【徹底解説】一番人気!!お値段上!?のハイブリット無機塗料「スーパーセランフレックス」とは?
刈谷市&知立市の外壁塗装専門店なら株式会社エムアールにお任せください!
今回のブログでは、エムアールで取り扱っているハイブリット無機塗料「スーパーセランフレックス」をご紹介いたします。
塗料はそれぞれ特性があり、機能性が高いほど価格も上がります。
通常ラインナップの塗料で一番価格が高いといえるのがハイブリット無機塗料ですが、ここ数年で人気が高まり最も選ばれている塗料となっています。
ハイブリッド無機塗料の魅力とは?なぜ選ばれるの?エムアールが「スーパーセランフレックス」を選ぶ理由は?
詳しくご説明いたします!
目次
有機と無機
塗料にはさまざま種類がありますが、大きく分類すると「有機塗料」と「無機塗料」の二つに分けられます。
「有機物」と「無機物」
ここで一旦、理科の授業的な話をすると「有機物(有機化合物)」とは炭素を含む物質のことで、燃やすと黒く焦げて炭になり二酸化炭素が発生します。そして「有機物」以外のすべての物質を「無機物」ということができ、一言で表すと炭素を含まない物質ということになります。
有機物の例:砂糖や片栗粉、プラスチック、木、紙など
無機物の例:塩や金属、ガラス、タイル、ダイヤモンドなど
木を燃やすと炭になりますし、お菓子づくりで砂糖を溶かして焦がすことをキャラメリゼといいますが加熱しすぎると焦げて真っ黒になってしまいますよね。このように熱によって変化する・しないというのも「有機物」・「無機物」の違いです。
「有機塗料」と「無機塗料」
塗料の話にもどりますと「有機塗料」とはそういった有機物を主成分とした【樹脂】を使用した塗料になります。主にアクリル塗料(アクリル樹脂)、シリコン塗料(シリコン樹脂)、フッソ塗料(フッソ樹脂)などの種類があり、それぞれ使用している【樹脂】が異なります。紫外線による劣化が起こりやすいため、経年劣化として色褪せやチョーキング現象が起こります。また主成分となる樹脂の種類によって、耐久性や特性が異なり価格も変わってきます。「無機塗料」は一般的にセラミックやケイ素などの無機物を主成分とした塗料で、「有機塗料」と比べると劣化しにくく、対候性や低汚染性に優れた塗料の種類です。
塗料の種類と特徴
エムアールでは基本的に5つのプラン(5種類の塗料)をご用意しております。それぞれどのような違いがあるのか、どのような特徴があるのかご説明いたします。
シリコンプラン
「シリコン塗料」はベースとなるアクリルにシリコン樹脂を混ぜた塗料です。主成分はアクリルですが、近年では使われることが少なくなった「アクリル塗料」とは異なります。
また「シリコン塗料」といっても製品によってシリコンの含有量が異なり、性能を発揮するために十分な含有率の製品を使用することが大切です。
シリコン塗料の耐久年数は7年~10年前後(建物周囲の環境や天候等でも左右します)で、耐熱性に優れ、汚れが付着しにくいのが特徴です。
性能に対して価格のバランスがよく、コストパフォーマンスが高い塗料といえます。
「ウレタン塗料」と比較すると硬いため『ひび割れ』が起こりやすく、「無機塗料」や「フッソ塗料」などの高耐久塗料と比較すると期待耐久年数が短いというデメリットがあります。
一回の費用は抑えられるものの、長期間で考えると塗り替え数が増えることによってコストパフォーマンスは下がってしまいます。
高耐久シリコンプラン
「高耐久シリコン塗料」は「ラジカル制御塗料」と呼ばれることもあり、「シリコン塗料」にラジカル制御機能を持たせることで耐久年数を長くした塗料です。
