外壁塗装のトラブルは自分で防げる!?トラブル事例と対処法をご紹介します!

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外壁塗装専門店の株式会社エムアールです。ご閲覧下さり、ありがとうございます☺

外壁塗装を行う時に、特に初めて塗装をされる方はいろいろな不安をお持ちだと思います。

今回は、代表的なトラブルとそれを防止するための対策をいくつかご紹介させていただきたいと思います!

 

業者とのトラブル編

見積りの内容をしっかり説明してくれない

業者によって、見積書や説明の仕方は様々ではありますが、『外壁塗装』と一言で言っても作業内容は細かくたくさんあります。そしてその一つ一つの工程を単価などで計算されているものです。しっかりと時間を確保して担当者から説明を受け、詳細内容にご納得していただいたうえで契約するのが本来の流れですが、簡潔に見積り内容を説明し、金額だけを魅力的に魅せて契約を促す業者もいます。

中には必要のない工事も項目の中に加えていたりする事もありますので、見積書はご自身で必ず確認して、不明な事があれば理解できるまで説明を受けていただく事で、未然にトラブルを防ぐ事ができます。

一度契約したが後で不審に思う点があり、解約する事を伝えたら違約金を請求された

悪徳業者等でよく耳にする手口ですが、本来外壁塗装の契約にも『クーリングオフ制度』というものが利用できます。

飛び込み営業で契約した住宅に関する工事でも、対象になります。ただし、クーリングオフを利用する際にも条件や期限等もありますので、事前に大方の流れを把握しておくと良いと思います。また、違約金などを請求するような業者は提出した書類等に細かい内容が書かれていなかったり、重要な部分の説明を省略している事が多い傾向があります。

少しでも不審な点がある業者は、すぐに契約しないように十分注意してください。

工事が完工した後に契約書の金額と別で追加請求書を渡された

外壁塗装の工事を行う際は、事前に建物診断を行います。この家にはどのようなメンテナンスが必要なのか、劣化症状はどれくらいなのかをチェックする作業です。

軽微であれば追加料金が発生する事はありません。ですが例えば、ベランダ防水や雨漏りや劣化や損傷がひどい場合、実際に工事を行って下地等をチェックしたら

下地まで変える必要があった・部材を交換する必要があるケースもないとは言い切れません。

しかしその場合は事前にお客様に状況をご説明し、追加でかかる費用をお見積り書にて提出し、ご理解&ご納得いただいたうえで工事を進めさせていただきます。

お客様の了承なしに追加工事をしたり、工事が終わった後に「やっておきました」のような説明で追加料金をとる事は絶対にあってはなりません。

この場合の対処法は非常に難しいのですが、普段ご不在の間に工事をしていても、今どのような工事が行われているのか、作業は順調かどうか把握しておく事が大切かと思います。

業者によっては、作業に入った日は必ずお施主様に作業報告を行うところもありますので、ご不安な方は報告してもらえる業者であるか確認するようにしましょう。

 

工事中のトラブル編

塗装する箇所以外に塗料がついてしまった

お家を塗装するといっても全てを塗装するわけではありませんし、家の周りのものを全て片付けるのも無理があります。

例えば、

・駐車場に置いていた車に塗料が飛散してしまった。

・花壇の花に塗料がついてしまった。

等のトラブルがないとは言えません。

塗装はローラーを転がす際にも塗料が飛び散ってしまいますし、外壁の種類や部位によってはスプレーによる吹付での作業を行う場合があります。

作業上どうしても塗料が飛散してしまう、という事は事前に覚えておいてください。

対処法もいくつかありますので簡単にご紹介させていただきます。

・水性塗料を使用している場合

水性塗料を使用している場合は、乾いていなければ水を含んだタオルで拭く事で取り除くことができます。

・ガムテープを使用して取り除く

飛散した塗料は、細かい大量の霧のようになります。植物の葉っぱなどについた塗料はガムテープののり側で取り除く事ができる場合があります。葉っぱを痛めてしまう場合もありますので、あらかじめご了承ください。

