外壁塗装の色見本を使った色選びで失敗しないコツや注意点を解説!
刈谷市&知立市の外壁塗装専門店なら株式会社エムアールにお任せください!
「色見本で外壁塗装をイメージどおりにしたい」
「外壁塗装に失敗したくない」
「塗装後の色が思っていたのと違う」
本記事では、みなさんのこんなお悩みを解決します。外壁塗装は大規模な工事になるため、一度塗装をすると再塗装はかなり難しいです。色選びで失敗しないためには、カラーシュミレーションや色見本を使ってより具体的にイメージすることが重要です。
しかし、多くの方は、色見本の使い方や色選びのポイントがわからないのではないでしょうか。そこで今回は、外壁・屋根塗装の専門店エムアールが、色見本の種類や失敗しないコツ・注意点、事例を解説していきます。この記事を読んで失敗しない色選びをしましょう。
目次
外壁塗装の色見本とは仕上がりを確認するためのサンプル
外壁塗装を検討する際、多くの方が悩むのが色選びです。「この色で本当に大丈夫だろうか」「周囲の家と調和するだろうか」など、不安な気持ちになるのは当然でしょう。
そんな時に役立つのが色見本です。色見本とは、塗装前に色や仕上がりを確認するためのサンプルのことです。外壁塗装は大規模な工事になるため、色選びは慎重に行う必要があります。というのも、一度塗ってしまうと、簡単には変更できないからです。
また、近隣との調和も考えないといけません。個性的すぎる色を選んでしまうと、トラブルの原因にもなりかねません。外壁の色は、家の印象を大きく左右します。色見本を使うことで、イメージ通りの色を選び、満足のいく外観を実現できるでしょう。
外壁塗装に使う色見本の種類
外壁塗装の色見本には、主に以下の3種類があります。
- 色見本帳
- 塗板
- カラーシミュレーション
それぞれ特徴があり、用途に応じて使い分けることが大切です。
色見本帳
色見本帳は、多くのサンプルを1冊にまとめたものです。色のバリエーションを一目で確認できるのが特徴です。色見本帳は、以下の2種類あります。
- 塗料メーカーが作成した色見本
- 日本塗料工業会が発行する色見本
塗料メーカーが作成した色見本帳
塗料メーカーの色見本帳は、外壁・屋根塗装の塗料カタログに最新カラーを中心に掲載されています。しかし、色が限定的になってしまい希望する色やしっくりくる色が見つからないことがあります。また、パンフレットやカタログと一体になっているため印刷用のインクで色を出しています。そのため、実際の塗料の色とは異なる場合があるので注意しましょう。
日本塗料工業会が発行する色見本帳
日塗工(にっとうこう)と呼ばれる一般社団法人日本塗料工業会が発行する色見本には、メーカーカタログに掲載されていない色も含まれています。その種類は約600色にも及び、自分好みの色を見つけたい方、外壁の色にこだわりたい方におすすめです。しかし、外壁塗装に向いていない色や色褪せしやすい色も含まれているため、色を選ぶ際は注意が必要です。
塗板(ぬりいた)
塗板は、塗料をA4サイズの板に塗った塗装サンプルです。実際の塗料の色や質感を確認できるため、仕上がりに近い状態がわかりイメージがしやすいです。
エムアールでは無料でご用意しておりますが、塗り板の作成には費用が発生する場合もあるようです。塗り板では全体像の把握が難しいという欠点もあり、手元にたくさんあると迷ってしまうためある程度色を絞ったうえで塗り板を活用するのが効果的です。
カラーシュミレーション
カラーシミュレーションは、住宅の写真データを使って、様々な色のパターンを試すことができます。
主なメリットは、以下のとおりです。
- 色の変更は簡単に行え、複数パターンの検討も可能
- 何度も確認ができるため、完成後をイメージがしやすい
- ツートンカラーなど、複雑な色の組み合わせも試せる
- 建物の正面だけでなく、複数面のカラーシュミレーションを行うことも可能