塗料には調色のために酸化チタンという成分が必ず必要になります。この酸化チタンに太陽光が当たることでラジカルというエネルギーが発生し、塗料の樹脂や顔料を劣化させてしまいます。樹脂や顔料が劣化することでチョーキング現象や色褪せが起こります。
「高耐久シリコン塗料(ラジカル制御塗料)」はラジカル制御型酸化チタンと光安定剤を使用しています。
ラジカル制御型酸化チタンとは、バリアー層で酸化チタンを閉じ込めることでラジカルが発生することを抑制しています。
また、光安定剤はバリアー層から漏れてしまったラジカルを捕まえる役割を持っています。
「高耐久シリコン塗料」の耐久年数は10年~12年で、フッソ塗料に匹敵する高耐久塗料ですが値段はそこまで高くはありません。
色褪せやチョーキングが起こりにくく、防藻や防カビにも優れているという特徴があります。
フッソプラン
「フッソ塗料」とは蛍石(ほたるいし)を原料としたフッソ樹脂を配合した塗料です。耐久年数は15年ほどで非常に耐久性の高い塗料です。
フッソ樹脂は結合が強く太陽光や紫外線に強いのが特徴です。耐汚染性も高く汚れが落ちやすくカビや藻がつきにくいという性能を持ちます。
フッソ加工というとフライパンや炊飯ジャーを思い受かべる方も多いかと思いますが、耐熱や撥水の性能が高いことはイメージしやすいと思います。
また「フッソ塗料」は艶が長持ちするという特徴もありシリコン塗料と比べると光沢の保持率は圧倒的です。
シリコン系の塗料よりも耐久性に優れ、無機塗料よりも価格が安い傾向にあるため長持ちさせたいけれど費用を抑えたいという方に人気です。
ハイブリッド無機プラン
はじめの部分での説明に繋がりますが「無機物」はほぼ劣化しない物質であるため「無機物」を塗料に応用し、より劣化しにくい塗料をつくろうと開発されたのが「ハイブリッド無機塗料」です。
とはいえ「無機物」のみで塗料をつくると硬くなりすぎてしまい塗装することは非常に困難です。そのため無機成分と有機成分を組み合わせて密着性や柔軟性を持たせつつ塗料としての性能をぐっと高めた塗料になっています。
「ハイブリッド無機塗料」の耐久年数は20~25年以上といわれ、耐久性能はバツグンです。
汚れにくい、紫外線に強く劣化しにくい、柔らかく塗膜が割れにくい、という有機塗料と無機塗料の良さを併せ持った塗料です。
高性能・高機能ではありますが費用も高くなります。しかし長期間で考えると塗り替え回数が少なくなることでトータルコストを抑えることができます。
断熱無機プラン
超高断熱として有名なのが「GAINA(ガイナ)」という塗料です。
これはJAXAが開発したロケットの先端部分に使用する断熱材の技術を(株)日新産業が応用開発した塗料です。
「GAINA」の塗膜は特殊セラミック層で構成されており断熱だけでなく防音といった効果のある特殊な塗料で、外壁用だけでなく内装用など様々な用途の商品展開がされています。
暑いお風呂に水を足すとだんだんと全体の温度が下がっていくように、熱は温度の高いところから低いところへ広がろうとします。つまり部屋を暖めても暖かい壁から寒い外へと熱が逃げてしまいます。
GAINA」は熱の移動を抑える働きをするため、外壁に塗装することで外の冷気の影響を受けにくくする効果があります。反対に夏は特殊セラミックが赤外線を反射することで外の熱が中に伝わりにくくなります。この反射は熱だけでなく音にも効果があり防音などにも効果があるそうです。
耐久年数は15年~20年といわれ、高耐久の塗料でもありますが価格も高い塗料です。特に遮熱にこだわりたいという方におすすめの塗料です。
なぜハイブリッド無機塗料が人気なのか?