特に大切にされていらっしゃる植物等は、塗装を行う際は室内に入れておく。家からできるだけ離れた庭に移動させる等、事前にトラブルを防ぐようにしておく事ができます。

・養生テープを活用しているかチェックする

窓や手摺、車もそうですが、塗料が飛散して困る箇所には業者が養生テープや養生シートを使用して塗料がつかないよう未然に防ぐよう取り組んでいます。しかし、その作業を行わない業者もいます。

養生が細かくされているかどうか、塗料が飛散しないか心配な方は、塗装作業に入る前に細かく確認しておくことをオススメします。

高圧洗浄を行ったら家の中に水が浸入してしまった

塗装作業を行う前に必ず行う高圧洗浄ですが、稀に家の中に水が入ってきてしまったというお声を聞く事があります。

理由は大きく二つあります。

・外壁の状態や洗浄する箇所を考えずに全て同じ水圧で高圧洗浄を行った

これは業者側のミスになります。

高圧洗浄の作業は、外壁の状態や洗浄を行う箇所によって水圧を変えなければいけません。

例えば外壁が大きくひび割れていたり、クラックが入っている箇所に強い水圧で洗浄を行えば、中に水が浸入してしまいます。

また業者によって作業の順番が多少前後はしますが、シーリング工事を行うよりも先に洗浄を行った場合は注意が必要です。

シーリングは劣化するとひび割れや欠損し、そこから雨水が浸入して雨漏り等が起きてしまいます。

シーリングを施工する前に高圧洗浄を行ってしまえば、そこから室内に水が浸入する恐れがあります。

万が一水の侵入を見つけたらすぐに業者側に伝えてください。

・窓や鍵を閉め忘れていた

高圧洗浄を行う日は、事前にお渡しした工程表等に記載があります。

当日は窓など鍵はしっかり閉めておき、事前にチェックを行うようにしてください。

水圧が強いため、鍵があいている状態で洗浄を行ってしまうと、水圧で窓が動いて内側に水が入りこむ恐れがあります。

 

近隣とのトラブル

塗装工事を行う事で、近隣の方から苦情が起きてしまうケースがあります。

事例としては下記のような内容が代表的です。

・足場の組立や解体の音、作業の音がうるさい

・塗料の匂いにより気分が悪くなってしまった

・路上や近くに塗装業者の車が駐車されており、邪魔になる

・職人の態度が悪い、たばこを吸っている。道路面にまで広がって休憩している等

 

足場の組立等の騒音や塗料の匂いに関しては、事前に工事のお知らせをしておけばトラブルを避ける事ができます。

また、そういったトラブルを防ぐために塗装店の担当者が事前に近隣挨拶に回ります。その中でも特に気にかけた方が良いお宅などがありましたら、事前にご相談いただけますと幸いです。

万が一事前に近隣挨拶を行ったうえで苦情が来た場合は、なにより謝罪をおする事が大切です。そしてすぐに担当者に報告してください。

苦情が来たまま放置してしまうと更に大きなトラブルに発展する可能性もありますので、早めに対処する事が重要です。

下二つの工事現場に入る職人に関係するトラブルは、事前に防ぐというよりは塗装店などに確認しておく事が大切です。

エムアールでは、お客様により安心していただくために、作業する職人に対してもルールを設けており、そのルールはお客様に共有させていただいております。

ぜひご参考にしてください。

塗装後の仕上がりトラブル編

完成後の色のイメージが違う

外壁塗装を行う事で、お客様が一番楽しみにしていらっしゃるのは完工後の仕上がりですよね。特に雰囲気を変えたいとお考えの方は今までのお家と色味をかえますので、beforeAfterを楽しみにされていらっしゃると思います。

