現地調査
2月25日、外壁塗装専門店 株式会社エムアールにタウンページよりお見積りのご依頼を頂き、 高浜市のS様邸に現場調査に行ってまいりました。
お客様のご希望の塗装箇所は、外壁と付帯部です。築年数はおよそ33年で、3回目の塗装をご検討されていらっしゃいます。
【外壁】
外壁は場所によってサイディング外壁とトタン外壁に分けて施工されています。前回塗装から10年ほどが経ち、チョーキングなどの劣化症状が見受けられました。
チョーキングが発生すると外壁材の防水効果がなくなり雨水を吸収してしまいます。雨水を吸収した外壁材は反りなどの変形を引き起こしたり、錆を発生させてしまいます。新たに塗装を行うことで防水効果が発揮され、部材の劣化を防ぐことが出来ます。
【破風・霧除け木部】
破風や霧除けの木部に塗膜の剝がれが見受けられました。
塗膜の剝がれた箇所は雨水を吸収し、木部が腐食してしまう可能性があります。浮いた塗膜を除去して木部専用の下塗り剤を塗布してからの塗装が必要です。
【霧除け・雨戸】
霧除け天端や雨戸はチョーキングが発生しています。鉄部のチョーキングは錆の前兆です。
塗膜の劣化症状が見受けられますので塗装による保護をおすすめします。
【軒天】
軒天はベニヤ板に塗装されていますが、湿気などでベニヤ板が剝がれてしまっている状態です。
ベニヤ板は薄い板の重なりで作られているため、表面の1枚がなくなることで躯体や部材に大きな影響を与えることはありません。ベニヤ板の交換などを行うことも可能ですが、剝がれかけた1枚を除去して、新たに塗装を行うことで対応可能です。
【総評】
前回の塗装では、以前お勤めされていた会社でお付き合いがあった業者さんに施工して頂いたそうですが、気になった点や意向を遠慮して言えなかったとのことです。お客様に後悔のない塗装工事を行うには、ご意向や気になる点をしっかりとお聞きし、施工に反映させる必要があります。S様のご要望をしっかりとお伺いしたうえでの塗装プランをご提案させていただきます。
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