【Q&A 疑問にお答え!】外壁の種類 ④ALC・⑤コンクリート
今日は皆さんが外壁塗装を考えた時に、疑問に思われる事…多くのお客様に質問される事などの中から【外壁の種類】についてピックアップさせていただきます!
自分の家がどんな素材なのかわからない!
新築から〇年たったけど、いつごろメンテナンスしたらいんだろう?
これはどういう劣化症状なの?
などなど、メンテナンスを考える参考にしてください♪
【主な外壁の種類 一覧表】
それでは、ひとつひとつ特徴を詳しく見ていきましょう。
今回の記事では、デザイン性の高い建物でおおくみられる「コンクリート」と材質の似ている「ALC」についてご説明します!
①サイディングはコチラ ②モルタルはコチラ ③トタンはコチラ
④ALC ⑤コンクリート
モルタルは「セメント+水+砂」、コンクリートは「セメント+水+砂+砂利」で作られています。コンクリートには砂利が入っているため、モルタルと比べると仕上がりにザラつきがあります。一方、ALCは「珪石+セメント+石灰+発泡剤」などで作られ「軽量気泡コンクリート」とも呼ばれます。コンクリートの一種で、サイディングのようなパネル外壁に仕上げられます。
コンクリートはセメントの比率が高い為モルタルより強度が高く、飛来物などによる傷がつきにくいという特徴があります。気密性・耐久性が高く、固めながら自由に成型することができるためデザイン性の高い建物を造ることが可能です。またセメントは燃えにくいため、コンクリート・ALCともに耐火性にも優れています。
ALCは内部に気泡を多く含むため軽量で、揺れに強く耐震性に優れています。また内部の気泡が音を吸収するため遮音性が高く、同じ理由で熱も吸収するため遮熱性にも優れています。
コンクリートは強度が高い一方で重量が重いため、地盤の弱い土地では地盤強化が必要になることもあります。また押さえる力には強いですが引っ張る力には弱いため、ひび割れや欠損が起こりやすい特徴があります。そして気密性に優れているものの熱伝導率が高いため、寒さには弱いといえます。また成型して乾燥させるため、施工期間も長くなります。
ALCはパネル外壁になっているため、サイディング同様に目地シーリングが施工されます。防水性を保つためにはシーリングのメンテナンスも欠かせません。そして、サイディングやモルタルと比べると価格が高いのも特徴です。
コンクリート・ALCともに水を吸収しやすいため、日当たりの悪い箇所や表面に凹凸のあるデザインでは特にカビや藻が発生しやすい素材です。
(エムアールで施工を賜ったALC外壁の住宅)
【特徴のまとめ】
〇コンクリート
メリット:強度が高い、耐久性・耐火性・気密性・防音性が高い、曲線などデザイン性が高い
デメリット:素材が重い、熱伝導率が高い、吸水性が高い、施工期間が長い
〇ALC
メリット:軽量、耐久性・耐火性・気密性・防音性・遮熱性が高い
デメリット:シーリングが多い、価格が高い、吸水性が高い
【主な劣化症状】
〇コンクリート
欠損・ひび割れ、藻・苔の繁殖、膨れ・剥離 など
〇ALC
目地シーリングの劣化、欠損・ひび割れ、藻・苔の繁殖、退色・変色、雨染み など
劣化症状については過去のブログもご参考にしてください!
→外壁の劣化の種類と対策について
【見分け方】
コンクリートはモルタルに比べて表面がざらざらしているので、手触りで判断することができます。
ALCはサイディングと同じパネル外壁ですが、分厚いため窓よりも外壁材の方が出ていることが多いといえます。
コンクリートなのかモルタルなのか、サイディングなのかALCなのか、判断するのが難しい場合が多いかと思います。
お問い合わせのときに外壁材がなにかわからなくても、もちろん問題ありません!
現地調査でスタッフが確認し、材質や劣化症状・ご予算・ご要望に添った施工をご提案いたします(^^♪
次回は⑥タイルについてご説明します!
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