現地調査
4月30日、外壁塗装専門店 株式会社エムアールにホームページよりお見積りのご依頼を頂き、 刈谷市のN様邸に現場調査に行ってまいりました。
お客様のご希望の塗装箇所は、外壁と屋根です。築年数はおよそ23年で、2回目の塗装をご検討されていらっしゃいます。N様は8年前に格安の塗装業者で施工されましたが退色やチョーキング、屋根の塗膜の剝がれが気になるということでご相談を受けました。
【外壁】
10年程の耐久性があるシリコン塗料で塗装されたそうですが南面を中心にチョーキングが発生していました。また、外壁材の一部にひび割れが見受けられました。
外壁材のチョーキングは塗膜の劣化の症状ですので塗装を行い、保護する必要があります。
ひび割れは塗料では埋まりませんので補修材の充填が必要です。
【屋根】
カラーベストに塗装された塗膜が剝がれていました。南面を中心にほとんどが剝がれかけており、塗料が密着していない様子がうかがえました。
また、屋根の上に四角に劣化した部分が見受けられました。前回塗装時に足場が載っていた部分の塗装回数が少なく、劣化したものだと思われます。
剝がれかけた塗膜は除去する必要があります。密着していない塗膜の上に塗装を行っても一緒に剝がれてしまうからです。
また、前回塗装時に下塗りが不十分で塗膜が剝がれた可能性が高い防水工法ですがので、通常では1回塗りの下塗りを複数回行って、吸い込みがなくなるのを確認してから上塗り塗料を塗布する必要があります。
【付帯部】
雨樋やモールにもチョーキングが発生していました。
特に南面の幕板は雨水を吸収し、欠けや膨れが発生していました。
充分な下地処理や下塗りが不足した状態で塗装を行ってしまったものだと思われます。膨れや欠け部分の処理を丁寧に行い塗装し直す必要があります。
【鉄部】
雨樋の掴み金物に錆が発生していました。
錆はこのまま塗装を行っても再発してしまいますのでケレン作業(錆落とし)を行い、錆止め塗料塗布後の塗装が必要です。
【防水など】
ベランダ防水には汚れの付着などは見受けられましたが防水層に浮きや切れなどの症状は見受けられませんでしたが紫外線から防水層を守るトップコートに劣化が見受けられました。
防水層の手入れは必要ありませんが、防水層を守るトップコートは塗り替えをおすすめします。トップコートの塗り替えを行う事で良好な状態の防水層を維持することができます。
【総評】
前回塗装時にかなり雑な施工をされていたのが見受けられました。旧塗膜の除去や下塗りの塗装回数の追加が必要となってしまっています。
安かろう悪かろうの工事を行ってしまった典型的な症状でした。
大切なお家を守るための塗装工事、しっかりと施工する業者選びはやはり大切だと思いました。
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