施工事例
【高浜市】12年保証のハイブリッド無機塗料を使用した外壁塗装(戸建てI様邸)
2024/07/26 更新
施工概要
- 住所:愛知県高浜市(679)
- 工期:約3週間
- 工事費用:160~180万円
- プラン名:ハイブリッド無機プラン
-
耐久年数:20~年/保証年数:12年
- 施工概要:足場工事 外壁塗装 付帯部塗装 シーリング工事 ベランダ防水工事
- 詳細内容:足場/310.5㎡ 外壁/208.1㎡ シーリング/273.2m
【塗料メーカー】株式会社ダイフレックス(スーパーセランフレックス/スーパーセランマイルド)
【シーリング材】オートンイクシード
【カラーNO.】外壁/22-85B 付帯部/N-90
施工前
外壁
【チョーキング】が発生していました。
チョーキング現象とは、塗料が紫外線などによって劣化し、顔料が粉状に浮き出てきてしまう症状です。
塗膜の役割りである防水機能が低下していますので、塗り替えが必要な目安の一つとされています。
外壁
【コケ】が付着している状態でした。
コケは良好な状態の外壁には繁殖しにくく、劣化して雨水が染みこんだ外壁材に繁殖しやすくなります。コケもチョーキングと同様に塗り替えの目安の一つです。
外壁
【ひび割れ】が発生しています。
塗膜が劣化して雨水が染みこみ、湿潤⇔乾燥を繰り返す事で反りなどの変形を引き起こします。ひび割れはその負担により発生したものと思われます。
外壁
現状発生しているひび割れは軽微ですので、特別な補修工事を行う必要はなく、下地調整機能を伴った下塗り剤の塗布で修復可能です。
しかし時間の経過によりひび割れはどんどん大きくなってしまいます。下塗り剤で補えない場合は追加で補修工事が必要になってしまうため、早めの処置をとった方が良いと思います。
外壁目地
外壁材と外壁材の繋ぎ目に施工されているシーリング材に【亀裂】が見受けられました。
シーリングは一般的に10年程度で『硬貨⇒亀裂⇒切れ⇒欠損』の順に劣化が進行し、シーリングが劣化する事で雨水が内部に侵入するようになってしまいます。
外壁材の内側には透湿防水シートが施工されているので直接雨漏り等に繋がる事はありませんが、下地木材の腐食など躯体に影響を及ぼす恐れがあります。
窓周り
窓の周囲にもシーリングが施工されています。外壁目地と同様に劣化が進行し、【切れ】が見受けられます。
窓周りのシーリングは劣化が進行すると雨漏りに繋がる恐れがありますので、早めに対処が必要です。
屋根
屋根には洋瓦が施工されていました。塗装の必要はありませんが、コケが付着していましたので、高圧洗浄機でコケを除去する必要があります。
屋根水切り
【チョーキング】が発生していました。
屋根水切りなどの板金部分のチョーキングは錆びの前兆になります。現状では錆びは見受けられませんが、発生前に塗装の保護をする事をオススメします。
破風・鼻隠し
【チョーキング】が発生していました。
破風も外壁材と同様に劣化して雨水が染みこむことで反りなどの変形を引き起こします。
塗膜による保護が必要といえます。
軒天
軒天は紫外線や風雨が直接当たらない箇所なので劣化は軽微ですが、新築時の塗膜が経年劣化により透けてムラができてしまっています。
施工の際は一緒に塗装をする事をオススメします。
雨樋
【チョーキング】が発生していました。
雨樋は塩化ビニル製で造られており、劣化が進行すると弾力性が失われ、少しの衝撃等で破損しやすくなってしまいます。
紫外線による劣化を防ぐためにも塗膜の保護が必要です。
シャッターボックス
【チョーキング】が発生していました。
屋根水切りと同様で錆びはまだ見受けられませんでしたので、発生前にメンテナンスを行う事をオススメします。
土台水切り
【チョーキング】が発生していました。
こちらも板金部分になりますので、錆びる前に塗装を行う必要があります。
排水管
【チョーキング】が発生しています。
こちらも劣化が進行すると錆びが発生しますので、他の部分と同様に塗装での保護が必要です。
排水管掴み金具
【錆び】が発生していました。
内部まで錆びが進行していますので、錆処理を行っても再発の可能性があります。錆びにくいステンレス製の金物に交換をオススメします。
ガス配管
こちらも【錆び】が発生していました。このまま塗装を行っても錆びが再発してしまいますので、まずは下地処理でしっかりケレン作業で錆びを落とした後、錆止め塗料を塗布する必要があります。
ベランダ床
FRP防水が施工されていました。
FRP防水は非常に硬く耐久性が高い防水工法ですが、紫外線に弱いという特徴があります。
防水層自体に浮きや切れなどの症状は見受けられませんでしたが、防水層を紫外線から守るトップコートに劣化が見受けられました。
ベランダ床
細かな【亀裂】が見受けられました。こちらは防水層の亀裂ではなく、トップコートの亀裂のため、雨漏りなどの心配は必要ありません。
施工中
足場組立
まずは足場組立作業からスタートします!
