外壁塗装のトラブル回避!?悪徳業者の特徴や対策を解説します!

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新築から10年前後が経過した頃、急に飛び込み営業が来て『外壁塗装をした方がいいですよ!』と言われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

初めての外壁塗装で「訪問販売を信用していいのか?」「訪問販売は悪徳業者という話は聞くけれど…」と不安を抱かれる方も多いのではないかと思います。

結論から先に申しますと、訪問販売=悪徳業者というわけではありません!

今回は外壁塗装の訪問販売について

・訪問販売業者が信頼できる業者かどうかの見極め方

・訪問販売に依頼する際に注意する事

について解説していきたいと思います!

 

訪問販売はなぜ「悪徳業者」というイメージがある?

訪問販売というのは一種の営業形態なので、冒頭の説明に繋がりますが『訪問販売=悪徳業者』というわけではありません。ただ、国民生活センターによせられるリフォームや塗装工事の相談件数において訪問販売の案件が圧倒的に多いため、悪徳業者として認識している方も多いと思います。

公式サイトに事例等も掲載されていますので、事前に確認しておくのも良いと思います。知識を持っておくことで、悪徳業者かどうかをご自身で見極める事にもつながります。

独立行政法人 国民生活センター(公式)

 

悪徳業者と判定できるポイント

実は、突然お家に訪問してきた業者が悪徳なのかどうかを見極めるポイントがあります。

現在、訪問販売で見積りをとっていらっしゃる方は下記のポイントで該当するものがあれば要注意です。

①必要以上に不安を煽る

悪徳業者は、お家をじっくり見て外壁塗装を進めてくるわけではありません。通りから建物を見て、そろそろメンテナンスが必要な時期であろうお宅を選んで飛び込み営業をします。

最初の訪問時に「今お家をちらっと見たのですが、今すぐ塗装工事を行わないとお家が大変な事になりますよ」などと過度な不安を煽る業者がいますが、その時点で悪徳業者認定です!

本来建物の状態を把握するには、1時間前後お時間をいただいてお家の状態をチェックする『診断(建物診断)』が必要になります。どのような症状が出ているのかを隅々まで確認する事で初めてそのお家の劣化状況やメンテナンス方法を判断する事ができます。

また、お家のメンテナンスを行っていなくても建物自体が大きく破損したり崩れるような事はまずありません。複数社の塗装業者に見積りを依頼して、どの業者に依頼するかじっくり考えて選ぶ猶予は必ずあります。雨漏りやシロアリ被害が出てる場合は早急な対応が必要ですが、それでもその場ですぐに契約して工事を行うほどではありません。

今すぐやらないといけないと思わせるような発言をするような業者は、早急にお断りしましょう

②スピーディすぎる見積り書

悪徳業者の特徴の一つとして、その場で見積り金額を提示し「今ならこの金額で契約できます!」等と即契約を促すことがあるそうです。しかし上記で説明したようにまずは時間をかけて建物診断を行い、診断をもとにメンテナンスが必要か判断しお見積書を作成しますので決してその場で金額をご提示できることではありません。

さらに『建物診断』は建物の現状をチェックするのはもちろん、見積書を作成するにあたって重要な建物の塗装面積を図る目的もあります。

事前に図面をご用意いただいてる場合はコピーを取らせていただき、その図面と実物を照らし合わせて劣化が気になる箇所を書き込んだり、図面からはわからない情報をメモします。例えば、サイディング外壁にはシーリング材が使用されていますが、通常図面にその情報が書かれていないためどの位置にシーリングが施工されているのかをメモしていきます。

現状の劣化状況とその図面を基に見積書を作成しますので、弊社であれば3日~1週間お日にちをいただき診断内容をまとめた『建物診断書』と『見積書』を作成いたします。

その場で契約を促すようなスピーディすぎる見積書を出す販売業者はまずお断りするか保留にしましょう

③大幅値引きをしてお得に見せる

「足場代を無料にします!」

「今ならモニター特価で半額値引きします!」

このようなセールストークを耳にしますが、本当でしょうか?最初に提示された金額から大幅に下がると一見とても魅力的に思えますが、よく考えてみてください。そこまで金額が下げられるのなら、「じゃあ最初に出した金額は何だったんだ?」という話になりませんか?これは外壁塗装の値引きに限らずですが最初は通常より上乗せした金額を提示し、大幅値下げをして特別感やお得感が出るようにみせてる(実際は通常価格程度)という手口といえます。