現在の住宅のほとんどにサイデイング外壁が使用されており、新築から10年程度で最初の塗装時期を迎えます。
塗料の選び方はそれぞれの塗料の価格や性能も大切ですが、そこらか次の塗装まで何年持たせたいか、今後お家を何年維持していくのかという長期的な面も視野に入れなければいけません。
この表は塗装工事の費用を30年で比べたものです。例えば足場の費用を考えてみましょう。足場はどのグレードの塗料を使用しても費用は同じです。一回の値段が同じなら30年で2回や3回足場を立てるよりも1回の方が安くなるのは当然ですよね。
ここ数年、物価が高騰しており塗料の値段だけでなく配送料なでも上がっています。次の塗装を10年~15年後と考えたとき、さらに費用が上がっていることが予想され、30年という長いスパンで考えるとトータルコストはされに上がってしまうでしょう。「一回の塗装金額」を考えるとハイブリッド無機塗料は高額ですが「30年での総額」を考えると、塗装回数が少なく済む分トータルでのコストを抑えられると言えます。
現在は外壁の目地やサッシ周りに施工されているシーリング材も高耐久のものがあり、外壁・屋根・付帯部・シーリングとすべて25年以上の耐久性のものを使用することで、どこかの部位だけをやり直す必要もありません。
塗装回数を減らすメリットはコストだけではありません。次の塗装時期を気にしたり打ち合わせや工事の期間と多少なりともストレスがかかるものです。メンテナンスの回数をなるべく減らしたいと希望される方は少なくありません。
このような理由から今回が初めてもしくは2回目の塗装であったり今回で最後の塗装工事にしたい、というお客様に「ハイブリッド無機塗料」が多く選ばれています!
エムアールのハイブリッド無機塗料
ダイヤスーパーセランシリーズ「スーパーセランフレックス」(シーカ・ジャパン株式会社)
無機塗料ダイヤシリーズは1995年に最初の塗料が発売されて以降、改良を重ねて実績を積んできた塗料です。ハイブリット無機塗料「スーパーセランフレックス」の代表的な施工例に千葉県の「ZOZOマリンスタジアム(千葉マリンスタジアム)」があります。このスタジアムは施工からすでに20年ほどが経過し、海風の強い環境でありながらその品質を保っていると言われています。このような実績があることからも品質の高い塗料であることがわかります。
また「スーパーセランフレックス」は講習を受けた「認定施工店」でしか取り扱いできず、製品だけでなく施工に関しても徹底した品質維持を行っている信頼度の高い塗料です。エムアールも「スーパーセランフレックス」の認定施工店であり、施工の実績も重ねて参りました。
★★特徴★★
【耐候性】
高耐久シリコンやフッ素を上回る耐候性で、塗装によって美しくなった建物を長期にわたって維持できます。また、メーカーによる期待耐久年数は24~26年、無機塗料の中でも最長レベルの耐候性を誇ります。
【柔軟性】
従来のスーパーセランシリーズにさらに柔軟性を持たせる新技術に成功し、無機塗料は硬いという弱点を克服しました。シーリングなどの動きの大きな箇所の塗装にも向いており、ひび割れを軽減しています。
【低汚染性】
親水性の高い無機の塗膜によって雨水とともに汚れ落ちる効果が高く、停電性の低下により埃を引き寄せにくくする効果もあります。汚れがつきにくく、カビや藻の発生を抑制するため塗装したての美しさが長持ちします。
★★まとめ★★
高耐候・低汚染という特徴を持ち、費用対効果を考えても間違いなく良い塗料だと言えます。
しかし、先にも述べたようにこの「スーパーセランフレックス」はどこの塗装店でも取り扱えるわけではありません。メーカーであるシーカ・ジャパンから、認められた施工店でしか取り扱い・施工ができないように定められています。
エムアールは高耐久の塗料をお考えのお客様により品質の高い施工をお届けするため、認定施工店として「スーパーセランフレックス」を扱ってきました。
たくさんのお客様にハイブリッド無機プランでご契約いただき、2023年刈谷市において「スーパーセランフレックス」の売上ナンバーワンを達成いたしましたm(_ _)m
次の塗装を20年以上先にしたい、高耐久の塗料を使用して安心したい、とお考えであれば「スーパーセランフレックス」の認定施工店であるエムアールにぜひお問い合わせください!!
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
外壁塗装・屋根塗装について詳しく知りたい方はぜひ一度ショールームにご来店ください!
愛知県刈谷市・知立市の外壁塗装・屋根塗装・防水工事のご相談・建物診断・見積依頼は株式会社エムアール