国民生活センターへのトラブルに注目
国民生活センターの記事です。
→http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20130307_2.html
以下記事内容より抜粋
[2013年3月7日:公表]
増加する住宅リフォーム工事のトラブル-トラブルは悪質な訪販リフォームだけじゃない!
主な相談事例
訪問販売の事例
【事例1】屋根の塗装工事を契約したが、契約金額を修正液で書き直された
【事例2】訪問販売業者の言うままに契約し、代金を支払ったが業者と連絡がつかない
【事例3】11件で総額500万円のリフォーム工事を契約させられていた
【事例4】訪問してきた業者に急かされ、屋根工事の契約をしたが、解約したい
【事例5】訪問販売で屋根の塗装工事を依頼したが、業者が工事に来ない
【事例6】植木の剪定(せんてい)を依頼したのに、塗装工事も契約させられた
店舗購入の場合
【事例7】外壁リフォーム工事を契約したが、業者が一方的にキャンセルした
【事例8】リフォーム工事を契約したが、請求額が最初の金額より1.5倍も高い
【事例9】当日中に契約しないと、50万円高くなるといわれた
【事例10】施工内容がずさんな上、口頭での契約と請求金額が違う
【事例11】浴室と洗面所のリフォームをしたが、施工がずさんで請求額が見積りと違う
塗装業界はトラブル産業
塗装工事を、
どこに依頼すればトラブルが未然に防げるのか?
- 訪販業者
- 工務店
- リフォーム店
- ハウスメーカー
- 私のような塗装専門会社
それぞれの業者には、
長所と短所があります。
そこで、
どんな会社に依頼しても安心できる基準をお伝えします。
- 建設業の許可を持っている業者であること
- 低価格ではなく、工事の技術にこだわる会社
- 地元の会社であること
最低限でも上記の3つを守ってください。
まず、建設業の許可ですが、
建設業法で定められた国土交通省の許可です。
50万円~200万円前後の塗装工事に建設業の許可は不要です。
しかし、ある基準の建設工事には必要な許可です。
ですから、
建設業の許可は、安心できる会社である証明の目安なのです。
2番目の工事の技術にこだわること。
これが大切な理由です。
外壁、屋根の塗装は、
外側から見える部分を対処すれば安心できるとは限りません。
壁の内側が腐っていたり、
雨漏りがしていて、
家の中が劣化している可能性があります。
そこで、
現場経験が豊富なベテランの現場担当者、
もしくは、
資格を持っている方に依頼してください。
3番目は、地元の会社を選ぶことです。
地元で実績があれば、評判や口コミで、
業者の良し悪しが判断できるはずです。
また、
- 社員の出入りが激しい会社
- 社員の給料が歩合制の会社
- 営業マンが担当する会社
は避けた方がいいでしょう。
なぜならば、
お客様のことより、
自分の給料のことが大切な者では、
良い仕事は出来ないからです。
そう考えると、
塗装業者選びはシンプルですね。
地元に根づいている、
適正な資格を持っている会社を選んでください。
最後に、国民生活センターは、
お客様に次のようなアドバイスをしています。
- 見積りを複数とって金額と工事内容を確認する
- 工事内容について業者と話し合ったことは、記録に残す
- 工事を依頼するにあたっては、必要性についてよく検討する
- 訪問販売などの不意打ち性の高い勧誘の場合、その場で契約しない
- トラブルを未然に防ぐための制度を活用する
- トラブルになったら、すぐに消費生活センター等相談機関に相談する
もし、ご不明点があれば、
私たちエムアールにご相談ください。