仮に元の金額がそこまで高くない場合は、どの金額を差し引いているのかという点について疑問があります。外壁塗装でかかる費用は、塗料代・材料費(足場や養生等)・人件費などがありますが、塗料代や材料費はどこの業者でもある大差はありませんので、削れる箇所は人件費しか考えられません。

人件費を削るという事は現場で作業する職人さんたちの収入が減らされているということです。作業量に見合わない金額では手抜き工事をせざるを得なくなる可能性があがります。その時は安値で工事ができても、工事後に施工不良が起こったり耐久年数よりずっと早く劣化してしまうこともあります。やり直しや数年で再度塗装をしなければならなくなってしまえば、結果的に余計なお金がかかってしまう事になります。

金額の大幅値下げには注意が必要です

④見積書が『一式』表記が多い

優良業者であれば各部位の面積をきちんと計算し、数量や単価などを見積書に明記されています。

例えば『外壁塗装 一式 〇〇〇円』などのように数量の記載がなく一式で記載されている場合は、実際に塗装する面積を計算していない可能性すらあります。

なぜこれが問題なのかというと、塗料は1缶で塗装できる面積が決まっています。あらかじめ塗装する面積が分かっていないと、その家に何缶の塗料が必要なのか明確な計算をすることができません。多く発注すれば材料代は高くなりますし、作業が進んでから足りない!と気づいた際に塗料を規定量より多く薄めたり、目につきにくい箇所は塗装回数を減らしたり…という手抜き工事が起こってしまうのです。こういったことが施工不良や早く劣化する原因であるといえます。

見積書は各部位ごとに数量×単価でいくらなのか記載されていることをしっかり確認しましょう

⑤会社所在地が不明

業務形態が訪問販売を主体としているだけでしっかり店舗を構えて営業している業者もあります。しかし、中には名前だけのような業者もあります。会社のホームページがある程度しっかりしていて、住所を調べれば店舗がきちんと確認できる業者であることをまず確認しましょう。

なぜここが重要なのかというと、悪徳業者というものは適当に工事を行ってお客様から工事金額を回収してしまえば、あとは何も責任を取るつもりがありません。会社がない=姿をくらましやすいという点を考えれば、店舗があれば困った時や施工不備があった時に逃げられない状況にある業者のほうが施工も施工後も安心です。

訪問販売の業者から名刺をもらった場合は、記載された住所やホームページを確認しましょう

悪徳業者と分かったら?

今商談を進めている業者が悪徳業者だった!と判明した場合、断りたいけど断りにくい……というような状態になる方が多いと聞きます。また悪徳業者であればあるほど、一度契約をしてしまったらキャンセルを依頼しても業者側が言葉巧みに断りにくい状況を作ってくる事がほとんどです。

その場合は、クーリングオフ制度があるという事を思い出してください!詳細は別のブログで掲載していますので、もしクーリングオフ制度を活用したい!という場合はご参考にしていただけますと幸いです。

外壁塗装はクーリングオフできる?

 

悪徳業者を回避する方法

優良な塗装業者さんがブログ記事で悪徳業者について注意点をあげている事が多いですが、それでも悪徳業者に引っかかってしまったという悲しいお話を聞く事があります。

実際に優良な塗装業者かどうか判断する事はそれほど難しく、悪徳業者ほど好印象で雰囲気が良いスタッフが多いようでどうしても良い業者に思えてしまいがちです。

人や会社の雰囲気でお家のメンテナンスを依頼する業者を決める事も良いですが、外壁塗装は安いお買い物ではないのでせっかくなら施工内容もしっかりして気持ちよくメンテナンスできるところに依頼したいですよね。

結論を言えば、知識があれば悪徳業者を回避することは可能です!!

①すぐに契約を交わさない(契約済みの場合はすぐに第三者に相談する)

契約を迫って過度な不安を煽る言葉(「すぐに塗装しないと大変な事になりますよ!」「早急に対処すれば大丈夫です」など)を使用するような業者であればまずお断りした方が良いです。外からパッと見ただけではお家の状態は分かりません!

