足場組立

まずは仮設足場組立からスタートします！
お施主様に少しでもご不安がなくなるよう、工事日までに担当スタッフがご近所様とのトラブルが発生しなよう、工事日程のご説明も含めてご挨拶に伺います。
足場は職人の安全確保はもちろんですが、しっかりした足場を確保することで塗装の品質も保てます。塗装工事にとっては欠かせない工事です！

洗浄

高圧洗浄機を使用して、長年積もった汚れやコケなどを綺麗に洗い落とす作業を行います。
今回屋根は塗装を行いませんが、塗装工事が完了した時に全ての外観が綺麗になるよう、お家周辺のところも全て洗浄させていただきます。

土台水切り

土台水切りは塩ビ鋼板で施工されていましたので、専用の下塗り剤を使用した後で塗装を行います。

①下地処理：ケレン作業
②下塗り：エスコ
③上塗り１回目：スーパーセランマイルド
④上塗り２回目：スーパーセランマイルド

屋根水切り

土台水切りと同様、屋根水切りも塩ビ鋼板で施工されていましたので同じ下塗り剤を使用します。
塩ビ鋼板は凡庸的な下塗り剤では表面の塩ビシートを溶かしてしまい、べたつきが残ってしまいます。べたつきが穂刈を吸着して美観を損ないますので、専用の下塗り剤で塗装を行う必要があります。

①下地処理：ケレン作業
②下塗り：エスコ
③上塗り１回目：スーパーセランマイルド
④上塗り２回目：スーパーセランマイルド

雨樋

雨樋は掴み金具の部分が鉄製ですので、下塗りに錆止め塗料を使用します。

①下地処理：ケレン作業
②下塗り（掴み金具）：エポキシ樹脂系錆止め
③上塗り１回目：スーパーセランマイルド
④上塗り２回目：スーパーセランマイルド

軒天

軒天は普段紫外線が当たりにくいので他の箇所と比べると劣化はあまり目立たない箇所ではありますが、新築時の塗装が経年劣化によりムラになっている事があります。
また、下塗りが不要な軒天専用の下塗り剤を使用して塗装を行います。

①下地処理：ケレン作業
②上塗り１回目：セラマイルド
③上塗り２回目：セラマイルド

外壁

外壁のひび割れが起きていた箇所には、パテ材などを充填して埋めた後、塗装で仕上げを行います。

外壁

外壁は他の箇所とは違い、水性塗料を使用します。
外壁は塗装面積が一番大きいため、塗料を吸収すると室内に匂いが入り込み、充満してしまいます。溶剤は特に匂いが強いので、お施主様の体調を崩されてしまう事があります。また、職人の健康も考慮したうえで、外壁には水性塗料を使用しています。

①下塗り：ダイナミックプラサフ
②上塗り１回目：スーパーセランフレックス
③上塗り２回目：スーパーセランフレックス

ベランダ防水

塩ビシート防水は少しでも切れてしまうと雨漏りが発生してしまいますので、今回は新規ウレタン防水工事を行いました。

①プライマー塗布
②ウレタン１層目塗布
③ウレタン２層目塗布
④トップコート塗布

外壁目地　既設撤去

シーリングは工法が二種類あります。
１つは今施工されているシーリング材を撤去し、新しいシーリング材を充填する『打ち替え工法』、もう一つは既存のシーリング材の上から充填する『増し打ち工法』です。
今回は既設シーリングを撤去する『打ち替え工法』にて施工させていただきました。

外壁目地　プライマー塗布

古いシーリング材を撤去した後、プライマーを塗布することで新しいシーリング材と外壁材の密着性をより高くします。

外壁目地　充填

新しいシーリング材を充填していきます。
一般的なシーリングの耐久年数は8～10年前後と言われていますが、今回は塗料が高耐久のハイブリッド無機塗料を使用していますので、シーリング材もそれに合わせて高耐久の『オートンイクシード』を使用しました。

外壁目地　ならし（仕上げ）

シーリング材は既定の量が決まっています。少なすぎると痩せてしまって外壁材との隙間が生まれ、そこから雨水が浸入してきてしまいます。はみ出てしまうのも美観性に欠けてしまいます。
充填したシーリング材が均等にしっかり目地に入りこむよう、ヘラでならしていきます。

外壁目地　施工後

外壁に材料が付着しないよう養生していたテープをはがしたら、完成です。