事前のシュミレーションで、塗装の失敗リスクを軽減できます。しかし、使用しているパソコンのディスプレイ設定やもとになる写真を撮影したときの天気などによって、実際の色とはどうしても異なってしまいます。カラーシュミレーションが有料のこともあるようですが、エムアールは何度行っても・何パターン作成してもを無料です。
カラーシュミレーションが気になる方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
色見本の入手方法
外壁塗装の色見本を入手する方法は、主に3つあります。
- 塗装業者から購入する
- 塗料メーカーに問い合わせる
- 日本塗料工業会の色見本帳を購入する
塗装業者に依頼する
多くの塗装業者は塗料メーカーや卸売業者と繋がりがあります。そのため、カタログや色見本帳を入手できます。一般的な塗料のカタログなら、即日入手も可能です。一部の塗装業者では、日本塗料工業会の色見本帳を無料で貸し出してくれます。
また、塗装業者を通じてメーカーから塗板を取り寄せられます。A4サイズが一般的で、使用予定の塗料で作成してもらうためツヤ消しや3部ツヤなどの質感も確認できます。ただし、塗り板の作成には費用がかかる場合もあるため事前に業者へ確認をしましょう。エムアールは無料でお作りします。
塗料メーカーに問い合わせる
色見本は塗料メーカーに問い合わせて、自分で入手することも可能です。最新の色見本を入手でき、選択肢の幅も広がります。
しかし、一部のメーカーでは、個人での入手が難しい場合があるでしょう。請求できたとしても、色見本が届くまでに時間を要します。 また、メーカー独自の色や製品に限定されるため、他社との比較が困難になります。
日本塗料工業会のカタログを購入する
一般社団法人日本塗料工業会が発行する色見本帳は「日塗工(にっとうこう)」と呼ばれています。個人での購入も可能で、費用は税込みで2,860円です。(2024年10月現在)日本塗料工業会のwebサイトで直接購入することができます。
色見本を見るときの注意点
色見本を見る時は、以下の3つのポイントに注意し確認をしましょう。
- 屋外で確認をする
- 建物の色々な場所でチェックする
- 時間帯を変えてチェックする
屋外で確認をする
塗板の確認は屋外で行うことが大切です。なぜなら、蛍光灯と日光では見え方が異なるからです。 外壁は屋外にあるため、自然光の下で見ると塗装後の仕上がりに近い状態を再現できます。確認方法としては、色見本を外壁に当てたり、遠くから全体像を見たりするのが効果的です。
建物の色々な場所でチェックする
屋外で塗板を確認するときは、建物の色々な場所で見てみましょう。例えば日当たりの良い面と陰になりやすい面では印象が変わることがあります。また、窓枠などの塗装しない箇所やガレージ、外構など建物だけでなく敷地全体でも仕上がりをイメージしましょう。
時間帯を変えてチェックする
外壁は時間帯によって色の見え方が変化します。昼間・夕方・夜など、様々な時間帯で確認してみましょう。また、晴れ・曇り・雨の日など、天候による違いも考慮する必要があります。夕日を浴びると赤く見えたり、曇りの日には暗く感じられたりするため、時間帯や天候による見え方の変化を十分に検討しましょう。
外壁塗装で失敗しないための色選び
外壁塗装の色選びは、住宅の印象を大きく左右します。失敗しないためには、以下の3つのポイントに注意しましょう。
- 複数の色見本を比較する
- 周辺の景観との調和を考える
- 景観ガイドラインを確認する
複数の色見本を比較する
色見本は1つではなく、複数を比較することが大切です。なぜなら、 同じ色合いでも微妙な違いを把握できるからです。 外壁は日の当たり方で見え方が変化します。様々なシチュエーションでの比較により、外壁全体の正確なイメージを想像できるでしょう。
具体的な方法として、色見本を実際の外壁に貼り付けるのが効果的です。晴れの日や曇りの日など、異なる天候での確認も重要になります。 遠くから見た印象と近くで見た印象を比較すると、より判断がしやすくなります。カラーシミュレーションや塗り板の活用で、イメージがさらに明確になるでしょう。