ご近所様とのトラブルもなく気持ちよく工事が開始できるよう、事前に担当者がご近隣の方にご挨拶に伺います。
足場工事は塗装職人が高品質の施工を行うため、また安全に工事を行うために欠かせない工事です!約1日をかけてしっかり足場を確保していきます。
洗浄
足場工事完了後、まずは塗装作業よりも前に高圧洗浄機を使用して長年積もった汚れやコケなどを綺麗に洗い落とす作業を行います。
土間は塗装を行わない箇所にはなりますが、お家と一緒に高圧洗浄をする事で完成後は全体的にきれいに仕上がりますので、一緒に長年積もった汚れを落としていきます!
今回は屋根は塗装が必要ない素材を使用していますが、コケの付着が見受けられましたので、しっかり洗浄して除去しました。
軒先板金
軒天に沿ってある軒先板金は、今後劣化して錆びが発生してしまわないよう、まず錆止めを下塗りに入れてから塗装を行います。
①下地処理:ケレン作業
②下塗り:エポキシ樹脂系錆止め
③上塗り1回目:スーパーセランマイルド
④上塗り2回目:スーパーセランマイルド
土台水切り
土台水切りは、錆びはまだ発生していませんでしたがチョーキングが見受けられました。
錆びや古い塗膜が付着している状態ですと、新しい塗料を塗布しても古い塗膜と一緒に剥がれてきてしまいます。
まずはケレン作業で古い塗膜等をしっかり除去した後、塗装を行います。
①下地処理:ケレン作業
②下塗り:エポキシ樹脂系錆止め
③上塗り1回目:スーパーセランマイルド
④上塗り2回目:スーパーセランマイルド
シャッターボックス
雨が当たりやすい箇所は、経年劣化により錆び等が発生しやすくなります。
他の板金と同様、シャッターボックスも同じ施工法にて塗装作業を行います。
①下地処理:ケレン作業
②下塗り:エポキシ樹脂系錆止め
③上塗り1回目:スーパーセランマイルド
④上塗り2回目:スーパーセランマイルド
軒天
軒天は下塗りが不要な塗料を使用して塗装を行います。
①上塗り1回目:セラマイルド
②上塗り2回目:セラマイルド
破風・鼻隠し
破風・鼻隠しはチョーキング現象が発生していた箇所でした。古い塗膜をしっかり除去した後、新しい塗膜を作ってあげることで耐久性が維持できます。
また、ここは板金ではないので密着性の高い専用の塗料で下塗りを行いました。
①下地処理:ケレン作業
②下塗り:浸透形Mシーラー
③上塗り1回目:スーパーセランマイルド
④上塗り2回目:スーパーセランマイルド
外壁
他の箇所(付帯部等)は溶剤を使用していますが、エムアールではお客様からご要望がない限りは、外壁には水性塗料を使用しています。
外壁は一番塗装面積が大きく、また塗料を吸収して匂いを室内まで届けてしまいます。溶剤の場合匂いがキツく、工事中にお施主様が体調を崩されてしまった例もありますので、お客様がご在宅でも匂いが極力気にならないよう、また職人の健康面でも配慮しているためです。
①下塗り:ダイナミックプラサフ
②上塗り1回目:スーパーセランフレックス
③上塗り2回目:スーパーセランフレックス
ベランダ防水
建物診断の際にベランダ防水の防水層自体に劣化症状は見受けられませんでした。
今回は防水層を紫外線から守るトップコートのみ施工しております。
①下地処理:機械ケレン
②下塗り:アセトン拭き
③プライマー塗布:層間プライマー
④トップコート塗布:エクセルトップ
シーリング施工
外壁目地 施工前
