現地調査
3月27日、外壁塗装専門店 株式会社エムアールに3周年イベントよりお見積りのご依頼を頂き、 刈谷市のM様邸に現場調査に行ってまいりました。
お客様のご希望の塗装箇所は、外壁と屋根です。築年数はおよそ20年で、1回目の塗装をご検討されていらっしゃいます。
【外壁:サイディング外壁】
M様のお宅はミサワホームで外壁の素材はサイディング外壁です。
外壁にはひび割れや反り、外壁材表面の剥がれが確認されました。
外壁のひび割れは0.3㎜以下のヘアークラックと呼ばれる微細なひび割れで、特別な処理を行わなくても丁寧な3回塗装(下塗り、中塗り、上塗り)を行えば問題ありません。外壁の反りに関しましては下地木材にビスで固定することで改善されます。そのまま固定してしまうと外壁材が割れてしまう恐れがありますので仮穴を開けて負荷のかからない状態にしてからビスで固定する必要があります。
外壁材の表面の剥がれはパテ材で成型したうえでの塗装が必要です。
【屋根:カラーベスト】
屋根を診断したところ苔が多く繫殖していました。苔は水分を多く含み屋根材の劣化を促してしまいます。
苔は高圧洗浄でしっかりと除去する必要があります。苔が残った状態で塗装を行っても塗料の密着が悪くなり、剝がれてしまう可能性があります。
また、苔を除去すると屋根材の表面の塗膜を一緒に剝がしてしまいます。素地があらわになる可能性が非常に高く、通常の3回塗装では長く塗膜を維持することが困難になります。下塗りを1回ではなく、吸い込みが収まるまで数回下塗りを塗布することで上塗り材が効果を発揮できます。
【外壁目地】
外壁材の繋ぎ目の目地のシーリングはかなり傷んでいて、欠損しています。
雨水の侵入口となっていますので早急な対応が必要です。
シーリング打ち替えをおすすめします。シーリングは止水だけでなく、クッションの役割も果たします。傷んで硬化したシーリング材はクッションの役割を果たしません。既存シーリングを撤去する事で充分な性能が発揮されます。また、シーリングの耐久性は充填量が非常に重要で、充填量が少ないと耐久性に不安が残ってしまいます。既存シーリングを撤去する事で充分なうちしろを確保することができます。
【付帯部】
シャッターボックスや雨樋、鼻隠しなどの付帯部分はチョーキングや退色といった劣化が見受けられました。
付帯部分も塗装による保護が必要です。
ミサワホームのシャッターボックスや鼻隠しは塩ビ鋼板で作られています。
塩ビ鋼板は汎用的な下塗りでは密着が悪く塗膜が剝がれてしまう可能性があります。また、塩ビ鋼板の表面を溶かしてしまい、べたつきが残る事例もあります。べたつきが残るとホコリを吸着してしまい、塗装を行ったばかりでも美観を大きく損ねてしまいます。塩ビ鋼板専用の下塗りの塗布が必要です。
【総評】
外壁や屋根など築20年経過しているということもあり、塗装による保護が必要な状態です。ひび割れや外壁の剥がれなど対処が必要な個所も多くあり、より丁寧な施工が求められる状態です。
M様は20年程の耐久年数をご希望でしたので、ハイブリッド無機と呼ばれる業界でも最長の期待耐久年数が期待できるプランをご用意させていただきます。
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