周辺環境との調和を考える
外壁の色選びでは、周囲の景観との調和が重要です。なぜなら、 周辺環境に合わせた色を選ぶと、街並みの景観を保てるからです。
近隣の住宅と異なる色を選んでしまうと、悪目立ちして調和が取れなくなる可能性があります。そのため、周囲の住宅の色を確認することが大切です。また、住宅周辺の環境も考慮しなければなりません。 たとえば、大通りに面している場合は汚れが目立ちにくい色を選ぶといいでしょう。立地条件に合わせた色選びも忘れてはいけません。
景観ガイドラインを確認する
景観ガイドラインは、地域の特性を生かした景観づくりを推進する指針や基準のことです。多くの自治体で定められているため、ガイドラインを確認し基準に沿った色選びが必要になります。中には禁止されている色もあるので、事前の確認が欠かせません。ガイドラインに沿った色を選べば、トラブルを防げます。近隣の住宅を参考にして、環境になじむ色を選べば、より調和のとれた外観に仕上がるでしょう。
色見本で理想の色を実現する3つのステップ
外壁塗装で理想の色を実現するためには、以下の3つのステップを踏むことが重要です。
- 色ごとに与える印象を知る
- 近隣住宅を参考にして具体的なイメージを持つ
- あなたのイメージに合う色を選択する
色ごとに与える印象を知る
色ごとの印象を把握することが、理想の外壁色選びの第一歩です。なぜなら、色が与える印象の違いは大きく、どの色を使いたいかだけでなくどういう家(仕上がり)にしたいかも大切だからです。外壁塗装で良く使われる色の印象は、以下のようになります。
- ホワイト:清潔、爽やか
- ベージュ/クリーム:温かい、落ち着き
- グレー:モダン、シック
- ブラウン:自然な雰囲気、親しみやすい
- ブラック:高級感、重厚感
色の特性を理解することで、イメージに合った色を選びやすくなります。 外壁の色選びは、住宅の印象を大きく左右する大切な要素といえます。
近隣の住宅をを参考にして具体的なイメージを持つ
近隣住宅の外壁の色を確認すると、仕上がりのイメージがより具体的になります。というのも、選びたい色と近い外壁があれば、イメージがしやすくなるからです。具体的には以下のような点を観察してしみましょう。
- 汚れや色褪せの状態
- 日の当たり方での印象の違い
- 時間帯による色の変化
実際の外壁を確認することで、イメージも掴みやすくなるはずです。周辺環境との調和を考慮した色選びが、魅力的な住宅外観に繋がります。
あなたのイメージにあった色を選ぶ
色の印象を理解し、イメージが固まったら自分好みの色を選択しましょう。色選びの方法は、以下のとおりになります。
- 色見本帳からイメージに合った色を選ぶ
- 塗り板で実際の色味や質感を確認する
- ツヤの有無を確認する
- カラーシミュレーションで全体のイメージを把握する
外壁塗装に人気の色トップ5
ここでは、外壁塗装に人気の色トップ5を紹介していきます。色選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
1位:白
最も人気のある外壁の色は白です。清潔感と明るさを演出し、外観が爽やかな印象になります。周囲との調和が取りやすく、上品な印象を与えてくれます。
2位:アイボリー・クリーム・オフホワイト
アイボリーなどの淡い色は、白より汚れが目立ちにくい特徴があり、落ち着いた雰囲気に仕上がります。白に近い色合いでありながら、より柔らかな印象を与えることができます。
3位:ダークグレー
ダークグレーは、シックでモダンな雰囲気にしたい方におすすめの色です。汚れが目立ちにくいため、メンテナンス面でも人気が高いです。
4位:ブラウン
ブラウンは自然な温かみがある色で、 落ち着いた外観を演出でき、心地よい印象を与えます。他の色との相性がよく、組み合わせ次第でおしゃれな外観に仕上がります。
5位:ベージュ
