だとしても、1階外壁と2階外壁のつなぎ目の幕板からの雨漏り、2階ベランダ床からの雨漏り、2階サッシ周りからの雨漏り、2階外壁のひび割れからの雨漏り、鼻隠しからの雨漏り、屋根からの雨漏りなど、考えられる漏水箇所はたくさんあります。
我々雨漏り診断士は、外壁材や防水層、シーリングなどの劣化症状を確認したうえで、雨漏りの原因を突き止めていきます。この際最も重要なことは、『雨漏り箇所の特定』です。シーリングの劣化による雨漏りと想定して処置を行っても、漏水箇所が別の箇所であれば処置の意味はありません。
知識のない職人が施工すると、通気のために必要な隙間を漏水箇所と勘違いして埋めてしまい、雨漏りが悪化した、別の箇所でも雨漏りを引き起こした、といった事例も少なくありません。
ではどうやって『漏水箇所の特定』をしていくのか?となるわけですが、弊社では『散水実験』を調査により行っています。
(散水実験の様子)
雨漏りする条件(台風などの強風雨時に雨漏りする、等)と同様の環境で意図的に散水を行い、漏水させて原因を特定します。
やみくもに散水を行うのではなく、しっかりと手順を踏まえて行わないと原因箇所の特定には至りません。
散水実験は、基本的に低い所から順に行います。30分ほど散水を行い、漏水があるかを待ち、ない場合は上に上がってまた同じ作業をするという順になります。
同程度の高さで原因と思われる箇所が存在する場合は、他の漏水想定箇所に散水がかからないよう、養生を行ってから散水します。
(養生をかけて散水実験を行っている写真)
漏水箇所(原因)が特定できれば、あとは見合った処理を行うだけです。
弊社では、漏水箇所の特定をより明確にサポートする赤外線カメラも導入しています。
散水実験や赤外線カメラでの調査は有償となる場合がありますが、原因不明のまま処理を行って何の意味もない施工に支払いをされるよりは、確実に要因を探し出すために必要な作業となります。
原因不明の雨漏りにお悩みの方はぜひ、知立市/刈谷市 外壁塗装専門店 株式会社エムアール までお気軽にお問合せ下さい。
経験豊富なスタッフが、お困りのお客様の手助けをさせて頂きます。
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