外壁塗装の色決めにもう悩まない&後悔しない!色決めの知識をプロが解説!
刈谷市&知立市の外壁塗装専門店なら株式会社エムアールにお任せください!
外壁塗装でのお悩みは、予算やどの塗料で塗装をするか…等さまざまありますが、やはり皆さんが一番時間をかけて悩まれるのは『色決め』かと思います。
弊社でも、ご契約いただいた後に色のお打合せをさせていただいておりますが、塗装プランや工事内容よりも、やはり色で悩まれているお客様が圧倒的に多いです。
せっかく塗装をするのだから、今と雰囲気を変えてイメージチェンジしたい…とお考えの方もいらっしゃいます。ただ、塗装工事を行えば最低でも10年はその色のお家になりますから、色選びも新調になりますよね。
今回は外壁塗装でお色決めに悩んでいらっしゃる方向けに、失敗しないお家のカラーの選び方をご紹介したいと思います!
目次
外壁塗装の色はどんな色でも選べるの?
塗装プランも無事決まり、次はいよいよ色選び…そもそも外壁塗装に使う塗料は、どんな色でもいけるのかな?
と疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その質問に先にお答えするのであれば、基本的にどんな色でも塗装は可能です。
ほとんどの塗装業者が、日本塗料工業会(通称:日塗工)の色見本を持っています。
この見本の中の色であれば、どの色でも塗装が可能です。
ですが、ただでさえ何色にしたらいいか悩んでいるのに、このたくさんある見本を渡されて『この中からお選びください!』と言われても、正直一つ一つ見るには時間もかかりますし、余計に悩んでしまう事にもなりかねません。
まずはこの色見本の見方を簡単にご紹介したいと思います。
日塗工の見方
日塗工は、1~2年おきに新しい見本を作ります。写真では2019年のKと記載してありますが、Kは出された順番を表しているものです。
例えば最初のページを確認してみると、どのカラーNoを見ても頭にアルファベットが二つついています。実際の色の名称は『N-77』ですが、このLが頭につくことでいつの見本に記載してある色かが判断できます。
あとは見本をじっくり見ればご理解いただける方も多いかと思いますが、数字が低くなっていくほど、濃色を表しています。
N-95を見ると真っ白には見えますが実は白に少し黒を混ぜた色になります。逆に言えば20や10番台は濃色で、黒に少し白を混ぜたもので、黒一色ではありません。
また、他の色を見ていきますと、『〇〇-〇〇』と4桁の数字が表示されるようになります。
これは最初の二桁はその色そのものの数字を表しています。下二桁はその色の明るさを示しています。
仮に『茶色系のお家にしたい』とお考えな場合、黄色味の強い茶色なのか、赤みの強い茶色なのかでまず分かれます。その場合はまず日塗工の下の方の色を見て、色の雰囲気を決めます。
基盤の色を決めたうえでどれくらい濃色にするのか、明るめの色にするのかなどを決めていくとみる場所がかなり絞られます。
濃色と淡色のメリットとデメリット
色を決める時に、濃色と淡色どちらがいいのか、とご質問を受ける事がよくありますので、簡単にまとめさせていただきました。
メリット | デメリット | |
濃色 | ・クールでおしゃれな仕上がり
・高級感があるように見える ・ツートンカラーに合わせやすい ・落ち着きのある雰囲気が出る |
・色あせしやすい
・砂埃や鳥の糞など、汚れが目立ちやすい ・相性の良い色がはっきりしているため、色選びの難易度が高い ・価格が高い ・家が熱を吸収し、室内が暑く感じる事がある |
淡色 | ・汚れが目立ちにくい
・どんな家でも合いやすい(和・洋) ・周りと調和しやすい ・家が大きく見える ・清潔感があり爽やかなイメージがある |
・一色だと締まりがない
・ツートンにする場合、派手な色とは合わない ・周囲の景観に家が埋もれてしまう ・コケや雨跡などの汚れが目立つ |
この表を見ると、どちらにもメリット・デメリットがありますよね🤔
つまり塗装をするときに、全部の色を濃色、全部の色を淡色で塗装してしまうと、色々とデメリットがでてきてしまうのではないか、と考えられます。
色をうまく組み合わせて好きな色を活用する
例えばですが、最近はネイビーを取り入れた建売をよく見かけますし、実際に外壁塗装でネイビー色を選びたいとおっしゃられるお客様もいらっしゃいますので、ご検討されてみえる方も多いのではないでしょうか?