ベージュは穏やかで、上品な雰囲気に仕上がります。 全体の印象が優しくなり、温かみのある外観を作り出せます。 周囲に馴染みやすく、外壁塗装によく選ばれる色の一つです。
施工事例
【刈谷市】10年保証のフッソ塗料でツートンの外壁塗装と屋根塗装(戸建てO様邸)
https://www.mr-produce.jp/construction/63364/
before | after |
- 工期:3週間
- 工事費用:200~300万円
- 塗料メーカー:関西ペイント
- カラーNo.:外壁/25-90A・22-30B
外壁にはチョーキング現象が発生していました。 防水性能が低下しているため、塗装が必要な状態でした。屋根には苔が付着し、劣化が進行しているため、今回は外壁と屋根の塗装を行いました。塗装前には、 高圧洗浄で汚れや苔の除去を行います。外壁は塗装面積が一番広く、塗料の匂いが自宅内まで充満しやすいため基本的には水性塗料を使用します。下塗りを1回、上塗りを2回行いました。屋根の塗装も行ったことで、住宅全体の美観が向上し、 新築のような見た目に生まれ変わりました。
【刈谷市】ハイブリッド無機塗料で外壁塗装と漆喰補修(戸建てA様邸母屋・横屋・物置・車庫)
https://www.mr-produce.jp/construction/61770/
before | after |
- 工期:約5週間
- 工事費用:300~330万円
- 塗料メーカー:シーカ・ジャパン
- カラーNo.:外壁/1F19-60F・2F22-80B
外壁には退色やチョーキング、ひび割れが発生していました。雨桶や軒天の劣化も進行しているため、塗装が必要と判断しました。まずは、高圧洗浄で汚れや苔を綺麗に洗い流していきます。付帯部は、下地処理ケレン作業を行ってから塗装します。塗装しない箇所は、塗装の付着を防ぐために養生でカバーを行いました。外壁と付帯部分の塗装によって、外観が一新され、全体の印象も明るくなりました。
【刈谷市】12年保証のハイブリッド無機塗料を使用した外壁塗装(戸建てW様邸)
https://www.mr-produce.jp/construction/61113/
before | after |
- 工期:約2週間
- 工事費用:100~120万円
- 塗料メーカー:株式会社シーカージャパン
- カラーNo.:外壁/22-90A
外壁には、チョーキング現象と苔の付着が見受けられました。また、破風や鼻隠しなどの付帯部分の劣化も進行し、塗装による対応が必要な状態でした。まずは、汚れや苔を高圧洗浄機で丁寧に洗い流します。鉄部はサビをしっかりと落としてから、錆止め効果のある下塗り材を塗布します。こちらの住宅では、外壁材の継ぎ目にはシーリングではなくガスケットが施工されています。通常の下塗り材では密着が悪く剥がれやすい特性があるため、ガスケット部分には専用の下塗り材を使用しました。付帯部分の塗装も行い、工事は無事完了しました。劣化箇所が改善され、清潔感のある外観を取り戻しました。
まとめ
本記事では、外壁塗装の色見本で失敗しないためのコツや注意点について解説しました。外壁塗装は大規模な工事になるため、一度塗ってしまうと簡単には変更できません。色見本・塗板・カラーシュミレーションを使えば、仕上がりのイメージがしやすくなり外壁塗装の失敗を防ぐことに繋がります。
日塗工やカラーシュミレーションはあくまで全体のイメージを掴むためのサンプルです。色の候補を絞ったら、塗板を発注して実際の塗料の色味やツヤ感などを確認しておくと納得いく仕上がりになるはずです。また、色見本はサイズや時間帯・天候によって色の見え方が変わるため、様々な条件で確認をしてみてください。
エムアールでは、塗料や工事内容のご説明だけでなく色選びにもとことんお付き合いいたします。カラーシュミレーションでの打合せ、色見本の貸し出し、塗板の取り寄せなどすべて無料です。ぜひ、お気軽にご相談ください。
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