現地調査
11月19日、外壁塗装専門店 株式会社エムアールに折込チラシよりお見積りのご依頼を頂いた、 知立市のT様邸に現場調査に行ってまいりました。
ご希望の塗装箇所は、外壁と屋根です。築年数はおよそ38年で、2回目の塗装をご検討されていらっしゃいます。T様のお家は15年程前に中古物件として購入されたセキスイハイムのお宅で、購入の際に塗装されたそうです。
【外壁】
セキスイハイムのお家は外壁材の繋ぎ目にガスケットと呼ばれる硬質ゴムパッキンが施工されており、シーリング材はほとんど使われていません。外壁材も一般的なサイディングボードではなく、アルミ合板で作られています。アルミ合板は汎用的な下塗り材で塗装を行うと風船のように塗膜が膨れてしまいます。現状ではチョーキングと退色が見受けられますので、対応が必要です。
外壁材の下塗り材は膜厚を多く付けるタイプの下塗り材ではなく、密着性を高めるシーラーでの塗装が必要です。上塗り材も透湿性の高い塗料での塗装が必要です。
【屋根】
屋根に上がってみると、屋根材を固定するボルトキャップが経年劣化によって朽ちていました。部分的に錆びの発生も見受けられましたので錆び落とし(ケレン作業)を行い錆止め塗料塗布後の塗装が必要です。ボルト部分を保護するためにボルトキャップの再取り付けも必要です。
雨樋の掴み金物にも錆びが多く発生していました。かなり進行していて強度に不安がありますので、交換をおすすめします。
玄関前の鉄柱に腐食による穴が空いていました。玄関ポーチの雨樋が鉄柱内部に組み込まれた構造で、玄関ポーチからの排水が上手くいかずに内部に雨水が溜まり錆びたものだと思われます。
玄関ポーチの排水を改善し、腐食の進行を止める特殊な錆止め塗料(サビシャット)を塗布し、ガルバリウム板金などで穴を防ぐ事で再発防止と美観を向上させることが出来ます。
【ベランダ】
ベランダ下の裏鉄骨にも錆びが多く発生していました。ベランダに敷かれているデッキ材の排水にゴミ等が溜まって上手く排水が出来ずに雨水が想定外の箇所から流れ出てしまい、錆びたものだと思われます。
錆がかなり進行していますので錆落としも電動工具を使い、しっかりと除去する事が必要です。錆が残った状態で塗装を行っても再発してしまうので、丁寧なケレン作業が特に重要となってきます。
【総評】
前回の塗装から15年程が経過し、各所に錆やチョーキングが発生したいました。前回塗装時は鉄部の錆びの処理があまく、外壁や屋根に比べて劣化が進行している状態でした。ケレン作業を疎かにすると部材の交換や特殊な補修が必要となってしまいます。ケレン作業は地味で時間のかかる作業ですが、数年後に違いが出る非常に重要な作業です。長く安心して暮らせるお家にするためには丁寧な施工が重要になります。
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