先ほどの説明を踏まえると、単純に『ネイビー』というお色だけを考えれば、濃色に属します。
ネイビー一色でお家を塗装すると先ほどのようなデメリットが生じてしまいます。うまくネイビーを使う方法がいくつかありますので、ご紹介させていただきます。
■ワンポイントを濃色にしてアクセント
(画像をタップすると施工事例のページが確認できます)
ベランダの腰壁の色にネイビー(75-30B)を使用し、他の外壁は白に少しネイビーを混ぜた色(75-90A)を使って塗装しています。
先ほど日塗工で、最初の二桁はメインの色を示しているというお話をさせていただきましたが、75-〇〇はまさにネイビー系のカラーNo.です。
このお家は、同じ系統の色で濃色と淡色を使い分け、2色カラーでお家を塗装しています。
同じ系統で色選びをすれば、まず配色に失敗する可能性は限りなく低いと言えます。
腰壁が良い感じにアクセントになっていて、お家が引き締まってみえます。おしゃれですね♪
■ネイビーをメインにして淡色でアクセント
(画像をタップすると施工事例のページが確認できます)
先ほどの事例とは逆で、ネイビー(75-30B)をメインの色にして、腰壁を(22-90A)を使用しています。
ネイビー一色ですと、お家が重く感じたり暗いイメージになってしまうので、腰壁や玄関周りの壁をシャッターボックスやサッシ周りの色と合わせて淡色にしています。先ほどの淡色は75シリーズでしてたが、ここはドアが茶系の色ですし、ネイビー×茶系は落ち着きもあり高級感があるようにも見えますので、白に少し茶色を混ぜたような淡色を使用しています。
カラーシミュレーションを活用する
先ほど施工事例をご紹介させていただきましたが、当店でご契約いただいたお客様全ての方が、カラーシミュレーションを活用して色決めを行っております。
実際カラーシミュレーションがどのようなソフトなのか、簡単にご説明させていただきます。
まず、建物診断にご訪問させていただいた際に建物全体の写真を撮影してきます。
ソフトの中に写真を取り込み、事前にスタッフが家のパーツ事に縁取りをし、それぞれに色を入れれるように準備させていただきます。
あとは右側にあるカラーパレットを日塗工にして、気になる色を壁や付帯部(雨樋や破風・鼻隠し等)にいれてみて、全体がどんな雰囲気になるのかを確かめていきます。
例えば今度の塗装で1階と2階の壁の色をツートンにしたい。ベランダだけ別の色にしようと思っている。などイメージの案があればそのように色が入るように事前に設定がしやすいかと思います。
カラーシミュレーションだけで決めるのはNG!
カラーシミュレーションで全体のお家の色をある程度決めて、よしこれでOK!と思う方もいらっしゃいますが、そこで決定するのはまだ早いです。
カラーシミュレーションは、数多くある日塗工のお色から、ある程度候補の色を絞っていただくために活用します。
先ほどの画像もそうですが、あくまでPC画面でのイメージ画像になりますので、当然モニターによって色の鮮やかさなどが異なってしまいますし、実際の色と相違してしまう事があります。
あとは外壁の素材によって凹凸があるので色味が違って見えたりすることもあるので、カラーシミュレーションを見ただけで色を決定してしまうと「完工後に思っていた色と違う…」というご不満が生まれてしまう可能性もあります。
そうならないよう、優良な塗装業者であればご用意させていただいている『塗り板色見本』が存在しています。
塗り板色見本は必要?どう確認するもの?
外壁に塗る塗料は凹凸があるので、光の反射具合によっても色の見え方が異なるケースが多いです。また艶があるのとない塗料でも見え方が異なります。
塗り板は実際に使用する塗料で、かつお客様のお家に使用されている外壁材と同等のもの、あるいは類似のものを使用して作成します。
もちろん室内の電気の下と太陽の光とでは見え方が異なりますので、完工後のイメージにより近くするためには、外で色合いを確認する事をオススメします。
更にこの色で本当にいいのかご不安なお客様には、一度ご自宅に持ち帰っていただいて、今の外壁と照らし合わせてどれくらい色が変わるのか等を確認していただく事も可能です。
実際に届いた候補の色が塗り板で見たらイメージが違った…という場合には、他に気になる候補の色を再度お取合せする事もできますので、納得のいくお色が決められるまではお打合せをする事が大切ですね!
失敗しない色選びで抑えておきたいポイント
色決めを行う際には、カラーシミュレーションと塗り板色見本を活用する事をご紹介させていただきました。
ではそのカラーシミュレーションを使う前に、実際にどんな感じにしようかイメージがなかなかつかめない方もいらっしゃいますよね。
そんな方のために、色選びを行う際に抑えておきたいポイントをご紹介したいと思います!
自分の好きな色合いの家を見つける
普段ちょっと出かけたりする時に、「あ、この家おしゃれだな」や「素敵なお家だな」と目にとまるお家があったりしませんか?
色決めの打ち合わせをする前に、もしこんな感じがいいな…と思うようなお家があれば、事前に担当者にお伝えしてみてください。
色打ち合わせを行う前に、現地に担当者が確認に行き、日塗工のどの色かを外から確認してくれると思いますので、その色を基に色を決めていくとスムーズです。
日塗工をうまく活用する
先述で日塗工の色見本の見方をご説明させていただきました。
実は失敗しないコツは、その色見本の中にあるのです。
日塗工は、後半の原色系以外は近い色の順に配列されています。メインの色を決めて、それが濃色であればそれよりも淡い色…つまり決めた色よりも上の色を他の箇所にすれば、綺麗に濃淡が表現できます。
色も同系統なので違和感がありませんし、バランスもとれておしゃれです。
塗装しない箇所と色を合わせる
外壁塗装でアルミ製の箇所は基本的に塗装を行いませんので、窓周りの色やベランダの手摺りなどは色が変わりません。
その箇所と家の輪郭となる部分の色合いを合わせると、バランスが良くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
外壁塗装を行う際に、多くの皆さんが一番時間をかけて悩まれるのは『色決め』です。
せっかく高いお金をかけてお家を塗装するのですから、色も慎重に・後悔しない色を選びたいですよね。
実際に色見本も何もなく、この色でどうですか?と担当者から勧められて工事をしたら気に入らない色だった。というトラブル事例も存在しています。
色決めに失敗したくない方は、カラーシミュレーションを念入りに打合せしてくれる塗装業者を選ぶ業者であり、かつ色見本も用意してくれるような優良業者に依頼する事をオススメします。
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