現地調査
7月19日、外壁塗装専門店 株式会社エムアールにお見積りのご依頼を頂き、刈谷市のK様邸へ現場調査に行ってまいりました。
お客様の塗装ご希望の箇所は、外壁と屋根です。築年数はおよそ33年で、2回目の塗装をご検討されていらっしゃいます。
【外壁】
チョーキング現象及び色あせが見受けられました。チョーキング現象とは、塗料に含まれる樹脂成分と顔料が劣化により分離し顔料が元の粉に戻って表面に現れる現象です。外壁表面の撥水効果が薄れています。そのため乾燥しない面の外壁材の反りが見受けられました。
クラックが二箇所ほどありどちらも窓のコナー部分です。
補修はシーリング充填です。
【屋根】
全体的に色褪せが激しく、外壁同様撥水効果が薄れています。
前回塗装した塗膜がカラーベストの重なり部分に入り込んで隙間を埋めてしまっているため、雨水が毛細管現象により中に入り込んでしまいます。そのため縁切り作業とタスペーサーの取付が必要な状態です。
苔の繁殖と塗膜剝離が見受けられました。
【付帯部】
雨樋:チョーキング現象及び色あせが見受けられました。雨樋は塩化ビニール製で劣化が進むと弾力性が失われ少しの衝撃で破損の恐れがあります。塗装し劣化原因の紫外線・風雨から守る必要があります。
雨戸:チョーキング現象及び色あせが見受けられました。次に起きる劣化症状は錆ですのでその前に塗装し守ってあげる必要があります。
帯上にシーリングが打たれており、切れ始めているため補修が必要です。
シーリングは外壁目地・窓廻りともに既存シーリングは打たれておりません。
【総評】
各所劣化が進んでいるため早急に塗装し紫外線・風雨などの外敵から守ってあげる必要があります。
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