しかし、色決めの打ち合わせをしっかり行っていなければ、ご自身がイメージされていたお家と実際完工したお家の仕上がりが異なってしまう事があります。

このトラブルは塗装業界のトラブル事例でもよく目にしますが、事前にある程度のトラブルを防ぐ事が可能ですので、そのポイントをご紹介いたします。

①カラーシミュレーションを使ってお家全体のイメージを掴む

お家をどんな雰囲気にするのか、全体図がある程度把握できるソフトです。気になる色を入れてみて、その組み合わせが本当に違和感ないのか、似合うのか、等試す事ができます。

②カラーシミュレーションで色を決めたら、色見本をもらう

カラーシミュレーションである程度色を決めたらOK!というわけではありません。あくまでもパソコンのソフトを使用して、液晶モニター上での色合いですので、実際に塗装したら色が違った。等というお声はよく聞きます。

弊社でもこのトラブルを防ぐために徹底しているのが、その『色見本』です。

色見本とは、メーカーに依頼して塗装する外壁材と同等な板にその色を塗ったもののことです。

凹凸がある壁、つるつるの壁などによって光沢が変わったりする事がありますので、メーカー側も何種類か塗り板を用意しています。

また、お家は外から見るものですので、その塗り板を受け取ったら実際に太陽の光などに当てた状態で見たり、雨の日に見たり…等、環境が変わった時にも確認していただくと、より完工後のイメージがつきやすくなります。

すぐに塗装面が剥がれたり、色があせてきた

塗装工事を行ってから1年未満、またはたった数年で塗膜の表面が剥がれてきてしまったり、色あせが生じるなどの不具合がでてきてしまったという事例も耳にします。

この原因は大きく分けて3つ考えられます。

・下塗材の塗る量が不足していたため、上塗材との密着性が弱かった

・試用した塗料の下地の素材が適合していないものを使用した

・高圧洗浄を充分に行わず、下塗材を塗布した

このような症状は、悪徳業者などの事例でよくピックアップされています。格安で工事を請けた業者が職人の人件費を削り、手抜き工事を行った事が原因と考えられます。

一度塗り替えを行った場合でも、すぐに塗り直しを依頼するのが良いかと思います。

塗装した箇所から錆びが出てきてしまった

塗り替えを行った1年以内に鉄部から錆びが出てきてしまった…というような事例も聞きます。

このトラブルは、下地処理(ケレン作業等)を充分に行っていない、または下塗りの錆止めを怠った原因によるトラブルです。

施工後のトラブル解決法

施工報告書を提出してもらう

施工中の作業を完工後に報告する、『施工報告書』というものが存在します。優良な業者であれば、一つの工程ごとに写真を撮影して、下地処理等をしっかり行っている様子を記録に残してくれます。

アフターサービスが充実している業者を選ぶ

保証書を発行してくれる業者であれば、施工不備等があった場合は保証内で塗り直しを行ってくれます。また、ご自身でなかなか気づかない箇所もありますので、定期点検等のサービスを行っている業者であれば、決まった時期に施工不備がないかどうか、チェックしに来てくれます。万が一何か不具合を見つけた場合、保証期間であれば対応してもらえるはずです。

 

まとめ

外壁塗装という一つの工事を行う事で、工事前から完工までにおいてトラブルが起きる事は0ではありません。

しかし、事前にこういう可能性がある、という事を知っておけば防げるトラブルばかりです。せっかく大切なお家をリフォームするので、気持ちよく工事を終えたいものです。

そのためにはある程度の知識を持ち、どんな業者が適切なのかを見極める必要があります。

今回の記事の内容をご参考にしていただけますと幸いです。

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この記事を書いた人

株式会社エムアール

愛知県刈谷市を中心とした外壁塗装専門店。創業2005年/設立2010年 私達がお客様に提供するのは『安心』です。 『全てはお客様からのありがとうのために!』 よりお客様のために。より職人が輝ける業界にするために、「高品質で適正価格」を目指しております。 <許可・資格>愛知県知事許可(般-3)第69503号 窯業系サイディング診断士/外壁劣化診断士/雨漏り診断士 <加盟団体>刈谷商工会議所会員/一般社団法人日本リフォーム診断士会会員/NPO法人雨漏り診断士会会員
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