②安価な見積書につられない

極端に安い見積書は、人件費を削ったり塗料を薄めるなど手抜き工事に繋がるリスクが高いです。本来高いと思っていたお買い物が安くなるのは非常に魅力的ではありますが、外壁塗装に関しては逆に損をする可能性もあります。万が一、手抜き工事をされた場合はたった数年で塗装が剥がれてきてしまったり、逆に高額なメンテナンスが必要になる事もあります。そうなればトータルでは当初の予定よりも倍以上のメンテナンス費用がかかってしまう事にもなります。

外壁塗装は決して安いお買い物ではありませんので、価格だけで塗装業者を決めることはやめましょう。

③相見積もりを必ず取る(適正価格を知る・外壁塗装の相場を知る)

上記に記載しましたが、安価すぎる見積書には絶対に落とし穴があります。相見積もりをとることで外壁塗装の相場や適正価格・施工内容を知ることができ、各業者がどのような見積書を提出しているのかが分かりやすくなります。一社だけで業者を決めるのではなく、複数の業者の見積りを比較する事が大切です。

④新築時から10年前で劣化症状が出ているかどうか確認する

一般的にお家の外壁に劣化症状が現れるのは新築時から10年前後と言われています。外壁について知識がない方でもメンテナンスが必要だと分かりやすい症状がいくつかありますので、知っていると心の準備もしやすくなり、騙されるリスクも減るかと思います。

■チョーキング現象

外壁に手で触れると白い粉が掌につく現象です。これは塗膜が経年劣化により塗料の顔料が表面上に浮き出てしまっている状態です。この状態は既に防水機能が低下しており、雨が降った際に雨水を吸収してしまいます。メンテナンスが必要な代表的な劣化症状です。

■外壁のひび割れ

上記のチョーキング現象が発生している状態で劣化が進行すると、外壁が雨水を吸収しやすい状態になります。雨の日は雨水を吸収し、晴れの日は乾燥の動作を繰り返すと、外壁が反りを起こしたりビスで抑えている箇所からひび割れ等が発生してしまいます。細いひび割れであれば塗装のみでカバーできますが、幅が大きい場合はパテ材などで補修を行ってからの塗装が必要になります。

■コケ

日当たりが悪い箇所の外壁を見てみると、外壁に緑色の箇所がある場合があります。外壁の防水機能が低下した状態ですと、コケが繁殖しやすくなります。コケは水分を多く吸収しますのでより劣化を進行させてしまいます。

■シーリングの劣化

使用している外壁材の種類にもよりますが、大方の外壁はいくつかのボードを繋げて1つの大きな壁になっています。その繋ぎ目の部分に施工されているのが「シーリング材」です。シーリング材は通常柔らかいゴムのような素材ですが、紫外線などの影響により徐々に硬化し、ひび割れを起こします。ひび割れのまま放置をしておくと、痩せて隙間が生まれてそこから雨水が浸入したり、窓周りであれば雨漏りに直結する可能性があります。

 

まとめ

今回は外壁塗装の訪問販売が悪徳業者かどうか、という内容についてご紹介させていただきました。

訪問販売=悪徳業者というわけではないのですが、実際に消費者センターには訪問販売についての相談が多いという事実があります。最近ではSNSでも「訪問販売の悪徳業者がうろついている!」といった動画も目にします。では店舗がある業者が全て優良な会社か?というとそういうわけでもありません。

上記でご説明させていただいた通り、塗装会社には優良業者かどうかを判断する条件がいくつかあります。お客様がある程度知識を持ってれば悪徳業者に引っかかってしまうのを回避できます。塗装工事は安いお買い物ではありませんので、失敗&後悔しない工事が行えるよう、ご自身でしっかり慎重に会社を決めてください。

今回の記事が少しでもご参考にしていただければ幸いです。

 

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この記事を書いた人

株式会社エムアール

愛知県刈谷市を中心とした外壁塗装専門店。創業2005年/設立2010年 私達がお客様に提供するのは『安心』です。 『全てはお客様からのありがとうのために!』 よりお客様のために。より職人が輝ける業界にするために、「高品質で適正価格」を目指しております。 <許可・資格>愛知県知事許可(般-3)第69503号 窯業系サイディング診断士/外壁劣化診断士/雨漏り診断士 <加盟団体>刈谷商工会議所会員/一般社団法人日本リフォーム診断士会会員/NPO法人雨漏り診断士会会員