必見!パミール屋根の対処方法
<屋根材パミール>
パミールとは1996年から2008年に建材メーカー大手のニチハより製造販売された屋根材(スレート)です。
パミールは早ければ7・8年では剥離がはじまり(層状剥離)10年でボロボロになるほど耐久性に大きな問題があり現在は販売中止になっております。
その背景として、当時有害な建材と指定されたアスベストがスレート瓦には使用されており、その代替えとして発売されたのがパミールです。製品開発が急がれており、長期しようの検証が不十分なまま採用されたことが原因と考えられています。
現在もパミール屋根の住宅は多数報告されて、時々報道されて社会問題化しています。自分のお家の屋根材が何を使用されているかかくにんが必要です。メーカーは製造責任は否定しています。
パミールの見分け方として、屋根先は凸凹の形をしており、凸と凹の幅が等間隔になっています。又、屋根材をずらすとパミールの文字が書かれています。それに、販売中止になってから14年ほどたっていますので、その間全くメンテナンスされていなければ、上記に記した層状剥離が確実に起きていますので一目でわかります。不明な場合は弊社にご相談ください。
パミールと認められた場合はできる限り早期に工事を行うことをお勧めします。層状剥離などの劣化を放置した場合、躯体に雨水が入り込み腐食してしまう恐れがありますし、台風などの強風で屋根材が飛ばされ近隣への物損事故や人身事故を招いてしまう恐れもあります。
メンテナンス方法としては、塗装はできません。塗装してもすぐに剥がれてしまいます。金属屋根へのカバー工法か葺き替えのみです。屋根材の状況にもよりますが、撤去・処分費などのコストを抑えられるメリットもありカバー工法を行うのが一般的です。カバー工法とは元々ある屋根の上に新しい屋根を重ねる工法です。屋根が重くなり耐震性を気にされる方もいらっしゃいますが、現在の金属屋根材は軽量にできております。
実際、弊社で施工した現場を簡単にご紹介します。
【施工前】
層状剝離や割れなどが多数見受けられました。
【施工中・施工後】
<ルーフィング貼>
<金属屋根材取付>
<棟板金解体>
<棟板金取付>
<完了>
その他施工中の工程は多々ありますが、省いております。詳しくは弊社までご相談ください。
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