建物診断の時はシーリング材に【亀裂】が見受けられていました。
シーリングは『増し打ち工法』と『打ち替え方法』の2種類があります。今回は今施工されている古いシーリングを全て撤去し、新しいシーリング材を充填する『打ち替え工法』にて工事を行いました。
外壁目地 撤去
古い目地を全て取り除く作業を行います。
刃で切り目を入れてから慎重に引っ張れば、綺麗に外せられます。
外壁目地 プライマー塗布
新しいシーリング材を充填する前に、外壁材との密着性を高めるための材料として『プライマー』の塗布作業を行います。
外壁目地 充填
プライマーがしっかり塗布できた後、シーリング材をゆっくりと充填する作業を行います。
シーリング材は少なすぎても多すぎても施工不備につながってしまうので、事前に養生テープを貼り、はみ出ても問題ない状態にしてからしっかり充填していきます。
外壁目地 ならし(仕上げ)
充填したシーリング材にムラや凹凸ができないよう、ヘラ等で抑えて平らにしていきます。
外壁目地 施工後
既設のシーリング材と取り除き、新しいシーリング材の施工が完了しました。
サッシ周り 施工前
サッシ周りのシーリングも、外壁目地と同様に【亀裂】が見受けられました。
外壁目地と同様、『打ち替え工法』にて新たにシーリング材を充填する工法にて工事を行いました。
サッシ周り 撤去
こちらも目地と同様に、切込みを入れて古いシーリング材を綺麗に剥がす作業を行います。
サッシ周り プライマー塗布
粘着性を高めるため、塗漏れのないようプライマーを塗布してきます。
サッシ周り 充填
シーリング材をしっかり充填します。
特に窓周りは充填が少ないと隙間が生まれてしまい、雨漏れなどに直結してしまう恐れもあります。
サッシ周り 仕上げ
充填したシーリング材を均等にしていきます。
サッシ周り 完了
外壁目地と同様、仕上げでしっかりと均等にした後、養生テープをはがして施工完了です。
お客様の声
お客様の声 高浜市I様邸
外壁塗装をするにあたって、全く知識がなかったため、初めは普段から関わりのあるハウスメーカーに相談に行きました。提示された価格が思った以上に高く、すぐに決めることができませんでした。そんな中、いろんな会社を調べているうちにエムアールさんと出会いました。地元で事業されている安心感と営業さんからの丁寧な説明、納得のいく価格で決め手となり、今回お願いすることとなりました。
【スタッフへのメッセージ】
工事のスタッフさんはみなさん毎回始まりと終わりのあいさつをして下さいました。外での工事とは言え生活している場なので勝手に入って作業ではなかったので安心できました。感じもよかったです。ありがとうございました。
担当者からの声
(担当 : 田尾 勇樹)
I様、大切なお家の外壁塗装をお任せいただき、ありがとうございました。仕上がりにもご満足頂けたようでこちらも嬉しい限りです。また、足場解体時に物干しの破損してしまった件、大変申し訳ございませんでした。気付かずにご報告が出来なかった事ももちろんですが、お家のものを破損してしまったという事実も含めて今後このような事がないようにスタッフ一同で再確認するように徹底させていただきます。今後も定期点検などでお伺いいたします。末永いお付き合いよろしくお願いいたします。
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